みなさんこんにちはこんばんは。ツバメです。
色々ありすぎた2020年もいつの間にか暮れてしまうということで、音楽を振り返っていきます。
今回の記事は下半期特化版で上半期にやったこれの続き的なものです↓
ということで下半期好きなアルバム&好きな曲について語っていきます。
これはランキングというよりは「10個選んでみました」感が強いです。(でも後ろに行くほど愛が強くなっていく構造です)
➀
ヤユヨ/ヤユヨ
モヤさまのEDで流れていたのをきっかけに知った新進気鋭のスリーピースロックバンド。現役大学生らしくてびびりましたね…。
王道ポップロックみ溢れるエネルギッシュなメロディがとても好みでした。
EPとしての完成度がはちゃめちゃ高いのでSHISHAMOとかyonigeとかの系統が刺さる人には漏れなく刺さるのではないでしょうか。
推し曲:いい日になりそう
②
朗らかな皮膚とて不服/ずっと真夜中でいいのに
安定感抜群の美しい旋律に襲われる感覚が心地よかった。
秒針を噛むからブレることなく一貫してこのタイプの曲を奏で続けているのが良いですよね。洪水寸前の音数がギリギリのバランスで駆け抜けていくタイプのポップソングはやっぱりもれなく好きになってしまいます…。
最近リリースされた「暗く黒く」「勘ぐれい」「正しくなれない」のどれも好き。次なるアプローチも楽しみにしています。
推し曲:低血ボルト
③
Sensation/POP ART TOWN
iPhoneのミュージックの「見つける」欄で偶然の出会いをしたバンド。こうやって良い音楽との僥倖が起こってしまうサブスクには頭が上がらんですね。
綺麗な音像で、おしゃポップな曲に囲まれていて幸せになれます。酒悦なメロディに浸り放題な作品だった。
ベースが働きまくるタイプの曲が多いのでリズム隊ばっか聴いてしまう人にもおすすめ。要所要所で楽器陣が畳みかけてくる曲が多いのが楽しいを助長していて最高です。
推し曲:センセーション
④
HOLIDAY/MASH BROWN
Twitterでこのバンドの他の曲を褒めちぎっている人がいたのを見かけて聴いてみたアルバム。こちらも思いがけぬ良い出会いになりました。
起承転結の綺麗さが本当に凄い。一つの作品としての満足感がとても高く味わい深いEPでした。
1曲目の最初の1秒だけUNISON SQUARE GARDENの「オーケストラを観にいこう」を味わえるので普段からこのブログに遊びに来てくれるユニゾン界隈の方々にもぜひ聞いてほしいです。↓
エクスプローラーもハイパーいい曲だけど、個人的にはYongStarみたいなポップど真ん中をアクセル全開で突っ走っていく感じの曲が最高に刺さるんですよね。
推し曲:YongStar
⑤
おいしいパスタがあると聞いて/あいみょん
1曲目「黄昏にバカ話をしたあの日を思い出す」からはあいみょんがあいみょんたる所以を感じさせ、ド頭から最高な感情になってしまう名盤。
「ハルノヒ」や「さよならの今日に」「空の青さを知る人よ」等、名曲のオンパレードでその間に挟まるアルバム曲も最高で埋め尽くされている。
筆者の好みは「マシマロ」。短くて軽快で爽やかで、あいみょんのアルバムの中に置いては他の曲とのメリハリをつける意味もあって最高さが際立つような気がしています。
推し曲:マシマロ
⑥
STRAY SHEEP/米津玄師
もはや暴力的と言ってもいいくらいの充実のラインナップを誇る大作。
あまりにボリューミーなので最初の内は聴けども聴けども脳みそが処理落ち気味でしたが、徐々に咀嚼できるようになっていきました。
語彙がないので、アルバムの流れの側面の話をしようとしても、「どれもつよい」に集約されてしまうのですが
Lemon→まちがいさがし→迷える羊の流れは絶品ですね。どこにケチがつけられようか。
そんなド名曲の応酬の中で筆者が特に好きなのは「TEENAGE RIOT」
こういう疾走感ある曲はどうしても贔屓してしまいますね…。
推し曲:TEENAGE RIOT
⑦
This is 嵐
これまでのキャリアで築き上げてきた多彩なバリエーションの楽曲と、失われずに輝きを増し続けるポップさがこれでもかと詰め込まれている一作。
ソロ無しの11曲で完結性が高く、めちゃくちゃ聴きやすい。それなのにメッセージ性もめちゃくちゃ強くてちゃんと心を持っていかれてしまう最高のアルバムでした。
