みなさんこんにちは。ツバメです。 今年もついにこの時期がやってきてしまいしたよ!!!!!! 今回もアルバム10選、EP5選、下半期楽曲10選、年間楽曲30選の豪華版でやっていきます。 かなりボリュームあるので適宜休むか飛ばすかして適当に読んでいってくださいな。 ということでまずはアルバムから。
アルバム10選 基本的に10→1という風に、各項目下に行けば行くほど刺さり度高めの作品があるという構成です。
2022年下半期アルバム10選
Chilli Beans./Chilli Beans.
アルバムのタイトルがバンド名なの好き(既視感) まとまりよくサラサラ聴ける総合力の高さが大好き。ロックバンドのアルバムに必要なものがきちんと揃っていて素晴らしかった。 M2lemonadeとM12Vacanceがやっぱり好き。アルバム曲だとM3It’s MEとかM10HAPPY ENDとかが良かった。
帝国喫茶/帝国喫茶
バンド名がアルバム名なの(2回目) フォロワーと今年の良い曲発表会してて教えてもらったんですがめちゃくちゃ好きでした。 明るく儚く駆け抜ける12曲45分のバランス感覚がとても好き。 Chili Beans.同様、ロックバンドはこういうアルバムをひたすら出し続けるだけで最高なんだよなと思わせてくれるタイプの作品。 M1夜にかなえて、M2じゃなくて、M10ガソリンタンク、M11星のマーチあたりが好き。
Hotel Insomnia/For Tracy Hyde
多分筆者含めここのブログに辿り着いてる皆さんの主戦場ではないであろうジャンルから1枚。 とはいえ綺麗な声と音が永遠に鳴ってるアルバムなので女性ボーカルバンドが好きな人たちには刺さりそうな予感(筆者がそうだったので) めちゃくちゃわかりやすく言うとベボベ の関根嬢ボーカル曲が好きな人は刺さると思います(伝われ) M1〜4のポップ畳み掛けとM7friendsとM11以降のアルバムの締めくくり方が良すぎ。
Versus the night/yama
爆売れアーティストyamaのアルバムもとても良かった。 M1桃源郷 がかなり好き。それでもなんといってもM3くびったけ(作詞作曲Vaundy)とかいうド名曲が強すぎ。「それじゃ世界はもう僕らじゃ問題にならないほど温かい〜」ってサビが美しすぎて愛。 yamaもVaundyも売れるべくして売れてんだなと実力でぶん殴られてる感があって最高。 中盤~後半のバラードゾーンも粒揃いで1周聴くのが楽しいアルバムだった。
正気じゃいられない/マハラージャン
このルックスと名前で鳴らしてる音楽が”ストレートなカッコいい”を持ってるの色々ズルすぎた傑作。 中でもお気に入りはM3その気にさせないで 万人が好きなタイプのカッティングポップロック で最高最高最高~~~となるのでぜひ。 ドカドカドカ!って爆音で1曲目が始まるのも好き。 そろそろ社会に見つかってしまう枠な気がする、というか見つかってほしい。知る人ぞ知るポジよりみんな大好きな人ポジの方が圧倒的に似合う気がするので。
瞳に落ちるよレコード/あいみょん
あいみょん 、相変わらずアルバム作るのがうまいみょんねぇ...。 手札にあったシングル曲が暴力的なラインナップなので、そりゃ当然名盤になるだろって思うんだけど、そこで当然のように名盤に仕上げられるのが素晴らしいですよね。 通しで聴いて辿り着いたラストの愛を知るまでは落ちサビア カペラは本当に素晴らしい。(ちょっと101回目のプロローグがチラつく) 完全に余談ですがヤクルト村上選手がこの曲を打席に入る際の登場曲にしていて、1サビじゃなくて2サビ「交わることのない誰かと巡り合い~」が流れるのがマジでセンスあって最高だなって思ってます。
FIT/堂島孝平
堂島孝平 さん、J-POPの才能がありすぎる...となった一枚。9曲32分なのでぜひ聴いてください。 どこを切り取っても最高だけどM7とわとわ→M8Latest Train→M9存在が最高すぎ。特に存在は今年聴いた曲の中でもトップクラスでツボだった。 アルバムとは関係ないけど2022年リリースで堂島さんが作詞作曲のアンジュルム 「愛すべきべきHuman Life 」とかいう君の瞳に恋してないみたいなドドドドアンセム も紹介しておきます。(CDJ たのしみ)
VIDEO www.youtube.com
ukabubaku/パスピエ
