タイトルの通り2020年上半期によく聴いていた曲、良かった曲を色々紹介していくタイプの記事に挑戦してみます。
あんまり広い範囲をカバーしきれていないしかなり自己満な感じですが、お付き合いください。
この手の記事書いたことないので、とりあえず良かったアルバム10選+番外編+上半期ベストのアルバム1枚という形でお届けしてみます。
では。
➀White White/XIIX
とりあえず2020年1月の目玉はこれかしら。UNISON SQUARE GARDENでの振る舞いからは想像もできないようなアプローチがふんだんに盛り込まれていて、斎藤宏介さんのポテンシャルお化けっぷりが遺憾なく発揮されています。
推し曲→Saturday
②CEREMONY/King Gnu
2019年の爆売れバンド。曲間の秒単位の調整が心地よく、聴きやすいのにインパクトに残る凄いアルバムだった。
一か所言及しようとするとその前後にも言及しないとアルバムに申し訳なくなるので、一か所をピックアップして語るのが難しい。
本当に全体の構成が良いので、アルバム単位で音楽を楽しむ人にはたまらないと思う。
推し曲→小さな惑星
③SODA POP FUNCULUB 3/サイダーガール
ポップ大爆発でドストライクでした。もっと語られてほしいバンドであり、もっと語られてほしいアルバム。
飛行船やクライベイビー、週刊少年ゾンビみたいなポップ曲が大好物。
推し曲→飛行船
④SHISHAMO6/SHISHAMO
これもいい作品だったな。忘れてやるもんか→ハネノバシの繋ぎは必聴。
どんどん表現の幅が広がっていくのが伝わってきて最高。
早くもSHISHAMO7が楽しみになる。
推し曲→真夜中、リビング、電気を消して。
⑤Shiny land/坂口有望
今年初めて存在を知りましたシリーズ➀
テレビアニメ「ランウェイで笑って」を見て初めて知ったんだけど歌良し、サウンド良し、おまけにルックスよしのスーパーヤングミュージシャンでした。
LIONがめちゃめちゃカッコいい。アレンジャーがLiSAの紅蓮華やいきものがかりブルーバードを手掛けた江口亮さんという方。
このアルバムには収録されていないけど、「musician」という曲は我らがオンドラムスタカオスズキがドラム叩いているそうです。コード進行がユニゾンのポップ曲で使われてるのと同じパターンの曲なのでこのブログ読んでくれる方々にも刺さる気がします。
LIONやmusicianのようなアッパーチューンも良いけど、個人的に刺さったのはWALKの緩やかで温かい雰囲気。
推し曲→WALK
⑥ストリーミング、CD、レコード/ゲスの極み乙女
いろんな角度から音楽偏差高さで暴力を振るってくる系最高アルバム。
あっという間に完走できる聴きやすさが最高。
「私、間違うことでしか人生の針を正しくは使えないの」
「私以外も私」「キラーボールをもう一度」などなど
メタ要素豊富でやっぱり川谷さん侮れないわ。
推し曲→密と遠吠え
⑦HELP EVER HURT NEVER/藤井風
今年初めて存在を知りましたシリーズ②
ツイッター見ながら何気なくTLに出てきたところを聴いてみたんだけど、とても良かった。優しさと渋みとセクシーさが奇跡的な配合されてるって印象。
正直まだあまり詳しく知らないので今後のリリースを楽しみにしたい。
休日の朝に最高にマッチする爽やかさもあるので、ぜひ土曜の朝に聴いてほしい。
筆者のここ最近の土曜朝は毎週藤井風から始まってます。
推し曲→罪の香り
⑧MATOUSIC/竹内アンナ
こちらも今年初めて存在を知ったシリーズ③
筆者の1歳下の世代でドン引き(褒めてる)。
こんなにも大人な雰囲気出せるのに年下マジか...。
聴いてるだけで身体が軽くなるような爽やかで軽妙なポップアルバム。
藤井風同様、耳から休日のような幸福感を引き込んでくれる最高のアルバムだった。
推し曲→I My Me Myself
⑨STYLE/鬼頭明里
最初は正直UNISON SQUARE GARDEN田淵智也×パスピエ成田ハネダ×やしきんの夢のようなコラボレーションが実現した「23時の春雷少女」目当てだったが、アルバム全体もめちゃくちゃ良かった。
23時の春雷少女はマジで全人類聴いた方がいいよ?