まさに”これが嵐”と呼べるような集大成の作品になっているのではないでしょうか。
基本的に筆者はポップな曲が好きなので1-3曲目の暴力ポップゾーンと4-7の聴かせゾーンが終わったあとに迎えるBRAVEのカタルシスが好きです。
エンディングへ向かっていく転換点という流れで聴くBRAVEは泣けます。
推し曲:SHOW TIME
⑧
2020/a flood oh circle
ロックバンド、やっぱり最高だよね。そう言わざるを得ないアルバムでした。
1-3曲目は“フラッドらしさ”の塊だし、要所要所に配置されるバラードがどれも名曲で心を揺さぶってくる。
そしてポップ大好き筆者的にはSuper StarやWisky Poolのような軽快な曲も忘れずに推しておきたい。
でもやっぱりこのアルバムの象徴するのはRollers Anthem。
ロックンロールに服を着せたような人間佐々木亮介が「誰が何と言おうとこれをロックンロールと呼ぼう」とか歌ってしまうの本当にズルいですよね。
「間違うことは間違いじゃないぜ」と聴く人を救ってしまうようなキラーフレーズが散りばめられた最高の1曲でした。
推し曲:Rollers Anthem
⑨
synonym/パスピエ
多彩と多才が極まった傑作。「まだら」や「OTO」などの近年のパスピエらしさを象徴するようなド級の技巧派曲に加えて、「Q.」や「プラットフォーム」などの疾走感と爽やかさに満ち溢れるポップアンセム(既存曲で言うところのS.Sやトキノワ路線の曲)まで大充実のラインナップ。
ポップ大好き人間にはどうしても刺さってしまう作品でした。
女声VO.バンドという括りで2020年を総括すると上半期はTHE PARK/赤い公園、下半期はこのsynonym/パスピエがマイベストでした。
推し曲:プラットフォーム
⑩
Patrick Vegee/UNISON SQUARE GARDEN
聴いて楽しい、(歌詞を)読んで楽しいの大渋滞で大満足のアルバムではないでしょうか。
本来点と点である曲と曲が歌詞のリンクによって一つの線になって形をなす美しさ(面白さ)をはじめとした「アルバム」としての完成度の高さはこのPatrick Vegeeが図抜けていたと思います。(110%の贔屓目)
自他ともに認めるライブバンドであるところのUNISON SQUARE GARDENが最も重きを注いでいる「流れ」や「繋ぎ」といった部分がこれでもかと具現化されているのが最大の特徴。
自称「なんかグチャっとしたアルバム」であるが、「グチャ」の裏側にはこのバンドの多才さが潜んでおり、前述した繋ぎを含めて1周では聴き足りない感覚に襲われる。
どこまでもロックバンドに飽き足らないUNISON SQUARE GARDENの16年目のモードが如実に反映されており、例えそれが物好きでなかったとしても一度深みにハマると抜け出せなくなるアルバム。
推し曲:101回目のプロローグ
入れるか迷ったやつ
ヨルシカ「盗作」
オレンジスパイニクラブ「非日常」
BIGMAMA「Snow Motion」
ストレイテナー「Applause」
などなど
ちなみにPatrick Vegeeについてはこっちで語り倒しています(約1万字超えなのでお暇なときに…!)
このPatrick Vegeeのブログ、どうやら毎日のようにアクセス頂いているようで、本当に嬉しい限りです。
「面白かったです」的な感想も多々頂いてめちゃくちゃ元気になれました!
好きなものを好きって発信したり、良いものを良いって発信するのってとても楽しいのでこれからも続けていく所存でございます。
ということで、ここまで2020年下半期を象徴する10作品を紹介してきました。
ざっと10選振り返るとまぁ偏りが凄いような気もしますが、今はそういう耳なのです。
好きな音楽を語るためのブログなので好きなバンドを贔屓してしまうのはご容赦くださいませ。
何年かあとにこの記事見返してみたいですね…。
年間まとめについてはまた別の記事で語っていくのでそちらもぜひお楽しみに!
てことで今回はこの辺で。
お読みいただきありがとうございました。
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