つばめも

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ユニゾンセトリ考察部@MODE MOOD MOOD

メリー本日。ご無沙汰です。
アンコールが控えてるとはいえとりあえずMMMツアーが完結するのでセトリ深読みおじさんが総括していく記事になります。円盤等々のお供に是非。

 

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息を吐くようにステマ。ということで1曲目からやっていきます。


1.Own Civilization(nano-mile met)
7枚目を飾るトップバッター。「有り体たる流れを変えてやろう」という決意表明は終盤に待ち構える「春が来てぼくら」に向かって季節が遡っていくことで表現されている。
CIDERツアー以降枚数コールが入る曲(ため息、サイレン、アトラクション、Own)が冒頭に置かれるというのは相変わらず。裏を返すと枚数コールがない2曲目(シューゲイザースピーカー、Dizzy Trickster)はツアーでは2曲目に置かれていないのでこれが今後も法則となるか注目したい。


2.フルカラープログラム
お家芸の数字繋ぎ。「7」枚目と「虹(7色)を作ってみよう」が繋がって2曲目に起用されたのではないだろうか。
それと「虹色に光る幸せ そんなものがなくても」が反映されてお馴染みの7色の照明が使われていなかったのも大きなポイント。
ツアー初日市川、イントロドラムでオーディエンスが一斉に歓声上げて頭抱えたり腕あげたりしてた光景は一生忘れない。笑


3.シュガーソングとビターステップ
OrOrツアー終わった後から常々「次はシュガーソングが序盤に出てくる」って言い続けてたのが的中したのが今ツアーの(個人的な)ハイライトの一つ。
それまで終盤での演奏が定番化してた曲を前に持ってきてビックリさせるのも最早お家芸と言える。
フルカラー終わった後のカポの着脱とヘッドホン装着のスムーズさから既に見所。蓋然性ポーズとかがなくなってたりと細かな変化も見られた。


4.‪fake town baby
甘いか苦いかは君が決めろよ。とシュガーソングとセットでこの位置。でも最後は甘い一瞬に騙されるんだけども。
間奏の照明がバチクソ格好良い。
「勝算万全、おまたせ」でオープニングが飾られるのが最高。

 

5.mix juiceのいうとおり

一呼吸置いてこの曲からライブ再開。未完成で杜撰でイライラして穢れてて反吐が出ても丸ごとmix juiceという解釈をすると4-5が繋がる。


6.デイライ協奏楽団
元祖ヘンテコギターリフ。mix juiceのいうとおりのシンデレラを意識した世界観と、この曲の「誰も彼もがピーターパンとシンデレラ」という詞がリンクする。
「12月をテンポアップして」「新年早々テンポアップして」というフレーズのあるこの曲からen1に向けて季節が遡るというカラクリがはじまる。


7.フィクションフリーククライシス
小セッションから新参者のヘンテコリフ。デイライとセットで置かれていることに意味があるのだろう。
大サビが最高に楽しい、横アリのスクリーンが三分割になったのがとても良かったので映像が楽しみ。


8.ガリレオのショーケース
恐らく今ツアー1番の衝撃の起用。物好きであればあるほどこの曲は「んラスト!ガリレオのショーケイサァ!(巻舌&興奮気味)」なイメージが強い分、受ける衝撃は大きかっただろう。これも有り体たる流れを変えることの一環なのだろうか。解決できないな。


9.MIDNIGHT JUNGLE
ライブ前半をまとめあげるキメ曲。アルバムツアーということもありアルバムのキラーチューンであるこの曲が配置された。
そういう意味ではDr.Izzyのパンデミックサドンデス的なポジション。ツアー以外でもこの2曲は似たような扱いを受けている気がする。解決なんてその場しのぎ、って所はガリレオと繋がるのか?


