つばめも

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【ライブレポート】UNISON SQUARE GARDEN fun time HOLIDAY8 東京公演

皆さんこんにちは。ツバメです。

延期(2020年)、中止、延期(2022年)とさまざまあったfun time HOLIDAY8お疲れ様でした。
東京公演の話を書いていきます。どうにも開演は間に合わなかったので色々ご容赦くださいね。

My Hair is Bad セットリスト
01.カモフラージュ
02.グッバイ・マイマリー
03.ドラマみたいだ
04.アフターアワー
05.クリサンセマム
06.熱狂を終え
07.フロムナウオン
08.真赤
09.歓声をさがして

後半の3,4曲しか聴けなかったけど歓声をさがしてで締めるの良かったな。
UNISON SQUARE GARDENはスリーピースロックバンドらしからぬスリーピースロックバンドで、My Hair is Badはスリーピースロックバンドらしいスリーピースロックバンドだったなぁという印象。
Gt.Vo.椎木さんの「今日はタカオさんのお誕生日。おめでとうございます!今月6月は斎藤さんの誕生日。おめでとうございます!!延期になる前の4月は田淵さんの誕生日。おめでとうございます!!!」のおめでとう全部乗せMCは笑った。どっちもいろんな意味でおめでたいバンドだなあ。笑

 

UNISON SQUARE GARDEN
さっきまで異空間だったステージに見知った機材が搬入されてユニゾンの出番へ。
「前のバンドが9曲やったとしたら後攻バンドの1曲目はその日の10曲目になる」という対バンはいいぞおじさん理論を思い出しながら絵の具を聴いてスタート。

01.セッション23:25
オンドラムスタカオスズキが立ち上がってスネアを連打→スラップメインのベース→歪みと低音強めのギターへと渡る激しめのセッションを展開して23:25のイントロギターリフに繋がるブチ上がりスタートだった。(のちのMCで立ち上がったのはマイヘアシフトと判明)
「今握りしめて走り出せば/誰も知らんよな抜け道をさ」の歌い方(ファルセット)や「七色のステージに変えてキラキラ」で一斉に七色照明が発動する演出は昨年のSpringツアーから引き続きの仕様。これ本当に大好き。
あと「帰ろう世界へ」のコーラスのリバーブ感がいつになく強めで凄く良かった。なんかちょっと幻想的になる感じ。
ライブで聴くのは1年ぶりとご無沙汰だったのであのギターリフが鳴ってる瞬間の無敵感を久々に味わえてよかったな。
02.リニアブルー聴きながら
「ようこそ!」からドラムスタート。つよつよギターリフ曲連発で脳汁でまくりだった。イントロの照明の動き回る感じとても好きだった。
あと2番のドラムアレンジが良かった。2サビ前のベースおじさんは相変わらずいつものアクションで良かった。
03.何かが変わりそう
リニアブルーのアウトロが鳴りやむとドラムが両手でシンバル一回ミュートして何か叫びながら何かが変わりそうのドラムへ。
今まで何本もUNISON SQUARE GARDENのライブ観てきたけど歴代トップクラスに好きな冒頭3曲の構成でひたすら感情が爆発してしまう時間だった。
「忘れていく 忘れていくよ...」のとこで徐々にライトが絞られていくあの雰囲気とてもよかった。
「涙が零れそうな夜だァ!」(ロータムどん!)←好きすぎますて。
あと対バンの環境でもAメロのキックで手拍子起きないの”ずぶずぶな人たちの集まり感”出てて良かった。