他の曲だとDesire AgainやFly-High-Five!が特に好み。
推し曲→23時の春雷少女
⑩THE KEBABS/THE KEBABS
これを語らないわけにはいかない。
テイスティーでライブバンドなスーパーミュージシャンたちの1stアルバム。
尺や曲順、曲間の繋ぎなど細かな拘りが本当に心地よい。アルバム&ライブを高い次元で両立させているのは流石すぎる。
すごいやばいというタイトルから繰り出される「通り雨が挙って歌う」って歌詞だったり、恐竜あらわるのアホさだったり、ホラー映画を観にいこう→メリージェーン知らないの爆発力だったり、枕を変えたら眠れないの大団円感だったりと最高ポイントが多すぎたね。
やっぱり田淵智也さんには抗えんという結論。でも一番好きなのはピアノのある部屋でみたいなポップさがある曲なんだよな~。
推し曲→ピアノのある部屋で
さて、ここまでで10選。
いかがだったでしょうか。改めてブログにまとめると自分の好みがハッキリしてて面白いね。
終わる雰囲気出してるけど、もう少しだけ続きます。
まずは番外編2つ。
DREAMY-LOGUE/DIALOGUE+
田淵智也Pが大暴れに次ぐ大暴れをしている、8人組声優ユニットによるミニアルバム。
個人的に一番好きなのは「好きだよ、好き。」です。
オンラインライブ都合付けられなくて観られなかったのほんとごめんなさいって感じです。
曲調やらサウンド以外にも企画進行のスピーディーさとかあらゆる面にPらしさが滲み出てるのも良いよね。
8人による”かくめい”今後も楽しみにしています。
星がはじまる/Argonavis
田淵智也大暴れシリーズ②
肝心要のコンテンツとArgonavisに関する知識が無なので、好きな人に申し訳ないけど本当に良かった。
星が始まるはオリオン、リニアブルー、桜のあと期のユニゾンっぽい爽快なメロディラインが特徴。
What-if Wonderland!!は四捨五入したら10% rollでしょみたいなキメ方が入ってて聴いていて楽しすぎる。
“田淵曲”が好きな人は間違えなく虜になるでしょう。
特にWhat-if Wonderland!!は
”常識も重力も忘れることから始めよう”とか過去の提供曲の中でも群を抜いて本業に近い歌詞が刻みこまれている感がある。
あと”世界が始まる音を響かすよ僕ら”とかいう某ナントカ・ワルツみたいな歌詞が好きすぎる。
Steady Goesもキメッキメでカッコイイ。(こちらだけ作曲廣澤優也(HANO)・青木宏憲(HANO) 作詞中村航)
3曲でおなか一杯になれる有能シングルでした。
最後は上半期最高アルバムの紹介です。
THE PARK/赤い公園
1-4曲目まで多様なアプローチで畳みかけてくる掴みもばっちりだし、unite、ソラチネと抜け目なく名曲が並ぶ構成が圧巻。
7曲目のchiffon girl feat. Pecoriでちょっと曲の雰囲気が変わり、最後まで飽きずに聴き入ることができる。
中でも夜の公園は上半期聴いた曲で1番良い。本当に圧倒的に好き。
メンバーによる解説でも言われていたように、聴くだけで世界に連れていってくれる曲。
(隣り合っているけど永遠に重なることはない)「並ぶブランコの距離がもどかしい」が本当に綺麗な言い回しで好き。
イラストでは男女カップルの話みたいに描かれていたけど、個人的には同性どうしの恋が歌われているんじゃないかなって思う。
その方が「私じゃだめですか?」の意味とか深みが変わってきません?
これだけPVで。
全体的にベースラインが良い。中でも落ちサビのベースは筆者の性癖ど真ん中。
夜の公園→曙は2曲で1セットみたいなところがあるのでぜひアルバム全体でも楽しんでほしい。
解説はこちら
https://www.akaiko-en.com/thepark/
これ読んでからKILT OF MANTRAが一気に泣き曲に変わったよね。
解釈の余地を与えてくれるパターンも良いけど、こういう作成秘話や意図がきちんとした形で届くのも良いね。
以上!上半期の筆者を支えてくれた全13作品を紹介しました。
(今回は各アーティストのバックグラウンドまで把握しきれていないので、何か変なこと書いてたり読み手の皆さまを不快にさせていたら申し訳ない限りです。)
てことで、下半期もたくさん音楽聴いて生きていくぞ~~~。特に最愛のロックバンドのアルバム楽しみだよね。
気が向いたらまたこの企画もやってみるのでよろしくです。
それでは今回はこの辺で。お読みいただきありがとうございました。