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UNISON SQUARE GARDEN MODE MOOD MODEツアー感想〈市川編〉 &セトリ予想答え合わせ

ネタバレ注意

この記事は2018年4月13日のUNISON SQUARE GARDEN MODE MOOD MODEツアー市川公演についての感想記事です。ガッツリネタバレしていくので、回避したい方はここでブラウザバックをお願いします。ネタバレ上等という方のみ下へお進みください。

ここでブラウザバックする方はそれぞれのツアーが終わった頃にこのブログを思い出していただければ幸いです!

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ということで始めて行きます。以下常体にて失礼いたします。

 


「今日このツアーが千葉で終わり、4月からまたツアーが始まるんですよ、それも千葉なんですよ。千葉づいてるんですよね(笑)」

そんな幕張でのMCから2ヶ月余り、ロックバンドの通常営業が今年も始まった。
ツアーとツアーの合間が短いにも関わらず、そこでシングルを発売するなど、呼吸を続けるロックバンドには感謝の念以外見つからない。
今回はアルバム発売からツアー開始までに少し時間が空いたためセトリ予想も煮込んで煮込んでツアーを迎えることができた。セトリの答え合わせも最後に行うのでお楽しみに。


ということでまずは1曲目から。
SE 絵の具 イズミカワソラ
→いつものように絵の具が流れ、いつものように3人が入場。バスドラがなり始めるとギタボにピンスポが当たる。
1. Own Civilization (nano-mile met)
→1曲目は予想通りこの曲。“有り体たる流れを変えてやろう”というフレーズが今回のセトリの1つのテーマになっていたんじゃないかと勘繰らずにはいられないライブだった。
席の位置が悪かったのか自分の耳が悪かったのかわからないがこの曲で楽しみにしてたスラップの部分があまりよく聴こえかなかったのが残念。あと2番のサビがちょい走り気味だった気がする、そういう風に仕組んでるのかもだけど。
この時のぼく「さぁ次はDizzyだな?タノシミダナー」
2. フルカラープログラム
→なんで君2曲目に来るの???(褒めてる)(あり得ない動揺で足元がおぼつかない)(早口)
間違えなくフロア全体が驚嘆の渦に包まれただろう。興奮のあまり「ようこそ!」をどこで言ったか覚えてないという始末。もう何がなんだかわからなくてひたすら興奮していた。
ラストの「Wow Wow Wowオーーーー」のノビがすごい。
冷静になって考えるとOne rollの2曲目夜な夜なの対比なのかなーと思ったり思わなかったり。セトリおじさんの組むセトリのおかげか斎藤さんカポの着脱めっちゃ速い。笑
3. シュガーソングとビターステップ
→当てた!!!3曲目シュガーソング!!!
元々Dizzyから繋がる想定だったんだけどこの際なんでも良し。(笑)
この曲の安定感及びフロアの愉悦感については今更言葉にするまでもないだろう。
あくまで私見だが、YouTubeにライブ映像が公開されたりこうやってワンマンの前半で演奏されることでようやくUNISON SQUARE GARDENの主力楽曲としてのノルマを達成しユニゾンの手中に収まった感がある。なんと言うかシュガーソングのユニゾンからユニゾンのシュガーソングに移り変わったようなそんな感じ。曖昧。
なんにせよ、UNISON SQUARE GARDENの代名詞とも呼べる曲が2枚並んでるこの2-3の鉄壁の布陣最高すぎる。
4. ‪fake town baby
→“甘いか苦いかは君が決めろよ”ということだろう。3曲目シュガー当てたらここまで導き出すことはできたと思うのでちょっと悔しい(笑)。
間奏の赤、水色、白のチカチカ照明がかっこよかった。ただチカチカのおかげで演者が若干見にくかった…。
ここで1度暗転を挟み斎藤さんの一言から次の曲。
ちなみにここの暗転でメンバーの名前叫びまくる人がいなくてびっくり。素晴らしかった。フロアにもツアー初日という緊張感があったのだろうか。(結局次の暗転ではちょくちょくいたけど)
5. mix juiceのいうとおり
曲の開始と斎藤さんの一言が被ってて聞き取れなかった。イントロの3分クッキング感は相変わらず。
ここは恐らく、セトリ予想の記事で話した前作枠だと思うが同期曲がたくさんノルマにある中でこれを選ぶとは思わなかった。1回は候補に入れたけどすぐにアトラクションに戻したし。
しかもこの位置はアルバム曲が来ると読んで予想セトリを組んでいたので完全に想定外だった。改めてこの曲は心から清らかな気分になる名曲だと感じた。
6. デイライ協奏楽団
→「よっ!」からお馴染みのヘンテコイントロ。あと1サビ終わりだったかのスプラッシュがGJしてた。
