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【ネタバレ注意】UNISON SQUARE GARDEN Bee-Side See-Side U-Side 9/27・28新木場STUDIO COAST公演 ライブレポート・感想

この記事はUNISON SQUARE GARDEN Bee-Side See-Side U-Side 9/27・28新木場STUDIO COAST公演のネタバレを含みます。まだツアーの詳細知りたくない方はここでブラウザバックなりお願いいたします。

 

 

判断はお任せしますが、U-Side行く人は閲覧非推奨です。B-Side行く人が予習に読むにはいいかも?(そういう人がこのブログにたどり着くとは思わないけど笑)

 

 

これは27日f:id:tsubamenote:20191001223438j:image

 

 

 

 

今回は連日参加だったので二日間のことをバランスとりながらまとめていきたいと思います。本当は記事二つ書きたいんだけど時間の都合上お許しあれ。

 

 

SE 絵の具

いつもの。27日は斎藤さんが白の鍵盤シャツ、田淵さんが醸造Tとダメージジーンズ、タカオさん異邦人Tに舞洲の時のロイヤルブルーのセットアップ。28日はそれぞれ黒鍵盤、醸造T、異邦人Tと薄紫のセットアップ。

田淵さんのベースがいつもの茶色いsagoのじゃなくて赤いベースになっててびっくりした。メーカー同じなのかね?ここら辺は続報待ち。誰かインタビューで聞いてほしいな。

 

1.リトルタイムストップ

ドラム起点でスタート。まさかまさかの予想的中で初日はマジでニヤニヤが止まらなかった。

斎藤さんの歌声は1曲目から絶好調だし、「でもさ」の語り掛ける感じが凄く雰囲気出ててよかった。

サビのメロディラインとそのコーラスが好き。CD音源にあるサビの高音のはハモリはなかった。

あと「炭酸みたいに~」の直前に入る「オオゥオ~」の力のさじ加減がとても好き。ちょっとアクのある声。

 

そしてやっぱり、得体の知れない怪物≒異邦のスリーピースだと思わずにはいられない。

この歌は田淵少年が音楽に心を奪われた曲なのかなと思っていたけど、そうだとしたらその光景と我々物好きが異邦のスリーピースの音楽に心を打ちぬかれた様子と重ねて考えられるのが楽しくなるポイント。物好きが集まるFCライブの1曲目に置いてくれてありがとう。

そして僕含めてCIDER ROAD大好きな人たちが大好きであろう最後の一節は、脇役であるカップリング曲たちに対して「炭酸みたいに弾けて、光れ、浮かべ、届け、錆ついてしまう前に」と解釈するのがよく似合っている気がする。こうしてB面ツアーが幕を開けるという最高のカラクリ。

 

2.セク×カラ×シソンズール

ハイハット4カウントでスタート。イントロ弾きながら「ようこそー!」

Aメロのギターがめっちゃきれいな音だったのが印象的。もっと歪んだ音だと勘違いしてた。

間奏のドラムがバッキバキに手数増えてて超かっこよかった。サビ直前のコーラスの裏でスティックのカウント入るの超好き。

この後も触れていくけど季節を動かす曲の起点がこれ。3月→10月でたぶん秋曲枠。秋始まりのツアーだし最適解だね。

そしてここで「UNISON SQUARE GARDENです!」と一言。頭をこの2曲で締めて暗転に入ったのは意外だった。もっと曲続けると思っていたから驚いた。

 

斎藤「今日はカップリング曲しかやりません。どうかお気をつけて。」てな感じの始まり方で

3.flat song

秋から冬への季節転換。OrOr千葉で名残惜しくこの曲を聴いたのを思い出した。あの時はもう二度と聞けないのかななんて思っていたけど、改めてこの企画に感謝。

どんどん演奏うまくなるし、斎藤さんは甘い歌声を巧みに操ってメロディーに色付けしていく力が神がかってた。

“雨が降って後に晴れて時々手を繋ぐよ”が後述する僕は君になりたいの“雨に打たれた放課後”“君の手を取り街に出るよ”とリンクしている気がする。セトリの魔法定期。

4.over driver

27日はちょっと間を開けて4カウントスタート。28日は歪ませたギターの解放弦を鳴らしてロックな曲やりますオーラ出して4カウントスタート。演出変えたよね?初日の記憶が曖昧なだけ?例によって記憶がばがばマンなので許して。

突っ立てるなら僕でも殴りなよでピンスポになる演出最高すぎた。

28日は2番あたりでタカオさんが下手スタッフに演奏しながら合図出して何か直してもらっててそのシーンのプロ感がひたすら凄かった。田淵さんが曲に乗りながらもドラムの方向きながら演奏したんだけど、これはその心配だったのかな。なんにせよ客の我々にわかってしまうようなミス?がなくそのまま演奏を続行できるのだからやはり彼らは演奏力お化け。

