去年あんなにハイペースで文章書いてたのに今年はこれが初投稿です。あけましておめでとうございます…
正月休みは遊びまくり、仕事が始まったと思ったら連日の残業残業、、気づけば1月が終わりそうで困っています。月日が経つのはやすぎて怖いですね…。
時の流れに負けないように頑張るので、皆さま今年もよろしくお願いします。
てことで遅すぎる年始の挨拶を済ませたので、恒例のセトリ予想をやっていきます!
昨年のライブは演奏する可能性のある曲がある程度限定されていたり、ライブの時間が普段より短かったりと何かと特殊な条件が付いて回っていました。
しかし、今回はその類のものがほとんどないのが特徴です。そして久々のフル尺ワンマンということで20曲程度演奏することが予想されます。
よく喋るブログで公開されたヒントは「Phantom Jokeのシングルツアー的な感じで考えようかな」というもののみ。
最近のシングルツアーでいうとOne roll, One romanceのような雰囲気のセットリストになることが予想されます。
「のような雰囲気」ってのはざっくり言うと「コンセプトが明確にあって、それに見合うキーワードを持った曲がセットリストに入ってくるんじゃないかな」という感じ(ざっくり)
もう少し噛み砕いて説明すると、
「軸になる曲(シングル曲/リード曲等)と共通項となるフレーズを持つ曲が多く入ってくる」っていうもの。
例えば
roll(回る):ノンフィクションコンパス(ぐるぐと回る物語)
romance:メカトル軸探検隊(見たこともないラブロマンス)
town(街):kid, I like quartet(この街が幸せになって)、クロスハート1号線(まだこの街を嫌いにならないのは)
神様:僕らのその先(神様となら昨日話してきたけど)、23:25(浅きゆめみし神の力で)
・・・長くなるので以下割愛!(大体伝わっているでしょうか…?)
こういう観点で今回もPhantom Joke、ぼくたちのしっぱい、mouth to mouse(sent you)を解析していきたいと思います。
そしてこの「コンセプトに沿った曲が入ってくる」という予想の仕方ですが、もちろんツアータイトルである「Normal」についても同様にやっていきます。
これは連想ゲーム的な感じで、
「ノーマル:普通、通常、正常、標準、基準...」とノーマルに似ている意味の単語、ノーマルに繋がりそうなワードを出してその言葉が含まれる曲を探していくというやり方。
これやっていて一番「繋がった?!」ってなったのは
ノーマル、標準、基準、、、当たり前、常識という流れで作詞作曲おじさんが良く使う「常識」という言葉と結びつけられた瞬間でした。
「常識」という言葉とUNISON SQUARE GARDENの関係性を考えてみると、
「そうやって世界の常識がひっくり返るのを待っている」(水と雨について)とか
「君が満足そうに抱える常識を徹底的に壊して」(アトラクションがはじまる)やら
「君が持ってる常識なんかガラクタなんだよ」(fake town baby)と
これでもかと常識に対して好戦的なスタンスを取り続けています。
もっと言えば今回のツアーで主軸になりそうなPhantom Jokeにも
「正体不明の引力が常識をかき乱す引き金を引いてしまうから/常識をかき乱しても抗うのをやめない」
というフレーズが入っており、この言葉からただならぬキーワードの気配を感じてしまいます。
そして社会的に見ても「常識」という言葉は、この一年であちこちから「当たり前が変わった」とか「これまでの常識は通じない」とかみたいな使われ方をするようになりました。
そうやって常識と向き合ってきたバンドが、常識が変わりつつあるこんな社会で、
敢えて「Normal」を掲げて、普通のロックバンドとしてライブツアーに出るというのが今回のツアーの根底にある深読みポイントなのではないでしょうか。
ということで今回注目したのは以下2点。
➀「Phantom Joke、ぼくたちのしっぱい、mouth to mouse(sent you)」との共通項を持つ曲
②「ノーマル(普通、正常、基準、常識等々)」を連想させる歌詞を持っている曲
ここをベースに他の色々な要素もかき集めて妄想してみました。
だいぶ長い前置き失礼いたしました、以下が予想セトリです!