そして前回のサンポサキに続いてこの曲もギターはタッピングが盛り込まれていた。ftH6行けなかったのにも関わらずフルカラーデイライがセットで聴けたのは最高に幸せだ。
後ろの曲を考えると「12月」「新年早々」という時期を表す言葉がキーワードになっていたのかな。en1の曲に向かって季節が遡る構成になっていると気づいたが、やはりここに何か意図があるのだろうか。
7. フィクションフリーククライシス
→ヘンテコアウトロのアレンジがフィクションフリーククライシスのヘンテコイントロのアレンジに繋がるという心地よい流れから繰り出された。そんな私はUSG中毒です!
サビのコーラスは斎藤田淵がメロディライン歌ってタカオが下をハモる感じだったかな?田淵さんがメロディライン歌うのはレア。斎藤さんに負けず劣らずいい声してるよね。
それと最後のクラップ楽しかった。曲に載ってるクラップは積極的にやりたい派。「次はインビジやって夢が覚めたらに行くのかな〜」なんて思っていたらギターの歪んだ開放弦のサウンドにどこか聞き覚えのあるドラムが刻まれ、ベースの人は挙動不審になりギターには3フレットにカポがついた。まさかあれやるのか?いやこんな位置にあれは置かないだろwって思ってたらそのまさか。
8. ガリレオのショーケース
→ なんで君はこの場所にいるの???(2回目)(早口)
不思議で不思議で仕方ない8曲目ガリレオのショーケース。武道館振りに聴いたけどやっぱり最高に楽しい。フルカラーとガリレオが聴けるだけでこのツアーの株は大暴騰したことだろう。なんならフルカラーの時点でチケ代の元は取った気になれる。
ただ後ろの曲を考えても割と無理やりねじ込んだ感があるのでどうしてもこのツアーでやらなきゃいけない理由があるのだろう。今はまだわからない。
3人ともめちゃくちゃに楽しそうだった。特にベースの人は体捻り過ぎて千切れそうだった、あと首からベースが生えてるみたいな姿勢で弾くの笑った。
9. MIDNIGHT JUNGLE
→君は逆にもうちょっと後ろじゃないんかい!って感じだったけど意外としっくり来る位置ではあった。
市川の治安が良いからか、まだライブでの披露回数が少ないからかフロアでコーラスする人が少なかった気がする。おかげでリズム隊のコーラスがハッキリ聴こえたので良かった。ドラムのハードワークが際立っていた。
10. サンタクロースは渋滞中
→グリーン×レッドのクリスマスカラーのライトに合わせて「Santa Claus is coming to town…」のメロディをなぞるギターリフから始まるという素敵なアレンジ。まさかこんなに早くライブで聴けるとは思ってなかったのでびっくり。これだからセトリおじさんには敵わない。
ベースが良い。早口パートがすごい。サビのコーラスエロい。この枠スノウループと入れ替えだったら面白いなと思ったけどどうなんだろうか。アレンジから入るんだしそれはないか。
11. 静謐甘美秋暮抒情
まさかのサンタクロースに驚きつつもステージが暗くなったことでバラードの空気を感じ取ったフロアが一瞬で静まり返るのが良かった。最高のお客さんたちだった。
全体的にベースとコーラスが良い。ド派手なオーケストラや君の瞳に隠れがちだけどアルバム曲の中でもかなり攻めたアプローチをしてるのがこの曲。ボーカルのメロディラインも上下に忙しいが聞き応えがある。ギターソロは若干音源ver.と違った気がする、ミスなのかもしれないけどあれは多分そういう仕様。
ここで再び暗転。
12. クローバー
→これも予想が見事に的中!次の曲と合わせてこのセトリのMVPに挙げたいくらい良かった。
相変わらず斎藤宏介さんはアルペジオ弾きながら華麗に歌いこなす姿が美しい。その立ち姿からアルペジオ弾きながら歌うことの難しさを感じさせないのが更に凄い。
そしてこの曲はドラムのやや後方から白の照明のみが曲中一貫してステージを照らし続けていたのが本当に良かった。そして曲が終わると、少しの暗転からオーケストラの始まりを予感させる音が会場に響いた。
13. オーケストラを観にいこう
→間違えなくアルバム曲のなかで一番化けた曲だ。素敵なオーケストラサウンドのライブオリジナルイントロから曲の開始に合わせるように明転。その時クローバーや静謐甘美の時には使われていなかった後方のシアター部分?の照明が使われ、ステージを最大限に広く使った演出に思わず感動してしまった。
それに加えてこの曲の暖かなイントロ、メロディによって涙腺は完全に崩壊。呼吸が乱れるくらい泣いてしまったので正直2番のサビあたりまで泣いてた記憶しかない。涙腺ガバガバオタクなので許してほしい。ここは次回以降リベンジ…(笑)
曲については言わずもがな良曲なのだが、これがホールツアーで聴けることがこの上ない幸福であると一つ言わせてほしい。とにかくライブ会場で体験すべき曲だ。
締め方も素晴らしかった。この瞬間は夢だったんじゃないかと疑ってしまうほど素晴らしい暗転への入り方だった。