 

5.ピストルギャラクシー

ここは痺れるダイレクトパス。この曲のイントロマジでBUSTER DICE MISERYそっくり。あと冒頭に爆竹的な演出あり。

over driverで“聞こえないよ君の声は”を歌ったあとに“耳を塞ぐなよ”を入れてくるあたり凝ってるね~。

最後“その頂上まであと何マイル?”でフロアを指すタカオさんマジかっこよかった。

6.ギャクテンサヨナラ

ピストルギャラクシー締めてそのままファズだかディストーションだかを踏んだベースにパス。ギターかき鳴らす感じでベース弾いてるのが好き。

Aメロアルペジオは美しすぎ。がっつりアルペジオ使う曲のシリーズは定期的に増やしていってほしいな。

2日目は間奏でタカオさんが立ち上がって中央に集合してるのがエモポイントだった。

7.僕は君になりたい

ギャクテンサヨナラ締めて間髪入れずにロータム一回ドン!って鳴らしてそのままこの曲に入る。予想外オブ予想外の繋ぎだしアップテンポ→ミディアムバラードへ展開するというギャップが凄まじすぎて初日は頭ついていかなかった。こんな繋ぎ誰が予想できるんだか(笑)

flat“雨が降って後に晴れて時々手を繋ぐよ”と“雨に打たれた放課後”“君の手をとり街に出るよ”とがリンクしている気がする。 

8.スノウループ

その歌詞の続きで“雨だったはずの外が白く染まり”と歌うこの曲。冬ソング枠。

暗闇からいきなり歌で始まるのでビックリした。コーラスがめちゃくちゃ綺麗だったし、その裏のタンバリン?がめちゃくちゃ良い仕事している。28日はこの直後のギターがちょっとミスった感あって悔しそうな顔だったのが印象的。

斎藤さんバラード歌うの上手くなりすぎてて本当に凄い、恐ろしい。

本当にどうでもいいけど冬物のCMで聴きたいわね。メルティーキッスとかJRのCM(sumikaのホワイトマーチ使ってたやつ)あたりイケると思います(適当)

 

9.ここで会ったがけもの道

8と9の間でドラム→ベース→ギターと乗っかっていくセッション開始。ほぼ4月のB0のライブのセッションと同じ感じだった。ベースが入ってくるところが変わってた気がする。

あと27日は暗転からちょっと時間置いてドラムだったけど、28日はスノウループ終わって暗くした直後にドラムにピンスポって感じに変わっていた気がする。

最初は緑で獣道感だして、サビで全色使ってカラフルになる照明が素敵すぎた。ちょいちょいコーラスに感情込めたアレンジするタカオさん好き。

曲終わり後ベースソロ。10秒くらいだけどハイフレット使って気持ちいいメロディー奏でててよかった。ベースソロで客の視点を集中させてる間に斎藤さんはカポセットで次の曲。

10.ノンフィクションコンパス

ベースソロのメロディはノンフィクションコンパス冒頭のところのアレンジ。こういう一瞬でもライブの流れを止めない工夫が本当に好き。セトリおじさん素晴らしい。

27日で凄かったのは1サビで斎藤さんが間違えて2サビの歌詞(無駄に見えたならmistake)を歌ってしまった時、それに咄嗟に気が付き2番の歌詞(全部がかけがえのないエキストラ~)でコーラスしたところ。これぞプロの技ですわって感じ。田淵さんいつでもどこでもイヤモニしてないのに、この対応ができるのは本当に凄い。

ちなみに28日は歌詞ミスなく完璧なステージアクトでした。演奏後斎藤さんが右手上げてオーディエンスに軽くあいさつしてたのも印象的だった。

ここは冬から桜の季節、春への転換点。

 

MC 内容大差ないので27日版

斎藤「置いていかれてないですか?大丈夫ですか?

15周年の企画として大阪で大きなワンマンをやったり、先月はここの会場でトリビュート作品のライブをやったり、そしてこのツアーを回ったりとやっているんですが、お祝いなはずなのに自分たちをイジメ続けてるんですよね。CP曲も自分たちにとっては新曲だからね、だって忘れてんだもん。笑
練習してて「このフレーズ作ったの誰だよ?俺かぁ!」みたいな?なんで1番と2番違うんだよ、3番も違うのかよってイライライライラしながらも練習をして。でもそうやって練習をした日々、そして断った飲み会の数々が今日からようやく報われます。(田淵爆笑)

たのしむぞ〜↑」


「B面総選挙を今年の頭にやったんですが、31曲の中で栄えある第30位にラインクインした曲をやります。」といってライブ再開。

 

11.三月物語

主旋律を同期にしていくスタイルだった。ひたすら30位いじりされてるけどいい曲だよなあ。

バラードお馴染みリズム隊の裏声コーラスが毎度毎度うますぎて感動した。ピンクやオレンジを駆使した暖かな照明もすごくよかった。来年以降まず間違えなくお蔵入りになる曲だろうけど、この曲をホールで聴くチャンスがあるのが嬉しすぎる。

ノンフィクションが“桜舞ったコントラスト”に対して三月物語は“桜が咲く少し前”なので同じ春でも時空が逆転し始めていることがわかる。これはどの歌詞の効果なのだろうか?

