みなさんこんにちは、ツバメです。
好きな曲をまとめる記事も今回で3本目。日を追うごとに音楽が好きになっていって聴く曲が増えるからまとめるのがどんどん難しくなっていくけど、自分用の記録として残したいし誰かの何かのきっかけになればと思い今回もやっていきます。
アルバム10選+EP5選+楽曲10選という流れでやっていきます。
各編奥へ行けば行くほど好き(刺さり)度高めな作品になっているという構成なのでその辺抑えて置いていただけると幸いです。
ということでまずはアルバム編から!
アルバム編(表記:作品名/アーティスト名)
Sunny!!/P丸様。
実態が良く掴めてないまま音源どんどん好きになちゃったシリーズ➀
筆者はP丸様。のこれまでの活動に関しては全くの無知ですが、単純にめちゃくちゃ良い曲が散りばめられた良いアルバムでした。
クリープハイプ尾崎世界観作詞作曲の「ならばおさらば」やかいりきベア作詞作曲の「メンタルチェーンソー」が特に刺さったな。
夜行秘密/indigo la end
1曲目「夜行」を聴くだけで「あ、これはいいアルバム来ちゃったな」ってなるタイプ。
多彩な音が多才に編まれていて聴いてて飽きないし浸りに浸れるのがよかった。
ビバラでアルバム曲いくつか聴けたおかげでより脳に刻まれるアルバムになったのでやはりライブには行くべき。
find fuse in youth/崎山蒼志
多方面から天才と称されるだけあって流石の構成力で素晴らしかった。やはり良い曲が良い順に流れて飽きないアルバムというのはそれだけで尊いものだなとなる。
「花火」が一番好き。あと最後の曲でアルバムタイトル回収する系のアルバムは大体すきになっちゃう。
アイラヴユー/SUPPER BEAVER
「この人たち相変わらずね」が続くだけでバンドって成り立つんじゃないかなとすら思ってしまう。そんな相変わらずのSUPER BEAVERキラキラ感と泥臭さが両立してるスタンス、最高よね。
GWに2本ライブを観たおかげもあり「アイラヴユー」や「予感」がやたら好きになっちゃった。アルバムでもこの2曲でヤマを作って「時代」「ひとりで生きていたならば」と流れていく仕掛けが最高。
REAMP/ヒトリエ
SUPER BEAVERと並んで「ロックバンドのアルバム 、かくあれ」な聴きやすさと聴き応えの二軸の満点感が最高。
個人的には「Marshall A」が一番好き。”相変わらずな”ヒトリエ感のあるサウンドもシノダさんのボーカルもすごく良い。まだライブを観られていないのではやく目撃しにいきたいな。
FREAK/ネクライトーキー
「はよファズ踏めや」の”ネクライトーキー”全開なリズム感とその流れを踏まえてファズ踏んで「大事なことは大事にできたら」とかいうド名曲に飛び込む流れが最高×∞。終盤のMr.エレキギターマンも爽快なネクライトーキーポップって感じで良かった。13曲46分なのも最高。
ことばとおんがく/SAKANAMON
2曲目の「かっぽじれーしょん」ではネクライトーキーもっさとのコラボ曲なので一個前のネクライトーキーアルバムが刺さった人はこちらもチェックしてほしい。
某教育番組のようなユーモア全開で楽しいアルバムなのに最後の最後で「PACE」とかいうド名曲ぶち込んでくるカタルシスが最高。8曲21分と驚きの短さも良い。
FIZZY POP SYNDROME/秋山黄色
筆者が一番好きなバンドである某ゾンスクエアガーデンでいう4thアルバムのようなポップ爆発の1枚。恐ろしいスピードでこの域に到達してしまう秋山黄色の才たるや...という完成度だった。
勝手に影を重ねて申し訳ないのだけど、ライブだと若き頃のユニ某スクエアガーデンのSKみあるルックスでTBCばりのやりたい放題な楽しみ方してるのも秋山黄色に彼らを重ね合わせてしまう要素だったりする。
”刃も包帯もついてるよ言葉には”とかいうキラーフレーズを孕んだホットケーキホットバニラが一番好き。
Moving Days/Homecomings
実態が良く掴めてないまま音源どんどん好きになちゃったシリーズ②
ちょっと凄すぎるアルバムに出会ってしまった。根本的な音楽の良さ、アルバムの構築美どちらもめちゃめちゃなハイレベルで、筆者の耳にぶっ刺さりだった。
序盤から聴き心地の良いポップな曲がひっきりなしに並ぶのがまず最高。3曲目「Pedal」と4曲目「Good Word For Weekend」が前半部分では特に良かった。
圧巻は「Pet Milk」→「Blanket Town Blues」の流れ。初見では繋ぎ目がわからないくらいスムーズな繋がりで衝撃だった。
今までこういう系統の音楽に触れてこなかった筆者がハマったくらいなので、多分同じように琴線に触れる人はたくさんいるのではないだろうか。
