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ネタバレあり【ライブレポート!】UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022 Kaleido proud fiesta @7/9市川市文化会館

みなさんこんにちは。ツバメです。

ツアーが、始まった!!!!!!!

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ということで初日の感想ドカドカ書いていきます。

ネタバレ注意でよろしくです。

~開演前~

(個人的には)MODE MOOD MODEツアー初日以来の市川市文化会館
あの閑静な住宅街に不意に会場が現れる感じと、傾斜のついた客席とステージの距離感が本当に好き。

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SE.絵の具
ステージには半透明の幕が張られた状態でライブスタート。
この手のステージ設計はon the SEATの冒頭とかDr.Izzyツアーの鉄格子みたいな飾りとか、Bee Side 0の時の月が描かれた幕とかを思い出す。

01.harmonized finale
ツアー初日特有の神聖な雰囲気からピアノのイントロが鳴り響き1曲目へ。
半透明の幕と照明の功で”夢を見ているような”錯覚に陥るのが印象的。
落ちサビのギタボ様のシルエット本当に華麗度MAXでしたね。
もはや書くまでもないけど”ここからまた始まっていく”の1曲目チョイスだった。
02.箱庭ロック・ショー
余韻を残しながらカポが2フレットに移されハイハット4カウントで演奏が始まりながら半透明の幕が上昇。記憶ないけど多分ここで「ようこそ!」
ちなみに衣装はDr.が白赤の羽織、Ba.ツアー緑T、Gt.Vo.白襷がけシャツ(このシャツいつもパッと見で襷がけのところが見えなくて、無地白シャツに戻った?!ってなる)
セットリストを俯瞰してみると、カップリング曲や普段滅多に演奏しないアルバム曲をねじ込んだセットリストの冒頭で”すべてのストーリーを流線型にしたい”と歌うことに意味を感じずにはいられない。そして相変わらずギターソロが好き。
03.世界ファンシー
おとなしめの4カウント(ハイハット?)からスタート。周りの反応的にもすっかり人気曲の仲間入りした感あって愛だった。
これまでは緑と紫が照明のベースだったけど今回は青(藍色)が強かったのが印象的。
前のツアーの主役が序盤でいきなり出てくるシリーズ(シュガーソング、夜な夜な、場違いetc.)の踏襲で笑顔。
04.シャンデリア・ワルツ
ファンシーを〆ると勢いそのままに慣れ親しんだドラムロールから世界が始まる音がして...。
まだ4曲目なのに「今日もいいライブだったな、もう終わりか~」みたな謎感情になる相変わらずの大多幸感で楽しかった。オンドラムスの顔がよかったな。
”願いを放て””夢見てるぼくらは気づかない”等々kaleido proud fiestaの世界観に寄り添えるフレーズが多々散りばめられていて好き(というかkaleido proud fiestaの歌詞はUNISON SQUARE GARDEN田淵智也の歌詞の引き出し全部ひっくり返したみたいなやつなので、大体どの曲ともドラマチックに結びついてしまってズルい)
いやこの繋ぎ去年のツアーで見たかったんだけど!?!?となったのは内緒