ちなみに13曲目オーケストラという予想も完全に当たっていた。
14.Dizzy Trickster
プチセッションから繋がるのはこの曲。ちなみにセッションではまたしても田淵さんがギターのエフェクターを踏むカラクリが組まれていた。以前も語ったが、この一連の動作に違和感を感じさせないのはこのバンドの最大の魅力でもある。2回踏んでたように見えたけどエゴサしてたら踏み間違えてたみたいなツイートも見つけたのでどっちなのかまだわからない。
セッションはなんかSilent Libre Mirageっぽいフレーズが出て来た気がする。多分気のせい。
この曲は後半で聴きたいとずっと思ってたのでこの位置で聴けたのは良い意味でアクシデント。ブレイクが挟まるのが楽しい。
ちょっと専門的な話になるが、某ギターコードサイトによるとこの曲はサビのコード進行がF→A→…で、僕の好きな場違いやオトノバと同じ進行。僕がこの曲を好きになった理由はこのコード進行にあるのだろう。
Dizzy Tricksterな3人のロックスターが、バンドが最高に輝いていた曲だった。
15. 桜のあと (all quartets lead to the?)
→CITSツアーを想起させるノーカウントでall quartets lead lead to sayの歌い出し。待ってました2018年最も露骨に温存されてた曲!
フロアのみんなもステージの3人もこの曲大好きなんだなってのが伝わってくる愛に溢れた空間が広がっていた。愛が世界救うだなんて僕は信じてないけどね。
でもあの空間、もとい世界なら愛で救えそう。
そしてこの位置にオンドラムスタカオスズキが組み込まれた。
〜オンドラムスタカオスズキ〜
今回は前回の3倍くらいの長尺。最近ドラムソロ短いなって感じてたから嬉しかった。
内容はもう相変わらず楽しいんだけど特筆すべきは途中で打楽器が増えるところ。
斎藤さんがボンゴ?(3つくらいタムがあるコンガの小さいやつみたいなの)、田淵さんがビブラスラップ?(びよ〜んって変な音でるやつ)を持ち上げてドラム台に乗ってそれをカーディガンで目隠ししたタカオスズキが叩きまくるという爆笑必至の謎アンサンブルパート。客席にお尻向けて打楽器持ってる2人の後ろ姿がかわいい。
それが終わると打楽器を本職の弦楽器に持ち替え今度はセッション風のドラムソロ。会場全域に雄叫びが響く響く笑。
この時点でセッション後に繋げそうな曲は10%かインビジの2択だなぁどっちかなと思っていたらドラムソロを締めたところでギタボにピンスポが当たり…。
16.Invisible Sensation
→最高オブ最高。Dizzy Tricksterやオーケストラを観にいこうなどアルバム曲にもシングルに負けず劣らずのパワーヒッターな面々が並ぶ中で、それぞれの曲を最大限に生かすセトリ作りには脱帽するしかない。
この曲はフィクションとセットで前半に置かれて流し気味にやるのかなと思っていたので、この終盤の大事な位置に置いてくれたことがとにかく嬉しい。
この曲は本当にあっという間に過ぎていってしまった。どのくらいあっという間かというと場違いが敬称に気がつけないくらい(?)。ん?場違い…?(強引)
17.場違いハミングバード
→お馴染みの絶叫カウントからこの曲。カウントと同時に踊る心を抑えきることができずカウントとほぼ同時に飛び上がってガッツポーズしてしまった笑。
サビで原曲ではライド叩いてるところが左右のシンバルを高速で往復しながら叩くアレンジになってて面白かった。終盤にあれだけ叩きまくるの相当腕にきそう笑。
ベースの人がサビでバスドラに合わせて左足ドンドンするアクションが好き。相変わらずで嬉しかった。
インビジ場違いの繋ぎは前に作ったプレイリストで聴いてたので実現したのが最高に嬉しかった。
場違いがセトリ終盤に帰ってくるって予想も的中したので僕の頭の30%くらいはセトリおじさんとリンクしているかもしれない。
余談だがそのプレイリストはライブ1曲目がInvisible Sensationで2曲目にftbのライブ音源の場違いハミングバード入れたらカッコ良さそうだなと思って作った。3曲目にはその日の気分に合わせて好きなアップテンポの曲入れるのがおすすめ。
18.君の瞳に恋してない
→場違いで一旦流れが止まり、斎藤さんの「千葉最高でした!ラスト!」でドラムロールからこの曲。
背後にはMODE MOOD MODEの幕が降りてきた。字の部分が透けているのか、背景の色によって文字の色が変わるという小洒落た演出もあった。
3人でサビ歌う曲は楽しさ満点。多幸感に満ち溢れたりけりという最高のひと時だった。
この曲が最後に座っているだけでセトリが引き締まって見える、シャンデリア・ワルツに近い何かがこの曲にはある。そんなこの曲のポテンシャルの高さを感じつつMODE MOOD MODEという最高傑作の凄みを改めて噛みしめる最高の大円団だった。アウトロは確か音源よりちょい長めのアレンジ、何から何まで最高の本編が終わった。

