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ネタバレあり【ライブレポート!】UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022 Kaleido proud fiesta @7/24NHKホール公演

みなさんこんにちは。ツバメです。

健やかに育っているKaleido proud fiestaツアーの話をします。
全面的にネタバレなのでご注意&ご容赦を!f:id:tsubamenote:20220730110653j:image

↑この看板どうがんばっても反射でこちら側が映ってしまうので精一杯の配慮角度

 

個人的にはMMMツアー以来4年ぶりのNHKホール。あの日はMMMツアーで初めてアイラブニージューが出てきた日で、地鳴りのような歓声が上がったのが未だ印象的。

ということで以下ネタバレです

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SE.絵の具
いつものSEからいつものタイミングで3人が入場。ステージ前に張られた曇りガラスのような幕とそれに映る影はこのツアー独特のもの。
01.harmonized finale
その幕と影を見つめながら始まるイントロは何度味わってもやはり神秘的。on the SEATの本編ラストharmonized finale→終演後の場内絵の具が回収された感あった良いよね。
幕の色みがなんとなくharmonized finaleのジャケットと似てて良い。
落ちサビではステージ後方が星空に変化し、歌詞の通り”harmonized finale星座になる”の光景が綺麗すぎてね。
ラスサビ”今日が今日で続いていきますように”の裏のスネアをかなり強めに叩くのめちゃくちゃ好き。
曲中やたらベースの人の影だけ巨大化するのがシュール。
幕、CDジャケットとかその後の星空だったりナノサイズスカイウォークだったりの存在を考えると、雲の中が表現されてるってことなのか...?
02.箱庭ロック・ショー
1曲目の余韻を残しながらカポずらして、「ようこそ!」からハイハット4カウントでイントロ&幕が徐々に上昇。ステージへの視界が開けるの気持ち良すぎるし、会場が明るくなって満員の客入りがわかるのも心が満たされる。いいセットリスト~。
衣装はDr.黒セットアップ(?)、Ba.fiesta緑T、Gt.Vo.白襷がけシャツ(そろそろ新しいシャツ着ませんか...?)
”すべてのストーリーを流線型にしたい”の説得力が過去一。ライブハウスでも聴きたい~。
03.世界ファンシー
ギターのカポ外したところで、ウィスパー4カウントからスタート。
このツアーの世界はファンシー、イントロの青照明にうずまき模様みたいなのが側面に現れてるのが印象的。
Bメロ”あ、あ、あああ~”のライド→ロータムの流れにノるの大好き部。この曲ドラムばっかり見てるせいでそろそろ叩けるようになってきた気がする(叩けない)
斎藤さん1曲目から調子良さそうな雰囲気漂ってたけど、この日の歌い方の遊びの利かせ方で状態の良さが明白にわかったの良かった。
そしてこの日もしっかり”かくある話”の謎ポーズを観測。
04.シャンデリア・ワルツ
繋ぎが良くて~~~~~~!なポイント。このツアー斎藤さんがイントロで前出てきてくれるからブチ上がりに拍車がかかってしまう。
初日は若干間置いて(とはいえ1,2秒)ドラムだったのが、この日は”fancy is lonely”からドンピシャのシームレス繋ぎ。始まって2週間だけど「あ、このツアー完成したな...(誰目線?)」みたいな感情になった。
NHKホールの音が良すぎるのかこの日の斎藤宏介さんが絶好調すぎるのか、はたまた愛が重すぎてこっちが何かを勘違いしているのか、どれが原因かわからないけど本当に良いシャンデリア・ワルツだった...。
ステージセンターでギターとベースが向き合うタイプのシャンデリア・ワルツ本当に健康に良い。