01.弥生町ロンリープラネット
02.天国と地獄
03.10% roll, 10% romance
04.スロウカーヴは打てない(that made me crazy)
05.Catch up, latency
06.マジョリティ・リポート(daring, I love you)
07.シューゲイザースピーカー
08.Dizzy Trickster
09.黄昏インザスパイ
10.ぼくたちのしっぱい
11.デイライ協奏楽団
12.シャンデリア・ワルツ
13.夢が覚めたら(at that river)
ドラムソロ~セッション~
14.アトラクションがはじまる(They say call it "No.6")
15.カウンターアイデンティティ
16.Phantom Joke
17.23:25
18.春が来てぼくら
en1.僕は君になりたい
en2.mouth to mouse(sent you)
en3.オトノバ中間試験
ということで、なぜこの並びなのかざくざく語っていきます
01.弥生町ロンリープラネット
→ノーマル≒日常という解釈から、
「日常が生まれ変わる そんな冬の終わり」と結び付けての選曲。
1曲目に置いたのは、もう一つややこしい深読みと意図を込めているため。
というのは、
➀このツアーの後、4月に開催が予定されている「Spring×3の再現ライブ」=「僕らの春」と見立ているのではないかという深読み。
(ex:One rollアンコールラストシャンデリア・ワルツ→MMM「わからずやには見えない魔法をもう一度」的な)
②なので、それの伏線として今回のツアーで春が来てぼくらを本編ラストかアンコールラストに置くのではないかという深読み。
③そして、春が来てぼくらを使うなら、弥生町ロンリープラネットもセットで持ってくるんじゃないかという深読み。
④でもラスト春が来てぼくらで、その前に弥生町ロンリープラネットを置く光景はあんまり思い浮かばないな、
→じゃあ1曲目弥生町ロンリープラネット、本編ラスト春が来てぼくらでセトリを挟み込めばいいんじゃないか?
という流れでこの位置に置きました(ここまで一息)(オタク特有の早口)
Normalツアーは時期的な側面から見て
【”僕らの春”に至るまでの物語】≒【弥生町~春が来てぼくらに挟まれるセットリスト】なんじゃないかなと勝手に解釈して、セットリストを組んでみました。
02.天国と地獄
→Who is normal in this show?という詞から今回のセットリストで大事な位置に来そうだなという解釈をしている曲。
Phantom Jokeとセットで終盤ブチ上げ枠に収めるのもいいけど個人的には2曲目推し。
いつもワンマンで2,3曲目にライブ定番曲を置いているという傾向と、そのローテーション的に天国と地獄がその役にハマりそうな気がしている。
03.10% roll, 10% romance
→キーワードとして挙げた「常識」を含む曲。
「善も悪も笑止 like 常識の坩堝 一方通行の眼鏡じゃ嗤われちゃうぜ」とややこしい歌詞ですが、ざっくり言えば「善と悪が笑っちゃうくらい入り乱れてるけど、偏った見方してちゃだめだよ」的な意味だと解釈してます。
これってPhantom Jokeの「善々悪々も審議不能になる」で歌ってることと半分被ってるよな~というところからシンパシーを感じたのでセトリに突っ込みました(やや雑)
天国と地獄同様、そろそろ序盤の演奏がされそうな気がするのでっていうのも込めて3曲目とした。
04.スロウカーヴは打てない(that made me crazy)
→「You may doubt ”Rock festival”」「腕は上がんなくちゃなわけがない」等々、昨今のライブシーンにおける”ノーマル”に一石を投じている曲!
と強引にこじつけてみたけど、どちらかというと「セトリおじさん贔屓曲っぽいからやるだろうな~」という直感の方が強い。
でも「自由に楽しんでいってください」からこの曲聴きたくないですか???
ちなみに10% rollと「テイクミーアウト」という共通フレーズがあるので地味に3-4曲目にもリンク要素があります。
05.Catch up, latency
→弥生町→春が来てぼくら、夏影→Phantom Jokeを披露済みなのでこの2曲もセットでアルバムツアーより前にワンマンで披露するんだろうなというメタい読み。
ノーマル要素はいまいち感じとれてないですが、ここは繋ぎが大事なところなので寛容であってください…。(逃げの姿勢)
06.マジョリティ・リポート(daring, I love you)
→「ノーマル→標準≒多数派?」というやや心許ない連想から選んでみた。
この曲は「少数派である私」が「マジョリティ(世の中におけるノーマル?)」を歌っているというなんともユニゾンスq…的な曲なので「ノーマル」を掲げるセットリストにマッチしそうな気がしている。
セットリストの流れとしてはスロウカーヴ→Catch up, latencyで一回流れが止まって、Dr. Izzyの時のようなオシャセッションからこの曲に入っていくというイメージ。
真ん中のセクション(4~9曲目)が長尺なのでここで一息つけるというのもイメージしている。それっぽさ is 大事。
07.シューゲイザースピーカー
→マジョリティとDizzy Tricksterを繋ぐ役割としてこの曲を選んだ。
マジョリティ「最新版のヒットソングも良く思えないから」
→シューゲイザースピーカー「どんなヒットソングでも救えない命があること言いかげん気付いてよねえ、だから音楽は今日も息をするのだろう」
→Dizzy Trickster「みんなが大好きな物語の中じゃ呼吸がしづらいんだね/あなたの世界で息をさせて」
→黄昏インザスパイ「相変わらず息をしてる」の歌詞リレー完璧じゃないですかね?!