10.サンタクロースは渋滞中
2週連続新シングルのCPシリーズはみんなお蔵入りかと思ったらまさかのセトリ入り。読めませんでした。
あのステキなイントロアレンジがライブCDになるのも嬉しい。何気にサビのコーラスが好き。デイライの新年早々テンポアップから反転してサンタクロースの季節に戻る。


11.静謐甘美秋暮抒情
冬から秋の暮れに季節が逆戻り。この曲マジエロい。
キメッキメで歌詞てんこ盛りのモードの中ではかなり異質な存在だったが、隙間恐怖症から脱却したこの曲の存在はCatch up, latencyの制作にも影響を与えたのではないだろうか。っていう邪推。(隙間恐怖症ってワードは雑誌インタビューから)
横アリではBPM落としめだったので映像と音源をあの日の記憶と照らし合わせたい。


12.クローバー
「11月の約束の日」という歌詞から、世界観は秋の暮れから秋の中頃に戻る。
他にも「夢ならば」「魔法」「からくり」などMMM曲の歌詞やキャッチコピーに共通するワードが印象的。
他の誰がなにを言おうと私的なMMMツアー最大の見所はこの曲の力強さと次の曲の華やかさにある。


13.オーケストラを観にいこう
冬→秋という流れを受けて「30度を超えた日曜」という夏を想起させる歌い出しから始まる。
暗転→イントロアレンジ→オレンジバックの明転、最後のクレッシェンド暗転など、とにかく演出に度肝を抜かれ涙腺を持っていかれたMMMツアーMVP曲。
この曲順だとクローバーの中で起きてる恋がこの曲の中で起きてる恋と繋がるような気がする。まさにセトリマジック。


14.Dizzy Trickster
14曲目はいわばツアーのメインディッシュ。前回と対照的にロック調の小セッションから繰り出されたのが印象的。
オーケストラの最後、「帰り道も君を想うのです」からこの曲の歌い出しが「上手に準備されたユートピアに浸って帰り道につけば」と帰り道が繋がるのが美しい。今回のツアーで最も「無敵モードのロックバンド」を実感する1曲。


15.桜のあと (all quartets lead to the?)
アウトロを若干短くして4カウントなしで歌い出しというレアな使い方。CITSのカラクリ桜繋ぎを思い出さずにはいられなくなる。このアイデアは本当に天才。セットリスト構築の神の名に相応しい。
13曲目までに冬、秋、夏が表現されたのでここでは夏と春の間≒「桜が咲いて散ったそのあと」を歌詞のまま表現している。ここの二曲の一連の流れは公式のYouTubeから見てほしい。

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16.Invisible Sensation
相変わらず最高にかっこよくて最高に楽しいドラムソロから一転、ギタボにピンスポが当たった瞬間に恐らくフロアの大半はこの曲が来ることを悟っただろう。そもそもセッションとドラムソロを分けてDr.IzzyまでのワンマンツアーとOne rollの良いとこ欲張りセットみたいな流れになっているのが溜まらん。
Dizzy Trickster、‪fake town baby‬、MIDNIGHT JUNGLE、君の瞳に恋してないなどポテンシャルに満ち溢れる各曲の良さを最大限に引き出すセトリ作りに脱帽せざるを得ない。


17.場違いハミングバード
もはや実家のような安心感すら覚える本編最終盤での絶叫4カウント×ステージ全力疾走。Dr.Izzyツアーで3曲目、OrOrツアーでセトリから外されたのでそろそろ終盤に帰ってくるだろうと思っていたのが見事に的中した。ただこの時の予想は直感に基づいたものだったが。笑
まじめに考察してみると「エイプリルフール 恒例とはいえ…」という4月を連想させる歌詞は時系列に並べると「桜が咲いて散ったそのあと(4-5月ごろ?)」の前にあたるだろう。Invisible Sensationに「場違い」というワードが出てくるのも関係しているかもしれない。