パスピエ 、毎年12月に安定して美しい構成のアルバムをリリースしてくれる信頼のバンドですよね。 synonym、ニュイとポップさを維持しつつも常に開けたことない扉を開け続けている感じが最高。今回のはどこか大人びた印象の一枚だった。 曲ではM8四月のカーテンが圧倒的に好き。大胡田さんの声にはもともとこういう気怠さを孕んだメロディが似合うんだけど本当にドンピシャな曲で好き。次点でM3発色のTHEパスピエ ポップ感が大好き。あとM10かはたれ時にの一筋縄ではいかないポップさもカオス極めてて良。
ヤバすぎるスピード/ハンブレッダーズ
お待たせしましたド派手なロックバンド。 11曲38分のスピード感がとにかく良かった。実家のような安心感すらあるM1起きろ→M2ヤバすぎるスピードへの繋ぎがまず最高。M6アイラブユー→M7AI LOVE YOU→M8ヒューマンエラーの言葉遊び感もどこかで見たことありますよね?(なんとかリポートに挟まれるなんとか試験とか) M9カラオケ・サマーバケーションが大アンセム に化けてるのも面白かったし何よりこのアルバムをM11光で締めくくるセンスが大好き。 アルバム曲でのお気に入りはM3いいね とM8ヒューマンエラー。ムツムロアキラの思想ファンの皆さんはきっとヒューマンエラー大好きですよね。 あとみんな言ってるけど(≒ごく少数のフォロワーが言ってるけど)、アルバムの1フレーズ目(M1起きろ)が「アンドロメダ まできっと時間がかかるから」で最後のフレーズ(M11光)が「転がり続ける僕らには星が似合っている」で結ばれるの完璧すぎ。「起きろ!」→「眠れない夜をいくつ数えて」→「起きろ」の円環構造も好き。 2023年もロックバンド界にはハンブレッダーズがいるので絶対大丈夫です(何に対して?)。フォロワーみんな1回は観にいってほしいよ〜。
ペンシルロケット /黒子首
2022年下半期ベスト、というか年間通じて一番好きなアルバム。 圧倒的ポップセンスを感じるソングライティング力とアルバム構成力が本当に素晴らしかった。 1~4曲目、5~9曲目、10~15曲目で3分割になるイメージ。15曲51分とは思えないまとまりの良さがリピートに次ぐリピートを呼んでとにかく聴きまくった1枚だった。 1→2→3の繋がりの良さといい、5,6,7のミドルテンポのポップゾーン大好きだし、怒り→かくれん坊の繋ぎヤバすぎだしトリ前にランドリーランドみたいな明るい曲置いて最後バラードで〆る構成最高すぎるし...とこれだけ語れるアルバムなのでぜひ一聴を。 お気に入り曲はM1クールに戦えとM8水面下の太陽とM10かくれん坊。個人的なツボに入るのは水面下の太陽みたいなポップさなんだけど、黒子首にしか出せないダークさを孕んだクールに戦えとかくれん坊の歌詞の鋭さにやられちゃた。 そして奇跡的に時間もチケットも取れたのでワンマンツアーにも行ってきたんだけど本当に素晴らしい(≒我々好みな)ライブ構成だったのでみんな絶対観た方が良い(M1クールに戦え→M2あいあいが本編ラスト前→本編ラストになる構成なの大天才セットリストすぎ!) クールに戦えの2サビ「クールに戦え 弱さは優しさ」ってto the CIDER ROAD の「本当は弱さは強くて 涙こそ道しるべ」と重なりませんか? そしてこのシーンも印象的。あまりにもトイズファクトリー が似合いすぎている発言。
ハンブレッダーズが顕著な例だけど、黒子首にも“
UNISON SQUARE GARDEN が大人になって洗練されていく過程で削ぎ落としていったもの“が見えてくるようなライブをしていたのでフォロワーの皆様にはきっと刺さると思います。
あと、黒子首は音楽的なポジショニングが赤い公園 にそっくりでついつい重ねて見てしまう節もある。なんかこう赤い公園 がいないことで足りなくなっていた部分が埋まっていく感覚があるような…?
EP5選
ぼやぁ〜じゅ/黒子首
Q「まだ黒子首の話ですか?」A.「はい…。」
本当はワンマンの話だけで一本ブログ書こうとしてたんだけど時間が足りなかったのでそこから移殖してきました 元はと言えばこのEPが4曲すべて違う方角に突き抜けた名盤だったことこそが
ペンシルロケット ぶっ刺さりの要因だったと思う。
EP→アルバムで収録曲の登場順が逆になっている芸の細かさが好き。
かくれん坊の「あまりにも綺麗だとそこが透けてしまう海で 無邪気な振りしてわざと泥を浮かし濁した」って歌詞すごくないですか?