厳密に言うとノーマル要素は薄目だけど大目に見てくださいシリーズ。
08.Dizzy Trickster
→「ノーマル:正常」と解釈したら「依然体制異常なしだなんてわがままが芽生えたんだ」と繋がるんじゃないかとこじつけての選曲。
アルバム2曲目でMMM、MMMEで良い位置(セッション後、アンコールラスト)を担ってきたが、それ以降披露がなく、そろそろ演奏するんじゃないかなというメタい考えも孕んでの予想。
あとPhantom Jokeにこじつけて「一蓮托生なんで”冗談”」という歌詞があるのもプラスポイント。
こういう情勢だからこその「席はちゃんと空けておくから」や「この高揚感は誰にも奪えない」が染み渡りそうな予感。
09.黄昏インザスパイ
→「ノーマル:基準」と解釈すると「正解基準なんてないしさ僕も知らないから君が決めなよ」という詞をリンクするんじゃないかと考えての選曲。
そして前述の歌詞リレーをやりたかったのも選曲理由。
この位置、この流れに置いたのはDizzy Tricksterと組み合わせて最近流行りのアップテンポな曲からバラードへ飛び込む流れの作り方を模倣してみたかったというところ。(ex:ギャクテンサヨナラ→僕は君になりたい/世界はファンシー→君はともだち)
10.ぼくたちのしっぱい
→Phantom Jokeのカップリング曲ということは演奏されるだろうと楽観的な推測での選曲。
黄昏インザスパイ(黄昏時)→「捻じれた”夜空”では安いなぐさめがはびこる」という時系列を意識してこの並びとした。Dizzy-黄昏-(暗転)-ぼくたちのしっぱいという流れをイメージしているんだけど、ここの流れマジで良いので是非プレイリスト作って再現してみてください…。
黄昏インザスパイ「正解基準なんてないしさ僕も知らないから」→ぼくたちのしっぱい「どうせ失敗はするだろうから」も良い繋がりですよね?!
そしてここからは黄昏~捻じれた夜空と繋がった流れを「ほっといてなんだか眠たいよ」という歌詞から「眠り」を軸に後ろに繋げていった。
11.デイライ協奏楽団
→「あぁもう寝そう」を取ってこの位置に置いた。
直近の演奏は2018年のMMMツアー。そろそろ演奏してもいい頃合いな気がするしバラードゾーンからアップテンポな曲へ行くための緩衝材的な役割に適任な気がするので。
12.シャンデリア・ワルツ
→「チクリ 時計の針が時計だけじゃなく心も指していくような気がするから眠れない夜
ふわり それでも漂うまま眠り 気づけば朝が来る…」
という情景描写がこのセットリストの流れにピッタリなのでこの位置に置いた。
デイライからシームレスに繋がるのもアツいし、デイライのアウトロアレンジや、シャンデリアのイントロアレンジセッションが付く流れもアツいよね。
13.夢が覚めたら(at that river)
→「気づけば朝が来る≒夢から覚める」や「時計の針を止めて目を閉じたのに」というフレーズからシンパシーを感じるシャンデリア・ワルツと繋げてみた。
未だにライブで披露されていない曲だが、Patrick Vegeeのツアーより前に演奏してくれるんじゃないかという期待と邪推の入り混じった感情を込めて選んでみた。(それもめちゃくちゃおいしい位置)
☆ドラムソロ~セッション~
ここからドラムソロに入って終盤のブチ上げゾーンに突入していくイメージ。
ライブが無さ過ぎて久しくオンドラムスタカオのドラムソロを生で拝めていないので早くあのドラムを爆音で浴びたいよね…。
14.アトラクションがはじまる(They say call it "No.6")
→セッションから繋がる曲はこれ。
冒頭に記したように「ノーマル:常識」と解釈するなら「君が満足そうに抱える常識を徹底的に壊して」という歌詞は一番輝くところに置きたくなるよね、というのが理由。
やはり「UNISON SQUARE GARDENと常識との関係性」を最も明確に歌っているのがこの曲だと思う。
前回のon the SEATが「世界(世の中)と仲良くする」を隠れたテーマにしているように感じたので、
今回こうして「世の中のノーマルに抗う(UNISON SQUARE GARDEN/ロックバンドとしてのノーマルを貫く)」をテーマにしたセットリストになっていたら激アツいですよね。(文脈のオタクなので…)
15.カウンターアイデンティティ
