つばめも

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ここが楽しみRevival Tour CIDER ROAD

みなさんこんにちは。ツバメです。

あっという間にオンラインライブが終わり8月になりましたね…。次は何をしようかと考える間もなくCIDER ROADを行く日がやってきてしまいました。

ということで、今回はいよいよ始まるCIDER ROADリバイバルについて、楽しみな感情をドバドバ書いていきます。

 

リバイバル?なにそれおいしいの?(古のインターネット構文)」状態だった我々(わたし)ですが、4,5月のRevival Spring×3ツアーで「リバイバルツアー」がどんなものなのかというのが大まかにわかってきましたよね。
ざっくり特徴をあげると「セットリストは変えない」「曲そのものの演出やMCの有無等は適宜変えて17年目仕様にする」といったところ。
今回はそれに乗じてオリジナル版のセットリストを懐古しつつ、「リバイバルツアーではこんな演出してほしいな」とか「ここオリジナル版と変えてきたら面白いな」みたいな話を展開していきます。

てことなので、オリジナル版のセットリストやら演出を知らないかつ知りたくない人には読まない方が良いかと!
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それでは語っていきます。まずはこのセットリストの特徴についての所感。

・ワンマンライブのフォーマット的なものが確立された

Springツアーと比べると、このCIDER ROADツアーはもう今のワンマンライブのフォーマットがそこにあるのと同じと言っていいような並びになっている。

細かい違いはあれど「序盤のアッパーな流れ~中盤のバラードゾーン~終盤にかけてドラムソロを介して再びアッパーな流れに戻していく」みたいな流れは今ではすっかり板についている。

CIDER ROADに収録されている各楽曲も、構成やサウンド面で現在まで繋がっているような

逆にこのセットリストの「今っぽくない」要素を中盤部分でいくつか挙げると、

➀バラードゾーン「光のどけき春の日に→いつかの少年→クロスハート1号線」

➁中盤~終盤の畳み掛けハイカロリーゾーン「箱庭ロック・ショー→フルカラープログラム→ドラムソロ・場違いハミングバード→like coffeeのおまじない~...」

のあたりだろう。以下、細かく喋ってみる。

 

➀バラードゾーンのなにが「今っぽくない」なのか

→3曲バラードが並ぶこと。

当の本人たちも「なげえんだよな~w」みたいな自虐調で笑った。

最近のワンマンツアーではバラードを3曲立て続けに配置することがほぼなくなっている(武道館みたいな特別なライブや先日のアコースティックは例外として)。

「そんな昨今のUNISON SQUARE GARDENがバラードを3曲続ける」これだけで相当な物珍しさなのである。

そんなスマートな彼らなので、このツアーでは何らかのアレンジを加えてバラードゾーンにも味変要素を入れてくるのではないか?というのが筆者の見立て。

具体的な妄想でいうと、クロスハート1号線の前にちょっとオシャポップなセッション挟んでBPM上げ気味にクロスハートを演奏したりしないかな~とか。

 

➁バラードゾーン明け~終盤の流れのなにが「今っぽくない」なのか

お次はこちらの話。めちゃくちゃ感覚的で申し訳ないのだけど、クロスハート1号線を終えると残り8曲が怒涛のキラキラポップアッパーチューンの応酬で、なかなかにハイカロリーな展開を迎える。

最近だと「バラードゾーン(1,2曲)~セッションorドラムソロ~終盤のアッパーチューン畳み掛けゾーン(4,5曲)」的なフォーマットが確立されているので、それと比べると違いが顕著に見て取れる。

また、当時のセットリストではドラムソロ~場違いハミングバードで一旦流れが切れているのも「今っぽくない」要素。今だったらドラムソロからそのまま最後まで突っ走っていくような構成になっているだろう。

もしかしたら、今回のリバイバルツアーではフルカラープログラムで一旦流れが切れて、「ドラムソロ~場違いハミングバード→like coffeeのおまじない...(中略)シャンデリア・ワルツ」で6曲一括りのセクションに進化しているかもしれない。

もしくは「ドラムソロ~場違いハミングバード」で流れが切れるのは当時のままで、like coffeeのおまじないの手前にドポップセッションが入ったり、
リニアブルーを聴きながらの手前にボーカルアレンジで「リニアブルーを聴きながらぁぁぁぁ(ワナビリーブが夜を行くぅぅ...の模倣)」が入る...みたいな妄想もこの機会にご査収を...。(本当にこんな感じだったら間違えなくシャンデリア・ワルツの前に力尽きてしまうわね...。)

こんな感じで、ライブ中盤以降が主に「今っぽくない≒CIDER ROADツアーの目玉」なゾーンになっている。
裏を返せば、オリオンをなぞるまでの前半部分は「今っぽい」というよりむしろ「ずっと変わってない」組み方がされている。彼らがこのライブスタンスを8年間貫いてきたことの証明とも取れるだろう。

カウンターアイデンティティの前やオリオンをなぞるの前もなんかカッコイイ繋ぎが生まれそうな予感するよね。

 

他に楽しみなのは何といっても「オリジナル版でのアレンジ(演出)が続投するのか」というところ。
具体的に言えば、「ドラムソロ後のマイク芸(?)」や「おしまい...じゃない!」
「ゆ↑ず↑れ↑ないものもある!」のボーカルアレンジ等々。

そんなこんな、最後にDVD観たのがかなり前なのでうろ覚えだけど、兎にも角にも楽しみが過ぎてどうしようもない状態でこの文章を生み出しています。
誇張抜きにこのCIDER ROADというアルバムに人生を捻じ曲げられている人間なので、このツアーの存在とそこに行けることに何よりも喜びを感じているんですよね。

 

余談ですが、田淵かく語りき2013年4月(CIDER ROADツアー総括回)と2013年2月(CIDER ROADリリース回)、ぜひこのツアーに参加する前に音読することをおすすめします(オタク)
さらに余裕があればこの二つを読んだ後に小生田淵がよく喋る2018年11月(Catch up, latencyリリース回)『「CIDER ROAD」で音楽界は土下座しにこなかった』の一文を読んで、CIDER ROADに思いを馳せると最高です(オタク)

BLOG | UNISON SQUARE GARDEN - official web site (unison-s-g.com)

URL飛べなかったら自力で探してね、ちなみに僕は2013年4月回を読んで泣きました。今読むと完全に101回目のプロローグがチラついてしまうよね。

そして冒頭に「次は何をしよう」、結びに「行き着いた先に何もなくても」を置き、「なんだか君にはまた会える気がしている」と次にリリースすることになる桜のあとのワンフレーズを混ぜ込んでいるの、本当に本当に…というお気持ちになってしまいます。

と、そんな感じでいい感じに感情を昂らせたのでこの辺で切り上げようと思います。

お読みいただきありがとうございました!