05.セッションCAPACITY超える
紫メインの妖艶な照明からDr.Izzyツアーのマジョリティ・リポートみたいなセッションが始まって「UNISON SQUARE GARDENです!最後までよろしく!」からイントロのスネア&ベースのコンビネーションへ。
「試験範囲はバンドのキャリアとイコール」の言葉に相違ないことを伺わせる構成で既に好きだった。
間奏ドラムが案の定凄くて良かった。今更だけど終盤の「そこでハッとしちゃって~」の歌とギター両立してるのもすごい。
寝ても覚めてもおんなじ景色ならどうすりゃいいんだろ””全部が全部わすれちゃうくらいの”がこのツアーの文脈な気がする。
06.Silent Libre Mirage
ハイハットのカウントからスタート。おかえり!!!!!!!!!
イントロやBメロ、落ちサビと要所要所で入るハイフレットのベースが気持ち良すぎて~~~。
某あのOne roll, One romanceの思い出が蘇ってきて楽しかった。
市川の傾斜だと斎藤さんのエフェクター踏む足が観察しやすかったのも良かった。Dメロ→ギターソロ→大サビのとこ手足忙しすぎて脳がパンクしそう。
”今をかきわける”が”今”を強調するセトリおじさんのブーム(?)にリンクしてて良い。
07.Own Civilization (nano-mile met)
Silent Libre Mirageの音が止まって暗転した瞬間にギターの刻む音が始まっていく仕掛け。初日からチーム力強くて好き。(チームスポーツのファンかアイドルファンの感想?)
JAPAN JAMでの摂食ビジランテエアリアルエイリアンが1曲に凝縮された感じ(ロックで黙らせる&アルバム1曲目を流れの中に混ぜるやつ)
炊き立てのご飯といい新米備蓄米といい米大好きおじさんで笑うし、五臓がロック(5,6,)→nano-mile(7)に繋ぐ数字ギャグ(失礼)が健在で爆笑。
08.ラディアルナイトチェイサー
4カウントからベースが始まってこのツアーの攻め具合を察知。
ギタボが色々大変そうだった。思い返せばB面ツアーも最終的な仕上がりがバケモノみたいに良かったので今からkaleido proud fiestaツアー仕様の仕上がりが楽しみ。
”目が覚めるまでそっとしといてほしい”がこのツアー要素かしら。
新春ミニライブがしっかりツアーの練習だったの可愛すぎ。あとこれは普通に普段のライブでもやればいいのに~~~。
09.‪fake town baby‬
目ェが覚めるまでそっとしといてI'm sane but, it's trick or treat...(シームレス繋ぎ)が面白すぎて(良すぎて)爆笑。(「そっとしとしてほしい」まで歌い切ってたか記憶が定かではないので今後確認します)
サビの「fake town baby!」のコーラスで白いライトが「みょ~~~~~~~ん」って感じにヌルい揺れ方してるのがジワだった。激しく揺らさないんかい(笑)
あと間奏の照明がMMMのころと雰囲気変わってた。あの頃の水色のレーザー光線みたいなやつ未だによく覚えてるなぁ。
最後はPatrick VegeeツアーのPhantom Jokeや、最近のマスターボリュームよろしく余韻マシマシのジャカジャカタイムが入って〆。

10.5分後のスターダスト
静寂につつまれ始まったのは1stシングル センチメンタルピリオドカップリング曲である5分後のスターダスト。This is シングルツアー。本当に素晴らしすぎます。
秋の色づきを想起させる照明が美しすぎたし初日から仕上ってたしもう何もかも感無量。B面ツアーで「もう一生聴けないのもったいなすぎるだろ」ってくらいに進化した曲なのでまた会えてうれしい。
トリックオアトリートから金木犀が香る秋繋ぎ。
”忘れかけてるものを思い出した””きれいな景色になりそうだ”がkaleido proud fiesta。”リトルスターダスト空に帰った”がナノサイズスカイウォーク(?)。
フォロワー様の感想でハッとさせられたのは、ラディアルナイトチェイサーと5分後のスターダストがそれぞれ鈴木斎藤推し曲からのチョイスなのでは?という説。愛だ~。

11.弥生町ロンリープラネット
Patrick Vegeeツアーで忘れられていた(忘れられていたわけではない)弥生町ロンリープラネット
fun time HOLIDAY8でCatch up,latencyや夢が覚めたらを救済した流れでこの曲も救済。2022年は祝祭と救済の年でおめでたすぎる(?)
ここまで展開詰め詰め曲ばかりだったのでローテンポで音数が少ないのがとても沁みた。
さっきも書いたけど市川は斎藤さんの足が監視しやすいのでサビ前の<歪み踏む→ギターヘッドの方弾くやつ(名称不明)>の流れに注目してしまった。
そして、誰もが「これ、どの曲に繋ぐんだ?」と固唾を飲んで見守っていたはずなのに、「そして~ぼくらのォ~~~....春が来る(暗転)」で何も始まらずフロアが虚無に包まれて笑った。
誰もセットリストを知らない初日特有の光景な気がするけど、ここは拍手無しでツアー完走したら面白い。ス――――ンって照明が落ちていくのはとてもよかった。
秋から冬の終わりが近づいてぼくらの春が来る繋ぎ(そのまま)