18.君の瞳に恋してない
本編ラストはアルバムラストと同じこの曲。
結局の所、アルキメンデスは恋に落ちてオーケストラの中でも恋が生まれてたけど最後の5センチが思ったように埋まらないのでコンフューズド困った!けど甘い一瞬に騙されて?って感じにまとめておきます(?)
こんな深読みどうでもよくなるくらい最高に幸せな曲。ギターソロでは全国各地でさまざまな事件(?)が起きていたらしいので映像が楽しみ。笑


19.春が来てぼくら
MMM曲と共に今ツアーの軸になった曲。桜が咲いて散ったその後からエイプリルフール、また更に季節が遡り春が来る。見事に有り体たる流れが変えられているセトリ作りはお見事の一言。4月から始まったMMMツアーが終わり、次のMMMEツアーはまた春が来る3月に完結するというのもなかなかロマンティック。
機会があれば、いつかの少年→春が来てぼくらの流れが聴きたい。


20.10% roll, 10% romance

ツアーではこの曲の前にMCが挟まったので、ライブの終わりを噛み締めながら聴いた人が殆どだろう。テンポが速くキメがたくさん盛り込まれているこの曲は間違えなくDr.Izzy〜MMM期のUNISON SQUARE GARDENを象徴するものと言える。


21-1.Cheap Cheap Endroll
パターンその1。こちらは圧倒的なスピードで1曲が終わるので「やったもん勝ち」なムード。
OwnやDizzyの捻くれ感とよくマッチしている。


21-2.アイラブニージュー
まさかのパターンその2。MMMツアーで初起用された日に現地にいたが、あの地鳴りのような歓声は本当に忘れられない。笑
映像収録の日には大事件な感じだったらしいので映像がとても楽しみ。(n回目)
こちらは君の瞳に恋してないの甘々ハッピー感とよくマッチしている。暗室でハチミツこぼしたらベタベタするけど。
OrOrの日替わり枠と比べたらCheap Cheap Endrollとアイラブニージューの2択は釣り合いが取れていたように思える。基本的に23:25以外のJET.CO曲が不遇気味なのがもどかしい。3枚目のシングル曲さんとかそろそろ復活しませんかね?

 


総括

流れで言うとハイライトは1-4、12-13、14-18あたり。曲単体で言うとガリレオのショーケースとオーケストラを観にいこうと君の瞳に恋してないが強すぎたツアーだった。
2公演もチケットご用意してくれたUNICITYに最大限の感謝。公約もほぼ守れたそうでもうなんだこの無敵のFCは…。MMMEも当選させていただいたので楽しみにしています。


〜オマケ〜
MMMEのセトリ変更点予想
来月個別で記事書いてる余裕がなさそうなのでここで簡潔に。
①Catch up, latencyはドラムソロ後のInvisible Sensation枠に収まる
→無難なとこならen2の枠なんだろうけど、こっちで聴きたいっていうエゴから。(ほぼ願望)


②サンタクロースは渋滞中→スノウループ
→暗転明けなのでバラードも置ける位置ってことと、せっかくなら冬の曲で同じタイミングで収録されたCP曲使ってほしいなって事で。(願望)


③Cheap/アイラブ→crazy birthday
→曲としての立ち位置(theライブ映え?曲)が似てる中でen3にクレバ来たら最高だよなと。
何より15周年のメモリアルイヤーなので、この曲やってお祝いモードに行きますよ宣言してもらいたい。(?)


10% roll, 10% romanceInvisible Sensation
→①の予想が当たればInvisible Sensationがen2に回って10%が弾かれるのでは?という予想。
Dr.Izzyの時のようにen1新曲(Catch up, latency)、en2春が来てぼくら…もありかなと思ったけど春が来てぼくらとCatch up, latencyが並ぶのに何か違和感を感じたので。


ということで、以上4点をMMMEへ向けての予想とさせていただきます。曲単品の予想だし当たって欲しいなあ。


ここまでお読みいただきありがとうございました!
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