1番好きな水面下の太陽はツアーでやってなかったので来年の楽しみに残しておきます。
出町柳 パラレルユニバース/ASIAN KUNG-FU GENERATION
あまり映画見なけど下半期に見た中では「四畳半タイムマシンブルース」という森見登美彦 ×アジカン ×中村佑介 の最強コンボが楽しめる作品が最高すぎたのでそこからのチョイス。 “今日午後からは街の風になって君らしく踊ればいいじゃない“←フォロワーみんな好きそうな歌詞。 あとM2 I Just Trrew Out The Love Of My Dreams もポップで良かった。 これは四畳半タイムマシンブルースマシンを見た直後の私
Atrium/上田麗奈
とっておきの便箋、いい曲すぎ……。 上田さんの歌声の明確に人格が宿されてる感じとても良いですよね。 どれも好きだけどM3金魚姫とかもポップ大好きな皆様にオススメ。
太陽の眩しさだけ/帰りの会
依然正体不明なままだけど今回も最高な作品をリリースしてくれた帰りの会 。 M2世界の終わりの終わりの終わり ポップなメロディと圧倒的な“音楽に救われてる人たちが鳴らしてる曲感”堪らなすぎますよね。 後半の虹の歌詞とか“逆張り のジャズコーラス をこの世で1番でっかいボリュームでさ”とかのフレーズがトイズファクトリー ロックバンド案件すぎるのでメジャーデビューはトイズからし てほしい(誰?)
Bump & Grind/YUKI
ポップロック やるYUKI 、抗えません…の一枚。 タイムカプセルの爽快さもMy Vision のパワフルさも大好き。というかMy Visonってもう四捨五入したらそばかすじゃないですか??? リアルタイムで見ていたわけではないので繊細な言語化 は難しいけど、ずっと輝き続けてるYUKI の音楽とその姿にはパワーをもらえる感じがして大好き。 特にMy Vision がお気に入り。年々弱っていく肉体的な能力としての視力の歌の中に、突然未来を見ていく方の見通す視力のデカいスケールの歌詞が展開される2番が大好きすぎ。 ハンブレッダーズムツムロ氏も今年1番いい歌詞として取り上げていて笑った。気が合う。https://www.instagram.com/p/CljVYnzpewY/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
2022年下半期楽曲10選
お次はこちら。年間セレクションは30選にして最後にドドっと紹介します。 ということでここからは下半期好きな曲10位→1位!イッパイアッテナ/斉藤朱夏
みんな大好き速い軽い明るいの3拍子揃った女性声優曲。めちゃくちゃ明るいのにコミュニケーションに体当たりしていく試行錯誤感がちょっと泣けてくるタイプ。 "言いたいことは言わなきゃわからない"の"わからずやにはみえない魔法をかけたよ"感が好き(伝わらないのに伝わるシリーズ) どことなくシャンデリア・ワルツを感じるテンポじゃないですか?
CHEESE! /the peggies
あまりにも全てを背負いすぎている歌詞が好き。上半期のステレオジュブナイル /ヒトリエ もそうだったけど、ロックバンドがロックバンドとして存在意義を見せつけるかのような歌詞が詰め込まれているポップだけど重たい意志のある曲が大好きすぎ。 一番好きなところはこれ
放課後マリアージュ /UNISON SQUARE GARDEN 配信がないとここにジャケ写出せなくて寂しいですね(別にいいけど) 宿題終わらなくても♪がラディアルナイトチェイサーがぁ♪すぎると話題になった曲(なってない) CP曲にするには惜しすぎるタイプの大好きな温度感。 こんなこと書くと本当にUNISON SQUARE GARDEN のファンっぽくないけどサビのクラップが楽しすぎます...。某誌のインタビューでもう少しCPやるかもみたいな匂わせしてたので来年も2回くらい聴きたい(低いようで高いハードル)メタ的なこと書くと”放課後マリアージュ より好きか”が好きな曲ランキング作る時の大きな指標になっていたりもした。 綺羅キラー(feat. Mori calliope)
今年リリースした曲どれも良かったけど最後に爆ヤバ曲が出てきたよね。 ゴリゴリなバンドサウンド とその上を軽快に駆け回っていくメロディーラインが気持ち良すぎ。 大サビ前の綺羅綺羅♪ 羅鬼羅鬼♪のとこみんな好きだよね、そうだよね。 初めて聴いた時、イントロのバンドサウンド がどうしてもUNISON SQUARE GARDEN っぽくてそのまま斎藤宏介さんのギタボで聴いてみたいな…と思ってしまった(めちゃくちゃNihil Pip Viper)(どう考えてもUNISON SQUARE GARDEN のどの曲よりギタボ難易度高そう)水面下の太陽/黒子首
タイトルもメロディもドポップなのに歌詞に影があるバランス感覚が大好き。XIIXのEndless SummerもそうだったけどJ-POPのど真ん中の夏じゃなくてJ-POPの端っこにある夏のイメージを歌っているの愛。来年聴きたいな(2回目)