12.セッション〜ワールドワイド・スーパーガール
ワールドワイドイントロのテケテケテケテケ...のギターをアレンジしたノリに合わせてドラムが魅せる長尺のセッション。
多分終盤までベースの出番なくて、ベースの人はライザー座ってタカオギャルになってた。
最初ノンフィクションコンパス???ってなるテケテケ感だった。とにかくワクワクが止まらない時間だったな~。
聞き取れてないので推測だけど、最後はドラム「ワールド!」→ギタボ「ワールドワイド!」みたいな掛け声いれて曲へ。
嬉しすぎて楽しすぎてサビで思いっきり腕上げちゃった(照)
相変わらずウサ耳と間奏3・3・7首振りしてて良かった。
秋→冬/春→麦わら帽子が似合う季節に巡る。季節が巡るの好きですね?あと明日の天気≒空のことも気にしがち。
13.ナノサイズスカイウォーク
流れるようにナノサイズスカイウォークのイントロへ。
縦型の照明がサビで青のグラデーション作っててめちゃくちゃ綺麗だった。
Bメロのロータムとライドのカップ叩くとこにノるの楽しすぎ!
サビ入った瞬間の3秒くらいだけベースおじさんが左足ドンドンしてて良かった。
ギターソロと歌が重なるところはライブ仕様のアレンジ。
Dメロ終わりの「ナノサイズスカイスカイウォ~ク」が音源より短く切ってドラムで繋いでギターソロ行く感じだった気がする。ツアー経てアレンジが変化するのにも期待。
それにしてもツアー初日でこんなに楽しいの、本当にこの先どこまで育っちゃうの?って感じで恐ろしすぎる。

14.セッションサンポサキマイライフ
聴いたことないバンドアンサンブル、存在しないイントロ(小セッション)が始まって
タイトルコール「サンポサキマイライフ!」(めっちゃ爽やかな言い方)からイントロへ。
いや、タイトルコール!?!?ってなってセッションと照明と演奏の雰囲気全部忘れた。今回のセトリここまでもこの先もズルな使い方いっぱいあったけど、この曲のこの使い方が一番ズルな気がする。
ウォーク⇒サンポサキのこじつけ?とか、”嫌じゃない ならばついてきてよ”→”トップスピードは更新中 ついてこれるか”とか、”「絶景かな」のあみだくじ~”とか、”~今!単純だよこんくらい”とかがこのセットリストの流れだと意味を持っているように聞こえる。
15.オリオンなぞる
素直にハイハットのカウントからオリオンをなぞるへ。
とにもかくにも演出。ドラムの奥にあるミラーボール?みたいな照明が縦回転して宇宙を駆け抜けているようなライティングだった。文字と光とで違うけどMV意識してそう。
入り方以外にドラムも”いつも通り”テイストで手数並盛でかなり原曲に忠実なオリオンをなぞるだった気がする。これがワンマンライブ特有の体力管理的なやつなのか、敢えてあの頃のオリオンをなぞるを再現してるのか、単にその日の気分なのか、これから徐々に察せそうで楽しみ。
16.kaleido proud fiesta
アウトロで満を持してヘッドホンおじさんが登場して、いよいよこのツアーの主人公のお披露目へ。
kaleido proud fiestaのCDジャケットに使用されていたフォントのUNISON SQUARE GARDENの文字が迫真の下降してきて笑った。でもロゴが三原色RGBに光ってるのは良かった。バンドロゴ(ロゴではない)を背負ってる時のUNISON SQUARE GARDENは強い。
存外素直にオリオンなぞって、すぐ後ろに素直にkaleido proud fiestaが出てくるの可愛すぎて愛。(?)
一言一句一音一音全部好きなので全部楽しかったな。サビ締めくくりの三連符⇒スプラッシュ&ギターリフが無限に気持ちいい。アウトロでスティックグルグルなのもよかった。
17.to the CIDER ROAD
kaleido proud fiestaをデケデン!と〆る手前?のタイミングで再びオンドラムスタカオスズキがローランドのパッド(同期流してるアレ)を叩いてkaleido proud fiestaが終わった瞬間、あのイントロへ............................。
イントロ中の両手ガッツポーズベースおじさん大好きすぎ。(←セットリスト組んだ張本人が初見の客みたいなリアクションするの面白すぎる)
いや、もう本当に何書いていいかわからないんですけど、こんなオタクの妄想みたいなセットリストが存在していいんですか?いいんですねありがとうございます........。
衝撃と歓喜と感動とその他全部の感情をブチまけてしまう瞬間だった。
今日この瞬間までUNISON SQUARE GARDENを好きで居続けられたご褒美みたいで思い返しただけで泣けてきちゃう。一生忘れないツアーだ…。
"今どこ行こうかだけ考えます"とか"相当前の過去はキレイだ〜"とか、オリオンで伸ばした右手に対する"君だけの手誰も邪魔するな予感はここだ"とかそういう意味に聴こえてくる。
アルバム1曲目を流れの中で使うセトリおじさんの流行とも噛み合ってしまって本当に愛。