04.アトラクションがはじまる(They say call it "No.6")
暗転明けて「fun time HOLIDAYへようこそ。最後までよろしく!」の一言からイントロへ。
黄色×紫の照明が印象的。序盤から速い曲連発なのも対バンらしさ全開な感じで良かったし「共犯関係とはいえ~」が刺さるシチュエーションなのが良かったな。
冒頭3曲の余韻に浸りすぎてかなり記憶がない。
05.メカトル時空探検隊
One rollツアー以来4年半ぶりお披露目となったメカトル時空探検隊。久々で嬉しかったな~。相変わらず間奏のグルグル照明がシュールで笑った。
聴き間違えじゃなければ、今回からサビ裏のコーラスが入ってたような気がする?(CD音源の方にあるやつ?)
ちゃんと聴き取りたいので追加公演お願いします(?)
06.Catch up, latency
メカトル時空探検隊の最後の「相談しよう hey!」からロータム1発でイントロに入るMMMEツアー同様の方法でスタート。やっっっっと会えたね...という気持ちでいっぱいだったのもあってめちゃめちゃ楽しかったな。
冒頭3曲を筆頭に、こういうストレートにロックバンドやってるポップな曲が好きな人達にはご褒美以外の何物でもないセットリストなんだよなと思うなどした。
そしてそんな感動を補強したのが今回の斎藤さんのギターの音作り。すごい雑な感覚だと2015年ごろのトゲトゲした音に戻ってきたような感があるんですが、また機材入れ替わったりしたんですかね?
蛇足だけどこれでPatrick Vegeeツアーの未練をようやく払拭できたのでめでたしめでたし。
「おめでとうございます!」ですね(?)

07.MR.アンディ
ハイフレットのベース(アンディの冒頭で鳴らしてるとこ)→アンディのリフっぽいギターと繋いで「君が残像に...」と始まるスタイル。記憶は薄れているけど昨年新木場のハンブレッダーズ/ズーカラデルとの対バンでやっていたアレンジとニュアンスほぼ同じだった。
序盤から高速BPMの曲を連発してきた反動もあってか、セッションから始まったMR.アンディの暖かなテンポ感に支配されている時間が沁みすぎてちょっと泣けた。
08.夢が覚めたら(at that river)
アンディの締め括りからシームレスに歌い出しへ繋がる仕掛け。ギタボピンスポになる照明の連係プレーも良かった。(ここの流れどう考えても野音映え狙ってたよね)
2018,19年のアルバムツアー(MODE MOOD MODE)ではセットリストに入らず、このツアーでの演奏が初披露。これもおめでとうございます案件(?)
前々からライブでどう再現するのか気になってた2番の「フォトグラフになって~え~えぇぇえ~」の歌とギターソロが被るところは音源同様の構成で相変わらずのハイスペックギターボーカルだった。
ドラムの重厚感が凄すぎて笑っちゃった(特に最後の畳みかけの所)

09.セッションNihil Pip Viper
グランジチックな激しめのギターリフの小セッションからイントロへ。
セッションの雰囲気がめちゃくちゃ重めだったのにNihil Pip Viperの歌詞と照明の軽快な雰囲気との対比がちょっとシュールで面白かった。
1サビ前の「くるくるくる刺激~~」で照明が回る演出も引き続きの仕様で笑った。
最後はヘッドホンおじさん登場でカウントから次の曲へ。
10.
fun timeシリーズお馴染み(?)徹頭徹尾夜な夜なドライブ。
相変わらず青と赤の照明に照らされながらドラムは叫ぶしベースの足は上がってるし、という謎光景が広がっていた。
視界は通常通りな一方で、アレンジが変わっていて耳では新鮮な夜な夜なだった。具体的には間奏ギターソロ後永遠に中央でアーミングで音伸ばしてコーラス放棄する斎藤宏介さんとか、ラスサビで普段16ビート(?)のところを「ワ!タ!シ!ド!コ!ココ!!ハ!ダレ!!」みたいに1音1音刻む鈴木貴雄さんとか。
11.kid, I like quartet
夜な夜なから流れるようにkidのドラムへ。ここの流れ完全にOne roll, One romanceのそれでよかった。
(イントロ片手でヘッドホン外すとこも)
何年経ってもこの位置で輝けるkid, I like quartetが大好きすぎて本当に気持ち良かったな。Nihil夜な夜なのお祭り騒ぎ感を経て、最後にちゃんと感動できる流れになってるの憎たらしいね。
4月の夜の野音で一番聴きたい曲だったのですべてが解釈一致で最高だった。このセットリストで野音でライブやる世界線に飛ばされたい。
12.君のしてない
「ラスト!」からイントロへ。下手から上手へ駆けずり回ったり、ギタボの背中に突撃しているところで「そろそろやめたらいいのにと思うけど~~~~」とベースおじさんを指さして歌う斎藤宏介さんが天才すぎましたね...。
やめたらいいのにと言われたせいか間奏は絡みなしてそれぞれが前に出ていくスタイル。喜怒哀楽からポップ全開の大団円締めで満面の笑みだった。