05.セッションCAPACITY超える
ドラム~ベース~と続いてギターがCAPACITYの一音目のコードを弾きながら「UNISON SQUARE GARDENです!最後までよろしく!」と一言置いて曲へ。
こういう構成ドツボなので毎回こういうイントロアレンジ絡ませてほしい。
”テレぇ~~~~ヴィの中ァでェ~~”みたいな遊ばせ方めちゃくちゃ良かったよね?やはりこの日の斎藤宏介さんいつも以上にゾーンに入ってた感。
06.Silent Libre Mirage
ハイハットのカウントからイントロへ。
相変わらずイントロ、Bメロ、ラスサビ〆のベースのハイフレット弾くところが気持ち良すぎて好き。
サビ入るタイミングでベースおじさんの左足の足踏みと首の縦振りがドン!って連動してるのに気が付いてから楽しさが倍増した(2サビはここにロータムが入るのでさらに楽しい)(昔はこんな動きしてなかったよね?)
あと斎藤さんの足元がやたらめったら忙しそうなのでそっちも見ちゃう。歌うとことボーカルなくなるところで逐一エフェクト切り替えてるからAメロ大変そうだし、展開詰め詰めのDメロは言わずもがな手足大変そう。(この曲見どころ多すぎないか?)
07.Own Civilization (nano-mile met)
Silent Libre Mirageを締めつつ照明が落ちてイントロへ。
セトリおじさんトレンドの「アルバム1曲目用に作った曲を流れの中で使う」シリーズ。
初日市川→数日空けてNHKホールのムーブがMMMツアー同様なのでこの曲(と前後4曲MMMゾーン)の聴こえ方もあの頃を思い出して浸れる気がする。
文字の通り”有り体たる流れ”が変わるセットリストには脱帽。ジャキジャキ感のある照明が好き(伝わらない表現)
08.ラディアルナイトチェイサー
冷静に見ると照明の色が世界はファンシーと全く同じでちょっと笑っちゃった。
回を重ねるごとに確実に仕上がってきているのが伝わるラディアルナイトチェイサー。
サビのロータムにノるのが楽しい定期(好きになる箇所も世界はファンシーと似てる)
あと落ちサビはやっぱりBlack Market Bluesに聴こえてしょうがない(でも好き)
09.‪fake town baby‬
ラディアルナイトチェイサーをジャジャジャジャーンと〆て歌い出しへ。ちゃんと聴いてないけど、恐らくラディアルナイトチェイサー終わり方を決めていて(ジャジャジャジャーンの回数?)、歌い出しのギタボとドラムが自然とハマるように計算されている繋ぎだと思われる。手が込んでるね~~~。
初日で爆笑したサビ後半でみょ~~~~~~~んって伸びる白いライトがいなくなってた。(気がする)
2サビ頭の”神様はいない”の響き方が過去一カッコよくて痺れたな。
ベースの人、2Aのキメの振り付け(振り付けではない)は毎回意地でもやってるの本当に面白い。

10.5分後のスターダスト
束の間の暗転からアルペジオが鳴り響いてスタート。やっぱりこの曲がこういう飛び出し方をしてしまうツアー大好きすぎる。
音の響きが最強なNHKホールだったので思わず耳栓外してすべての音を受け止めてしまった。本当にこの日この場所このコンディションでライブできてよかったな。
2019年から早3年。やっぱりどの曲も3~5年周期で1回は聴けると嬉しいなぁと思ったりもする。
11.弥生町ロンリープラネット
UNISON SQUARE GARDENNHKホールで欠かすことのできない出来事が2020年7月の配信ライブ。
そこで新曲として無人NHKホールで披露された曲がこの弥生町ロンリープラネット
今回これを演奏したのは、昨年のアルバムツアーでこの曲を演奏しなかったこと、久々のNHKホールでのライブが行われたこととはきっと無関係なんでしょうね(ほほえみ)
このバラード2曲のセレクトはモロに”すべてのストーリーが流線型に”なってるように見えてしまって好き。
ツアー初日に全人類が次に繋がる曲を待っていたせいで暗転直後に「無」の時間が発生したのが凄く好きだったんだけど、ツアーが進んだおかげかこの日は暖かな拍手で〆。
地味〜に‪季節が巡ってるのがオタク喜びポイント(trick or treat→金木犀→冬の終わり/春が来る→麦わら帽子が〜)

12.セッションワールドワイドスーパーガール
この日は通常のドラムスティックではなくパーカッション用(?)みたいな先端が白くて丸いタイプのスティックでソロ。
途中サンプリングパッドだかマイクスタンドだかを連打してコーラス用のマイク落してて笑った。(そのあとスタッフが慌ててマイクセットしなおしてた)
曲入りはDr.「ワールド、ワイド、ワールドワイド!スーパーガール!」から。
何度聴いてもサビで腕高く上げて喜んじゃうし、サビうさ耳ベースおじさんを観察しちゃう。
明日の天気(空模様)から繋いでナノサイズスカイウォークなのかしらね?
13.ナノサイズスカイウォーク
ワールドワイドから綺麗に繋いでイントロ一音目のコード弾いてるウラでDr.「ナノ、サイズ、ナノサイズスカイウォーク!(囁き)」からイントロスタート。
青と白の照明の無敵感とライブ限定アレンジのギターソロが無敵(無敵)
ギターソロへはドラムで繋ぐ&ギターの一番高い音のチョーキング(6弦の22~24フレット?のこと言いたいんだけど上手い表現が分からない)から入っていく感じ。これ本当に好きなので一生やっててほしい。