USELESS/XIIX
「おもちゃの街」→「ユースレス・シンフォニー」に敵う並び、存在なし。そのくらいのド名盤だった。
まあ現世で一番好きなギターボーカルが歌っているので「そりゃ好きになるだろ?」と言われたら「はい」しか言えないけど...。
斎藤宏介さんの才に初めて恐怖を感じたくらいにめちゃくちゃな好きアルバムだった。
別記事でたくさん喋っているので細かい話はそちらにて(最後にリンク載せておきます)
さて、お次はEP編5選に参ります。
EP編(表記:作品名/アーティスト名)
THE ORDINARY LIFE/ヤユヨ
ヤユヨ、またまた良いバンドになっていて良いです…。去年のEPも良かったけどこちらもヤユヨのポップさが引き続き発揮されてて笑顔になりました。
「春の街へ」が名曲だった。どんなライブをするのかめちゃめちゃ興味があるので今一番ご縁を持ちたいバンド。みなさんもぜひ。
若者たち/ズーカラデル
「スタンドバイミー」が一番刺さった。優しい声に良く似合う、なんか泣いちゃいそうになるようなメロディラインが仕組まれていて最高。こういうところがズーカラデルの一番好きなところだなと改めて感じた。
こちらは今度ようやくライブを拝見できるのでめちゃめちゃ楽しみ。
はしりがき/マカロニえんぴつ
圧巻の世の中手中に収めちゃったバンドことマカロニえんぴつ。”無駄を愛すのだ”のフレーズの強さが愛おしすぎちゃう。
4曲目のメレンゲもかなり好き。空を飛ぶことを比喩に持ってくる曲大体好きになっちゃう病なので。
the world/リーガルリリー
とかく音像に惹きこまれてしまうタイプのバンド。曲が良いのはもちろん、「東京」→「地獄」→「天国」と並べるセンスが好きだしそれぞれの繋がりも良かった。
実は筆者、メンバーチェンジ前のリーガルリリーをライブハウスで観たことがあるので「あの時のあの人達がこんなに凄い音楽をやり続けてるんだな」という思い出補正的なエンジンがかかってしまうのだけど、それを差し引いてもとにかく良い4曲が閉じ込められているEPだった。
4曲目「天使と悪魔」はSEKAI NO OWARIの楽曲で、えげつないクオリティで乗りこなしているので必聴。
薄暮/anone
実態が良く掴めてないまま音源どんどん好きになちゃったシリーズ③
しっとりポップが耳を掴んで離さないんですよね、1曲目から惹きこまれてしまうし、「in moonlight」→「macro」みたいな流れの良さも持ち合わせていて強すぎた。
あんまり括ったりしない方が良いのかもしれないけどYOASOBIヨルシカ系の音楽が好きな人には刺さりそう。ネクストブレイクな予感がヒシヒシ。
最後は楽曲10選。
楽曲10選
なないろ/BUMP OF CHICKEN
”失くせない記憶は傘のように鞄の中そっと出番を待つ” 圧倒的良い歌詞すぎて…。
うまく言語化できないしこれは多分詳細に言語化しなくていいことだと思うけど、「今のバンプが歌うこと」がそれぞれの言葉に重みをもたらしているのかなと思ったりした。
COLORS/ハンブレッダーズ
ハンブレッダーズの1stシングル。
ハンブレッダーズは音楽に光を追い求めてる姿のキラキラ感と歌ってる曲の絶妙なくすみ方のバランスが最高。その最大の具現化がこのCOLORSな気がしている。
2サビ”涙拭くから”、Dメロ気がしてしまうから”にそれぞれ”COLOR”が隠れているのが良い。
ズーカラデル、UNISON SQUARE GARDENとの3マン楽しみすぎるわね…。
足跡/the peggies
ヒロアカ全然話わかってないのに曲がカッコよすぎて毎回ED聴きに行ってたくらいには好きになった曲。(その後コナン観るところまで様式美)
2B”躓いて気付く現在地 変わりたい 用意された正解当てるための僕じゃない”や2サビ”さよならは明日を呼ぶサイン”がカッコよすぎ。まさしくロックヒーローなフレーズでグッと心を掴まれた。
ホットバニラ・ホットケーキ/秋山黄色
FIZZY POP SYNDROMEの曲はどれもめちゃめちゃ好きなんだけど、頭一つ抜けて好きなのがこれ。
ホットバニラやホットケーキといったポップでかわいいものをタイトルに飾っているのに蓋を開けると”刃も包帯もあるよ言葉には””何回人生があったら僕らはうまく生きていけるだろうか”と荒んだ歌詞が散りばめられているギャップや押韻連発のリズム感が心地よい。甘味と苦味のバランス感で言ったら完全に令和のシュガーソングとビターステップ。(ここでも勝手に影を重ねるオタク)
さんさーら!/ARuFa
広告代理店バーグ・ハンバーグ・バーグ社員で、インターネットやってる人なら一度は目にしたことがあるであろうARuFaさんのキャラソン。(キャラソン?)