encore
19.春が来てぼくら
大円団の本編から10分弱でアンコール開始。ここまで来てもまだMCを挟まずに曲が始まった。
美しい旋律が、歌声が、全てが最高で笑顔にならずにはいられない曲。この時を止めてしまいたくなる…。
落ちサビでギターと歌だけになる所は同期曲だからタイミング測るのがシビアそうに感じた。それでも完璧に歌いこなしてた斎藤宏介さんはやはり天才。あとラスサビ田淵さん歌詞間違えてたような気がする、気がするだけかもしれない。

ここでMC、ざっくりまとめると
・千葉づいてる(お気に入りの言い回しらしい笑)
・ツアー初日は何回やっても掴みにくい。
スプラトゥーン鈴木貴雄、大会1回戦敗退で涙。
・ユニゾン鈴木貴雄、ツアー初日めっちゃわろてる。
・金爆樽美酒にとってのSASUKEみたいにユニゾン鈴木のスプラトゥーンになってきてる(田淵爆笑)
・斎藤「ツアー初日は全体の成功祈願で神主さんを呼んで祈祷していただいているんだけど、スタッフ越しに聞いた話今回呼んだ神主さんがユニゾンファンだったらしいのね。ぼくら神様はいないとか歌ってるけど神主さん的にはどうなんでしょうね(場内爆笑)」
神主さんのくだりはめちゃくちゃ笑ってしまった、このバンドは神に背いたり存在否定したり、神と話すより君と話すのを選んだりとやりたい放題やってるからね笑。
そんなこんなで「また会いましょう!」からこの曲
20.10% roll, 10% romance
→本編から外れたけどこの位置に収まったこの曲。本編から外すとは思わなかったが、やはりめちゃくちゃに良い。
アルバム同様、大円団感を演出するポジションで期待通り、いやそれ以上の働きぶりだったのではないだろうか。
この曲はftbのライブ音源と比べるとメキメキ成長しているのがわかる。最後のサビで「僕だけで十分だからさ」を限界いっぱいまで伸ばしきって「片足ずつでいい」に移る歌いこなしの滑らかさは最早恐怖を感じる域にまで達している気がする。
21. Cheap Cheap Endroll
→「オマケ!」でカポ外してラストの演奏がスタート。それと同時にベースの人がドラムセットの周りを全力疾走で1周、上手に走っていったかと思えば下手にスルリと移動し気が付いた時にはサビでマイク前に戻ってくるという暴れっぷり。
2番ではお待ちかね?の斎藤宏介愛溢れるダル絡みコーナーが始まる。2番サビ中はついにコーラスを諦め斎藤さんのマイクの前方で仰向けになってバタ足を延々繰り返してたりギターソロのとこでは二人してイチャついて(?)同時マイクに走って戻っていくのが面白かったりと、短い曲の中に伝えたいことが発生しすぎて文章が迷子。
10% roll, 10% romanceBPMに引っ張られるかのごとく恐ろしいBPMであっという間に完走。Cheap Cheap、なのにPerfectly EuphoriaなEndroll だった。
終演は20:20頃だったので、全編合わせて2時間足らずで終了。あっという間すぎた。今回も21曲だがその中身は前回の21曲からさらに濃度が上がったようにも感じた。あっぱれセトリおじさん。セトリも良いし曲ごとの演出が憎たらしいほど素晴らしかった。
また本編にMCを挟まないという大英断もあり、ライブのスマートさは過去最大のものとなったと言って良いだろう。サンタクロースのメロディをなぞったりドラムソロにいつもとは違う楽器が出て来たりと、今回のツアーはとことん音楽を楽しむためにそれ以外の要素を徹底的に取り除いたような印象を受けた。
できるならこの日のこの2時間を永遠に経験したいと思わずにはいられない素晴らしいライブだった。ありがとう市川文化会館、最高の会場だった。