14.セッション〜サンポサキマイライフ
給水の暗転を挟んでスタート。
ジャー、ジャジャー、ジャッジャッジャジャーン!みたいなセッションもといイントロアレンジから(サンポサキイントロの半音下っぽい進行)からサンポサキマイライフのイントロが始まって「サンポサキマイライフ!」って爽やかなタイトルコールが入るの愛おしすぎる定期。
One roll, One romanceに引き続き、シングルツアーの大事な位置に飾られてるのも愛。
ここまでも無敵だけど、それ以上にここから先永遠に無敵なのでなんかもう感情ぐっちゃぐちゃで音を浴びることしかできない...。
やっぱり在りし日にYoutubeで見まくった日比谷野音サンポサキマイライフの残像が今でも脳内に刻み込まれてるからギターソロ終わりのスプラッシュはパンチしちゃう(キモオタ)
15.オリオンなぞる
ハイハット2カウントからイントロへ。初日は手数抑えめ(あくまで当バンド比)だったけど、ツアーの回数を重ねて若干”いつもの”感じが戻ってきたような感じがした。
とにもかくにも今ツアーは無限に煌めくミラーボールが見もの。思わず数秒くらい天井見つめちゃって慌ててステージに目を戻すの、この文章に辿り着いている皆さまならわかりますか??
16.kaleido proud fiesta
オリオンアウトロでヘッドホンおじさんが登場。スティック4カウントから歌い出しへ。
相変わらず迫真のUNISON SQUARE GARDEN(ロゴ)が好き。星空演出も使って、もうこれ以上何もできないくらい無敵のUNISON SQUARE GARDEN2022が完成してしまうkaleido proud fiestaの景色が大好きすぎ!!!!!!!!!!!!
聴くたびに音の厚みが増していって大きな姿になっていくKaleido proud fiestaが本当に凄くて…。NHKホールの音響で聴くともう他の会場で満足できないんじゃないか?と心配になってしまうくらい満たされてしまう時間だった。
17.to the CIDER ROAD
kaleido proud fiesta〆→ポン出しでイントロへ。(イントロ中はヘッドホンしたまま叩いて1Aのリムショット?のとこで外す)
直前まで歓喜乱舞の客席がこの曲のイントロを聴き入れようと静まっていく空気の流れが大好きすぎ。
その空気の中イントロのフェードインからロータム「ドン!」→ジャーンジャジャーン…の流れ最強すぎてね。なんかもうこの曲のこと好きすぎてまともなことが書けない、正当な判断ができない…
偶然か、はたまた仕組まれたものなのか、NHKホールでこの曲が出てくるように仕組まれているのも相変わらずのバンド愛を感じるセットリストで好き。
過去にCIDER ROADツアーの1曲目、無観客の配信ライブでいいところで演奏された歴史と、今のトレンド「アルバム1曲目を今までにないテイストで使う」が混ざり合った結果生まれた17曲目to the CIDER ROADが愛おしすぎる!(ここまで書くと偶然には見えませんね)
皆さんは一番大好きなバンドの一番大好きな曲がなんの前触れもなくツアーの主役曲の直後に演奏された経験はありますか?僕はあります!
多分何年経っても「kaleido proud fiestaツアーのto the CIDER ROADが好きすぎて〜」って壊れた機械のように繰り返し同じツイートをする自分の姿が容易に想像でしてしまいますね…
まさか配信ライブ時の投票で聴きたい曲ランキング6位に選ばれたあの快進撃が伏線になるとは…
18.セッション〜10% roll, 10% romance
to the CIDER ROADを〆ると同時に10%のAメロみたいなドラムのビートが刻まれ、ベースの手癖感満載のスラップがちょっとだけ挟まりギターパートへ。最後はギターとベースで「ジャーン、ジャーン、ジャーン!ジャッジャッジャーン」のパターン(イントロ~Yes, 1sec.でコンタクトのとこのコードとリズムのアレンジっぽい?)を3回繰り返してカウントなしでCD音源のようにハイハットから始まる10%のイントロへ。春フェスでやってたセッションをブラッシュアップしてツアー向けに仕上げてるのかわいすぎる定期でした。
ツアーを経てセッションと曲の濃度がめちゃくちゃ上がってて良かったな。
最後のセクション、本当に何度振り返っても無敵以外の形容の仕方がわからないな…。この感情は本当にOne roll, One romanceを見ていた時のそれと同じ。幸幸幸愛愛愛祝祭祝祭祝祭みたいな空間で本当にすごかった。
"いやじゃない?ならばついてきてよ"から怒涛の「僕がいて あなたがいて→あなたと僕だけで夢を見続けないか」&「君は何を何をしよう/どこへどこへ行こう」→「どこへでも行けるさ/だってこんな君を近くで見れるのは〜etc.」のコンボが濃厚すぎて大好きすぎる。kaleido proud fiestaツアー、終わらないでくれ…。