↓の記事で詳細が読めます。人生をオモロに全振りしてて本当に最高。
【動画あり】一般人だけど20代最後なのでプロにオリ曲を作ってもらった | オモコロブロス! (omocoro.jp)
過去にも何度かオリジナルソングを出していたり、けいおん!の”存在しない曲”をつくっていたりとブログだけでなく音楽活動も謎の充実っぷりで笑える。
もう万人が言っていることを再放送することになるけど、”日常を照らす+何か(プラスなにか)”が最後に”+α(プラスアルファ)”になるの本当に天才だし、輪廻を意味する”さんさーら”とサビの円環構造(何か/α→頭身体...)の掛け合わせが面白すぎる。
完全に余談ですが筆者の好きな匿名ラジオはバズってるツイートに来てるリプライを予想する回、スーパーのお客様のお声バトルの回、キッザニア回などです。5周年おめでとうございます。
創造/星野源
現存する人間で最も無敵の人に一番近い存在、星野源さんじゃないですか?
しかし無敵とはいえ、いきなり無敵のスターを取ったんじゃなくて相当な地獄から這い上がって無敵の星を掴んだ感があって素敵ですよね。
幼いころから大きくなった今も含めて、人生のどこかで一度は耳にしたことがあるニンテンドーサウンドとそれらを思わせるフレーズがこれでもかと詰め込まれていて、言うなればデジタルおもちゃ箱みたいな最高の存在。
”遊び”が神聖なものに昇華されている感じが最高だし”進化を君に 外れ者に授ける”が良すぎて…。
ユースレス・シンフォニー/XIIX
これまた無敵楽曲。”譲れるわけがなァ~~ぁアイ!”の発声、全斎藤宏介さんの歌い方の中で一番好きなシリーズです(ex:オリオンをなぞるのラスサビ、春が来てぼくらのきっと暖かな風が吹く)
”役に立たないものすべて 最高だ”へ通じる斎藤宏介さんが踏みしめてきた人生、本当に愛おしいし、永遠にこの曲を歌い続けてほしいなとなる。
おもいでしりとり/DIALOGUE+
なんだかんだで身体が作詞作曲田淵智也に抗えない構造にカスタマイズされてしまったので好きになっちゃった曲。ストリングスの使い方とか”物語を紐解いていけ”という言葉とそのリズム感に”その節”が詰め込まれていて良い。
しりとりによって言葉をリレーしていくのと疾走感あるテンポ、彼の生み出す音楽の総集編的な感じすらあるなと思ったり思わなかったり。
ちなみに歌声的には宮原颯希さんの声が一番好きです。ハリがあって絶対的な存在感が合って良いですよね。多分誰にも伝わらないだろうけど嵐における櫻井翔さんの声的な役割と重なるところがあるなと思ったりする。
きらり/藤井風
去年のアルバム曲たちも良かったけど個人的にはこの「きらり」が藤井風史上一番好き。文字通りのきらきらして爽快なポップと彼の声が持つ渋みのバランス感が最高だし落ちサビのベースが気持ち良すぎよね。
誇張抜きでCMで流れるあの一瞬で耳に残ったし、フルを聴きに行って期待を遥かに上回るものがいとも簡単に飛び出してきて本当に本当にすごい。いま我々は恐らく彼がJ-POP界を揺らしている瞬間を生きているのだろう…。
おもちゃの街/XIIX
世紀の大名曲。(厳密に言えば去年先行リリースしてたけど2021年換算させてください。)
初めて聴いた時からあまりに良くて震撼したし、それから日を追って聴けば聴くほどに斎藤宏介さんの才に恐怖を抱く曲。
スカースデイルから通底している柔らかくて澄んでいて優しい音像、言葉が年月を経て大輪の花になった感があって本当に最高。
これからXIIXとして編んでいくページをめくるの”も”楽しみにしています。(この”も”は並立累加の”も”です)
以上!
こんな感じでたくさんの良い音楽に囲まれてなんとか2021年の半分を生き抜きました。たいへんよくがんばりましたね...。
楽曲10選は相変わらず好きな曲の系統がモロに出てて面白い。「明るい、軽い、速い、楽しい」の4本柱と奏でる側の背に見えたり見えなかったりする”物語”要素が加わるとはちゃめちゃに好きになっちゃう。
一方でアルバムやEPの方ではhomecomings筆頭にBPMゆっくりめなアーティストも聴くようになったあたりに明らかに好きな音楽の範囲が広がった感があって面白かった。(よくよく考えるとこの傾向はXIIXに起因している気がしなくもない)
そんな感じで好きな音楽の自己分析をしてみました。好きなものの深堀は楽しいのでおすすめです。
上半期の音楽まとめのついでに印象に残ったライブを挙げるとするならやっぱりビバラのユニゾンと赤い公園のラストライブです(1つにゃ絞れん)
ユニゾンは通常営業の方ばかり見ているからこそ感じたフェスの特別感(情勢的な意味合いも込みでの気合の入り方)、赤い公園の方は言うまでもなく特別な1本だから(KOIKI→NOW ON AIR→yumeutsutsu→夜の公園、本当に人生のハイライトすぎて...)
語り出したら止まらないオタクなので長くなってしまいましたがそんな感じで締めようと思います。
お読みいただきありがとうございました!最後にXIIXと上述のライブ2本について語った奴載せておきます。