encore
MCざっくり
「今日はね、バースデーボーイがね(会場拍手)
ライブ前”今日はマイヘアシフト敷いていく”って言ってたから何かと思ったら1音目から立ち上がってた(笑)
マイヘアはライブでもめちゃくちゃ祝ってくれて、定期的に対バンやりたいですね。
マイヘアに限らず今回はステージに立っているところを見るだけで嬉しくなって。ユニゾンスクエアガーデンも3人がステージに立てばそれが意味を持つだろうし。
できるだけ長くバンドをやっていきたいなと思うツアーでした。
まぁツアーは終わるんだけど、ツアーが終わるとツアーが始まるのがユニゾンスクエアガーデン。次はそのツアーのタイトルにもなっている曲をやってみたいと思います。」
01.kaleido proud fiesta
あれだけハイカロリーなセットリストを終えてもなおこの曲が控えてるの楽しすぎて楽しすぎて。
サビで七色照明になったのが”綺麗すぎて忘れられない”のそれで良かった(軽率に七色照明にやられてしまう人たち)
今回のセットリストで言えばリニアブルーを聴きながらや、Catch up, latency、kid, I like quartetだったりと、この王道のルートを堂々と突き進むUNISON SQUARE GARDENが結局一番好きだし抗えないんだよなとなる。なのでこの曲には感謝が尽きないですね…。ツアー楽しみすぎ!
02.桜のあと(all quartet lead to the?)
最後はダメ押しの桜のあと。Kaleido proud fiestaと組むと普段より華やかさが増して聴こえてきて良かったな。
何かが変わりそうはクラップ起きなかったけどこれは案の定落ちサビクラップ発生してた。毎回良くも悪くもニチャニチャしちゃう。
最後はお家芸(?)の客電全灯スクエアガーデンでフィニッシュ。この演出何回やられても毎回同じように浸っちゃうの向こうの思うツボな客すぎてもはや悔しいの域。
そんなこんなで幸に包まれる本編12曲+アンコール2曲でした。

今回はセットリストがツボ過ぎて対バン特有の空気感が云々とかより先に「セットリスト最高~~~~~!!!!!!!!!!」な思い出が鮮烈に残ったライブだった。
今回はユニゾン側の自主企画だったけどマイヘア主催に呼ばれるユニゾンも観てみたいね。この組み合わせに限らずアウェーのお呼ばれ対バンもったたくさんやってほし~~~~~~~!(今月1本ありますが筆者は不参加なので)

そんなこんなで色々なことがありすぎたfun time HOLIDAY8も無事完結。
”タイミングまた裏返し”とド頭で歌うのってそんな含蓄があるような気がするし、”2021年のPatrick Vegeeツアー”を経てCatch up, latencyやNihil Pip Viperが要所にいたり、2022年だからリニアブルーの響き方がいつも以上だったりと「今」の全部乗せセットリストでお腹いっぱいでした。
次はいよいよ17thシングルKaleido proud fiestaを引っ提げたツアー。楽しみすぎだね。

UNISON SQUARE GARDEN fun time HOLIDAY8 セットリスト

01.セッション~23:25
02.リニアブルーを聴きながら
03.何かが変わりそう

04.アトラクションがはじまる(They say call it "No.6")
05.メカトル時空探検隊
06.Catch up, latency
07.MR.アンディ
08.夢が覚めたら(at that river)

09.セッション~Nihil Pip Viper
10.徹頭徹尾夜な夜なドライブ
11.kid, I like quartet
12.君の瞳に恋してない

encore
01.kaleido proud fiesta
02.桜のあと(all quartet lead to the?)

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お読みいただきありがとうございました!

ちなみに今後のスケジュールですが
・6/30までに2022上半期好きなアルバム、好きな曲
・7/7までに存在しないセットリスト
を上げようとしています。乞うご期待(とはいえ現状どっちも全然まとまってない)