→アトラクションの最後のキメからシームレスに繋がるイメージでこの並びにした。絶対かっこいいよね。
「どうにも尋常普通じゃいられない」と、数少ない「普通」という歌詞を持つ曲なのでどうしても目立つ位置に持ってきたかったのが選曲理由。
最近あんまりやらない曲だけど、今回は聴けると信じています…。
16.Phantom Joke
→今回のツアーの主役曲で16thシングルなので16番目に置いた。カウンターアイデンティティの流れから刺々しさを残して繋がるの、なんか良さそうですよね。
「少し黙ってよ」と「冗談じゃねぇよ」にもどことなくシンパシー感じちゃう。
17.23:25
→Phantom Jokeとの歌詞繋ぎでこの位置。
「だからこの空の先を見たい」→「未だかつてない未定の空模様 千に一つの確立で幻(Phantom)」
このセトリの流れだとPhantom Jokeの後ろにポップでライブ終盤を飾れるような強い曲を置きたいのでライブ主力曲のなかからPhantom Jokeとリンクしそうな曲を探してこの曲のこの詞にたどり着いた。
18.春が来てぼくら
→本編ラストは1曲目弥生町ロンリープラネットの項で語った理由から春が来てぼくら。
弥生町ロンリープラネットにも言えることだけど、Hatch I needや101回目のプロローグがいるPatrick Vegeeのツアーで弥生町や春が来てぼくらを1曲目やラストには置きにくいような気がするので、この機会にこういう良い位置置くのはけっこうあり得るような気がする。
前回on the SEATツアーのような綺麗な締めくくりを引き継ぐイメージ。終盤にオーケストラを置いたin the HOUSE2然り、こういう構成がセトリおじさんの中でのトレンドなんじゃないかなぁという深読みも込めている。
en1.僕は君になりたい
→「普通じゃないは普通だよ」のフレーズからこの曲を選んだ。
15周年でたくさん演奏したカップリングなので演奏するか怪しいような気はするけど、大晦日に不意打ちピストルギャラクシーが爆誕していたのできっと演奏するよね(楽観視)
バラードゾーンに置いてもいいんだけど、このセットリストの中だとアンコール1曲目が適任だと思うのです。ちなみにこれは勘です。
en2.mouth to mouse(sent you)
→今回の数少ない演奏が確実視されている曲。
アンコールのMCの最後に「今日は楽しかったです。UNISON SQUARE GARDENでした!」と言ってこの曲に入っていくイメージ。この曲のサビはアンコールに相応しすぎると思うんですよね…。
最近のアンコールは
無言で1曲目演奏開始→ちょっと喋る→2曲やって締めるという流れなのでそれを模倣してみた。
en3.オトノバ中間試験
→「さよならが聞きたいんじゃなくて また会えると言ってほしい」→「see you!」で締める流れ本当に天才だと思うんですがいかがでしょうか。ご査収ください…。
本当にそれだけの理由でここに置いてみたので他の曲のような掘り下げ事項が思い浮かんでいないのだけどこれもまた大目に見てください。
でもラストこの曲でベースの人とギタボの人がひっちゃかめっちゃかやっていくイメージはなんとなーく目に浮かびますよね??(2番のBメロとか特に)
という感じで全21曲構成の予想といたしました!今まで以上に全部の曲にそれなりの選曲理由を付与できたのが達成感アゲアゲなポイントですね。
いつもそうだけど、予想というよりは「自分ならこうする(こうしたい)」を積み上げたものになっております。今回もいい妄想ができて楽しかった~。
いつにも増して妄想の濃度が高めなので蓋を開けてみたら掠りもしなかったいみたいなことは存分にあり得そうな気がしますが、セトリ予想は当たった喜びはさることながら、想像もしなかった曲やその繋ぎとかアレンジが披露された時の「なんじゃそりゃー!」が楽しいので問題なしです。(笑)
筆者は幸運にも神奈川公演に参加させていただく予定なので、答え合わせはそこですることになります!
はやく生のバンドサウンドを浴びたいですね…あまりにも生活に音が足りていないので…。
そんなこんなでまだまだ厄介な日々が続きそうですが、なんとかやり過ごしていきましょうね。と、雑に締めくくって終わろうと思います。
お読みいただきありがとうございました!