18.セッション〜10% roll, 10% romance
to the CIDER ROADを〆ると、聴き覚えのあるビートが刻まれ10% roll, 10% romanceを確信...。今年5月のビバラ、JAPAN JAMで聴いたあのセッションのビートを基盤に、それがさらに進化した形のものだった。(春フェスが全部練習だったと思うとかわいい)
「楽しかったです!UNISON SQUARE GARDENでしたラスト!」から原曲通りのハイハットが刻まれ歌い出しへ。
本当に無敵すぎてヤバかった(表現力皆無)
最後の曲の前にひと仕掛けあるのOne roll, One romanceを思い出さずにはいられないし、この流れ無敵以外で形容できなくて...。
相変わらずムービングライトが華やかすぎてよかった。だってこんな君を(足トントン)、近くで見れるのは(首ブンブン)も相変わらず。

今年のユニゾン、強すぎる....。

"その目を離さないで"→"1sec.でコンタクト"/"eyes to eyes"
"君だけの手 誰も邪魔するな予感はここだ"→"お手をどうぞ"/"照れながら手を握ったら"
"次はどこへどこへ行こう"→"どこへでも行けるさ"等々、to the CIDER ROAD10% roll, 10% romanceはず〜〜〜〜っとセットで聴きたかった組み合わせだったので、「生きててよかった」以外ない時間だった。かがみがはらが伏線だったのもかわいいね。

encore
01.Cheap Cheap Endroll
アンコールの拍手から3人が再登場。
ラクリカルカレ前みたいな若干音出して雰囲気作ったところから曲スタート。
無言から始まるタイプのアンコールが好きなので嬉しかった。
本編終わった後の1000%の達成感のせい(おかげ?)で気が付いたら曲が終わってた。(でもヘッドホンおじさんの登場だけはしっかり観測。
02.シュガーソングビターステップ
演奏を止めずに「アンコールありがとう!」からドラムへ。
初めて観るパターンでかっこよかった(純粋)
あまりにも本編終盤はステージしか見てなかったので、この曲は喜んで飛び跳ねてる会場を見渡して浸ってた。幸せ~~~~~。
03.場違いハミングバード
最後まで音が途切れず、斎藤さんの「ラスト!」から親の声より聴いたオンドラムスの絶叫4カウントが入って場違いハミングバードへ。
願ったり叶ったりなセットリストが完成してしまって喜び以外の感情がなかった
本編のあの構成は「夢?????」みたいな感覚だけど、アンコールのこの3曲は「あ、自分いまUNISON SQUARE GARDENのライブに来てる~~~!!!」ってなる並びなのできちんと生を実感できて精神に優しい(もう感覚壊れてる人の感想)
最後の最後なのでステージの上の人たちもステージを観てるこっち側の人たちもみんな残りの力全部ぶちまけてる感じで楽しかった。
UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022 kaleido proud fiesta、有史以来最強のツアーだ…。
”場違いなハミングバードでも 今 誇らしげに鳴くから”がこのツアーにおあつらえ向き。

こうしてMCなしで90分駆け抜けスクエアガーデン。MCない事に対しては「MCないんだ」としか思わないけど、全編を通して今のUNISON SQUARE GARDENがやりたいこと全部がここにあると十二分に伝わってきて最高だった。

UNISON SQUARE GARDEN TOUR 2022 kaleido proud fiesta
セットリスト

SE.絵の具
01.harmonized finale
02.箱庭ロック・ショー
03.世界はファンシー
04.シャンデリア・ワルツ

05.セッション〜CAPACITY超える
06.Silent Libre Mirage
07.Own Civilization (nano-mile met)
08.ラディアルナイトチェイサー
09.‪fake town baby

10.5分後のスターダスト
11.弥生町ロンリープラネット

12.セッション〜ワールドワイド・スーパーガール
13.ナノサイズスカイウォーク

14.セッション〜サンポサキマイライフ
15.オリオンをなぞる
16.kaleido proud fiesta
17.to the CIDER ROAD
18.セッション〜10% roll, 10% romance

encore
01.Cheap Cheap Endroll
02.シュガーソングとビターステップ
03.場違いハミングバード

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いやもう本当にこんなツアーが現実に存在していいの?ってなるくらい好きすぎて…。
初日終わった瞬間からツアー終わるのが悲しくなるくらいだった。2022年、本当に凄い年。

CIDER ROADを聴いてこのバンド好きになった自分のセンスを一生誇りに思っちゃうな。
ここまでお読みいただきありがとうございました。