  • 最後にセトリについて現時点での私見

→2曲目フルカラーは百歩譲ってわかるとして8曲目ガリレオや夢が覚めたらを切ったこと、もっと言えば夢が覚めたらより優先してバラード枠にクローバーを選んだことなど、きっと何か意図があってやっていることなんだろうけど今の自分には何も分からないというのが正直なところだ。きっとある程度このバンドについて知っている人にとって衝撃以外の何物でもないセットリストだったと思う。まぁ一方通行の眼鏡じゃ嗤われちゃうんだけど。
とりあえず今の所は「フルカラー、ガリレオやりたい!セッションからDizzyやりたいけどInvisible Sensationもそこに持っていきたい!」みたいなセトリおじさんの欲望が全部詰め込まれた“ぼくのかんがえたさいきょうのMMMセトリ”が実現してしまったというような言い方をしておくに留めたい。
敢えて言うなら“有り体たる流れを変えてやろう”がテーマだったのだろうか、もしくは“かくして万事は気分の仕業”ということが表現されていたのだろうか。
ちなみにワンマンでフルカラープログラムがセトリ入りしたのは2015年の武道館以来。同じくガリレオのショーケースは2016年のプロconツアー以来だ。それ以降ftH6や対バンライブなどで演奏されて来た曲ではあるが、次ワンマンセトリに入れるのは武道館みたいな記念ライブになるのかなと踏んでいたこともあり今回受けた衝撃は底知れぬものだった。何かこのバンドにとっての転換点となるツアーとなるのだろうか。
何ならライブ行く前の自分に今回のセトリを見せても「フルカラー?!ガリレオ??!うーんこれはガセ!w」って言いかねないくらいにはサプライズな選曲だった。ガセどころか「そのセトリはちょっと現実味無くない?」とか言っちゃってると思う()
1曲が終わってフルカラーのドラムが始まった瞬間のフロアの悲鳴と驚嘆と興奮がぶつかりあったあの歓声は今でも脳裏に残っている。これだからセトリおじさんには敵わない。相変わらず、愛も変わらずロックバンドは楽しい。
今回のこの贅沢なセットリストが夢ではないという喜びを噛み締めながら残りの公演に参加したい。

 

 

以下敬体で失礼します。
とりあえず以上がツアー初日に参加して24時間とちょっとで書きなぐった今ツアーの感想でした。長々ありがとうございました。ここからはセトリ予想の答え合わせ的なコーナーです。
こちらは画像で失礼させていただきます。
まずは予想セトリがこちら。

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そしてこちらが実際のセトリ

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目立つところで言えば3曲目シュガーソングや中盤のクローバー、オーケストラ、終盤の場違い、en1の春が来て僕らなんかは見事に的中していました!
赤丸は曲と順番まで当てたもの、黒丸は曲のみが的中したもので、今回は自分なりの採点基準を作ってみました。
赤丸5点、黒丸3点の105点満点で計算すると51点、単純に正答率だけ求めると71.4%でした。この採点方式だとまず間違えなく満点が取れないのでまずまず良いんじゃないでしょうか…?笑
採点基準についてはもっといいの皆さんに考えてほしいです。笑


めちゃくちゃ笑ってめちゃくちゃ泣いて、もうこの日一番ライブを満喫したのは自分なんじゃないかってくらいには楽しませていただきました。ロックバンドは楽しい!
残りの公演でも時間があれば感想記事書くのでまたよろしくお願いします。
長々お読みいただきありがとうございました。

 P.S.ナ〇リーさんへ。記事めっちゃよかったけどあれ物好きな人にはトップの3カポの写真でガリレオやるのバレちゃうよねって思いました。これTwitterで呟くかめっちゃ迷ったけど余計な事は控えよと思って何も言わなかった。(笑)