Encore
01.Cheap Cheap Endroll
ベースの人とギタボの人は早々に準備できてて2人が後ろ振り返ったのにドラムの人はのんびりストレッチ中で、慌ててドラムに飛び乗ってのアンコールスタート。(ドラムに飛び乗るって何?って思うかもしれないけどマジでそういう感じ)
前回も似たようなこと書いたし見るたび思うけど、本編終盤の構成が夢みたい過ぎて、アンコールは逆に現実だと自覚できるのがありがたい(伝わらない褒め)(目覚まし時計みたいな位置付け)
なんかそれっぽい理由があっての選曲なのかなと思って歌詞読み返したけど祝祭にこじつけた"継続パレード"とかだったりするのかな?(こじつけ)
02.シュガーソングビターステップ
しっかりヘッドホン装着していつものドラムへ。
サビのドラムアレンジ(スネアの叩くポイントをずらすみたいなやつ)が最近のモードなのかな?
びっしり埋まった客席眺めて、いつも以上浸れてお腹いっぱいになれるシュガーソングだった。
NHKホールは上の階で見てても足元がそんなに揺れないので居心地がよかったな(2階席の床が抜けそうなほど揺れが激しかったカルッツ川崎を思い出しながら)
03.場違いハミングバード
シュガーソングからそのままいつもの絶叫4カウントと共にイントロへ(ヘッドホンしたままイントロ叩いて「ワワワ、ワンツースリー」のとこで外してた)
イントロで真っ赤な照明とドラム後方のミラーボールとスモークでドラム周辺の光がものすごいことになってて爆笑した。(オリオンの真逆みたいな演出?)
やっぱりライブ終盤で聴く場違いハミングバードは健康に良い。
ギターソロでギタリストの周りを飛び跳ねるベーシストが完全に犬でめちゃくちゃ面白かった。起床から健康状態良好でよかったね。笑

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UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022 kaleido proud fiesta
セットリスト
SE.絵の具
01.harmonized finale
02.箱庭ロック・ショー
03.世界はファンシー
04.シャンデリア・ワルツ

05.セッション〜CAPACITY超える
06.Silent Libre Mirage
07.Own Civilization (nano-mile met)
08.ラディアルナイトチェイサー
09.‪fake town baby

10.5分後のスターダスト
11.弥生町ロンリープラネット

12.セッション〜ワールドワイド・スーパーガール
13.ナノサイズスカイウォーク

14.セッション〜サンポサキマイライフ
15.オリオンをなぞる
16.kaleido proud fiesta
17.to the CIDER ROAD
18.セッション〜10% roll, 10% romance

Encore
01.Cheap Cheap Endroll
02.シュガーソングとビターステップ
03.場違いハミングバード

前回も似たようなこと書いたけど、kaleido proud fiestaで歌われている通り"今を誇れる"ツアーでしかなくて笑顔になっちゃうな〜。
今のUNISON SQUARE GARDENに対してもそうだし、UNISON SQUARE GARDENの音楽に何かを感じて生きてきた自分に対してもそう。
そういう莫大な規模感の何かを感じてしまう最高のツアーがUNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022 kaleido proud fiesta だと思うわけですよ…。本当に誇らしい。
過去の色々な思い出が蘇ってくるという面での楽しさが強いのは勿論だけど、過去の思い出がない人にも必ずものすごいライブがやってくるのでどうか安心して観てほしい(誰に向けて書いてるんだ?)

かわいいねぇ~~~~~。これからも引き続きよろしくお願いします。

ということで今回はこの辺で。お読みいただきありがとうございました!