My vision /YUKI
EPの項目でも書いたけど「見えているもの」を描いていく中で具体的→抽象的なスケールが入り乱れる感覚が好き。 最初は小さな文字を読ませてって話だったのに、最終的に「あぁ忘れないよ 今まで見てきた愛しさをすべて 幻のような人生ならば霞んでもぼやけてもいい」に昇華していく視野の拡大が…!!!存在/堂島孝平
一言一句すべてのフレーズが優しくて温かくて、それでいて全て真理で最高最高最高となる曲。 「存在し続けるんだ 思い出す限りにおいて 君をずっとずっと覚えている」っていうザ・J-POPさが大好き。 2サビ好きになりがち人間なので「絶対なんてないから人は約束をするって〜」の2サビ大好き。くびったけ/yama
アルバムの項目でも語ったけど歌詞の温度感とメロディがドンピシャすぎて最高。 My vision 、存在、くびったけ、歌詞音読してもらえればもう全て伝わると思うのでよろしくお願いします。 (「線は僕を描く」という作品の主題歌になっていてるんだけど、肝心の映画を観ていないのでその側面を深掘りできないのが不甲斐なく…)光/ハンブレッダーズ
光
ハンブレッダーズ
J-Pop
¥255
ハンブレッダーズらしいスピード感とポップなメロディー、絶対に譲らないギターロック精神がまたまた名曲を生み出してくれました。 「弱虫だけが持てる羽広げて 泣き虫だけが持つ光へ向かう習性で飛べ」が好きすぎる(2サビ大好き人間) このツイートがこんな方向で歌詞に化けてくるとは思わなかった。ムツムロ アキラ on Twitter: "ハンブレッダーズは全員昆虫なので、明るいところに集まる習性がある https://t.co/eBmx0NcCFE" / Twitter Dメロの「ジャックパーセル をすり減らした分何%軽くなれる?」の韻の踏み方好き、それとここのコーラスの感じオリオンをなぞる っぽくないですか? あとアルバムの初回盤に入ってたブックレットの話なので詳細は書けないんですが、アルバム最後に光が置かれた理由が話されていてそれがめちゃくちゃ好きなんですよね...。デネブとスピカ/DIALOGUE+
やみくも♪なのよ♪ kaleido proud fiestaと桜のあと (all quartets lead to the?)を足して2で割ったみたいな最強ポップ。田淵智也 ×堀江晶太 タッグには本当にありがとうございましたの一言。 2サビに...いかない!と思ったら2サビが...来る!になるの好き。ジュリエットとロミオ、イブとアダムの並びの語感のしてやったり感が憎たらしいの域。 2サビから流れるように展開するDメロ・落ちサビが”DIALOGUEの歌詞”すぎて面白い(星と星繋いで星座作るのとちょっと自己啓発 に傾くとこ) 転調して大サビに行くと思いきや原キーにバックしていくのとラララはもう完全に桜のあと。1サビ「わがまますぎるday dream」が「わがままだけどstay dream」になるのは普通にめちゃくちゃ好き(照) グループとしての2022年はなかなかに大変なものだったように見えたので来年はその分の爆発を楽しみにしたいな。 ということで以上下半期楽曲10選でした。 年間楽曲30選はこちら。もう語りはないです。上半期のブログと月間10選を照らし合わせると面白いかも?月間10選やると年間まとめがより楽しくなるのでみなさんもやりましょう(人のオススメが見たいので) 2022年年間ベスト30 (カウントダウン形式) 30→21位
20→11位
10→1位
かくして、2022年はまとまった。 どう考えても今年はKaleido proud fiestaイヤーでしたよね。本当にありがとうございました。
ついでに楽しかったライブ3選➀7/8 UNISON SQUARE GARDEN TOUR2022 Kaleido proud fiesta 市川市文化会館 公演 カレイド ツアー初日のオリオンをなぞる →Kaleido proud fiesta→to the CIDER ROAD →10% roll, 10% romannce、一生の宝物。あとto the CIDER ROAD イントロ両手ガッツポーズベースおじさんも。➁12/9 黒子首 oneman tour 2022「Butterfly Crews」 もう本当に素晴らしかったよね。来年もバンバンワンマンやってほしいしホールで見てみたいバンド。③10/20 ハンブレッダーズグーパン ZEPP NAGOYA w/KANA-BOON 白銀の照明に包みこまれたKANA-BOON のまっさらがヤバすぎたのと、ハンブレッダーズの本編ラスト光があまりにも命を救うロックバンドの姿で最高だった。
....トイズファクトリー の奴隷すぎるランキングだな...。
ということで今回はこの辺で!長々お付き合い頂きありがとうございました。
来年も引き続きよろしくお願い申し上げます。 これは今年撮った中でツイッター 映えする写真
あと上半期分と月間10選はこちら
tsubamenote.hatenablog.com