12.三日月の夜の真ん中

三月物語終了後、コーラスとリバーブ?っぽいエフェクトで解放弦ならして4カウントでスタート。

照明優勝曲はこれ。夜景のような藍色に包まれながら月を思わせる黄色いスポットライトがフロアから天井に向かって伸びていくのが美しすぎた。ついでにコーストのミラーボールに照明が反射して壁面が星空みたいに見えたのがとても良かった。あんまり他の会場詳しく知らないけどこればっかりは新木場大勝利だと思った。

ギター、ベース共にサビの音数抑えめなのがレアだよね。ここが田淵曲じゃないなと思わせる最大のポイントな気がする。あとコーラスの裏声どこまで高い声出るんですか。

そしてこの曲の後ドラムソロ突入。

オンドラムス!の掛け声はなく入るのが意外だった。ドラムソロは音数詰め詰め、強弱極限までつける感じの音の足し算引き算が凄かった。後半から三日月の夜の真ん中の続きっぽいセッション入りベースにピンスポ。

13.サンタクロースは渋滞中

想定外!MMMでもやったし他の曲に押し出されちゃうかなと思っていたらまさかの超厚遇でビックリ。ドラムは手数マシマシ(特に最後のところ)だしベースはバッキバキになってるしでMMMからのレベルアップをめちゃくちゃ感じた。思えばMMMもツアー初日参加してこの曲演奏することに驚かされたな…。

ここは春から冬へ季節が逆戻りするポイント。

14.スノウリバース

プチ畳み掛け。イントロ鳴った瞬間のフロアの手の上がり方が前の曲の倍くらいでちょっと面白かった。

相変わらず白の照明が綺麗。普段のライブでも普通に戦っていけそうだし来年以降もたまには演奏してほしいな。

そしてここはもちろん冬曲繋ぎ。

 

ここで暗転。ある意味ここからがほんへ。

 

斎藤「U-Sideコーナー!」ここでダーツの旅のBGMがかかる
「違うんだよ、わかってるよ。UNISON SQUARE GARDENってそんなバンドじゃないだろって。でも年会費5000円払ってよくわかんない4コマ漫画読まされてるでしょ?何か僕たちからも還元しないといけないなと思ってB-Side、一般のツアーではやらない曲を追加でやろうというコーナーです。
4月にアコースティック体系でやったのが好評だったのでそれをもう一度やろうかと思います。
ダーツを投げて、奇数ならきみはいい子、偶数ならたらればわたがしを演奏します。それでこのBGMです。てかこの曲いいね??」


SK「お酒入ってない時にダーツ投げるの初めてだな~」
→ここで僕の後ろにいたお姉様方が「うわ~~~チャラい〜(最高)」感じで喋ってたの笑った。


ダーツ1投目外して苦笑しながら何事もなかったかのように2投目。


斎藤「偶数だ!(スタッフに向けて)じゃあ例のアレ(カズ―)を」
アコースティックの準備が整い斎藤さんが一言
「あれ偶数ってどっちだっけ」

→天然?w


15.<9/27U-偶数>たらればわたがし

まさかまさかの僥倖。どちらかというとわたがし派なのでめちゃくちゃ嬉しかった。

しかしこの企画、最高にボーカル泣かせだよね。さらっとこなしてしまう斎藤宏介さんまじポテンシャルお化け定期。

アコースティックスタイル本当に良いので将来的な話でいいからこの路線を開拓する道にも寄ってほしいな。

相変わらずカズ―から大サビの流れが大変そうだったけど、難なくこなすのが素晴らしい。CD音源の「いざ行こう」の歌い方が凄く好きなので、曲の構成上あれを再現できないのはちょっと残念だけど。

 

そして翌日はなんと奇数11にヒット。

15.<9/28U-奇数>きみはいい子

まさかまさかの僥倖その2。ありがとう斎藤さん。

ひたすら甘い歌声が響き渡って幸せだった。サビで高音のコーラスからメロディーの下をなぞる方に切り替えるのがとても好き。

これは4月にも書いた気がするけどアコースティックスタイルなのにリズム隊がガッシガシな音出してるところが好き。それにしても2019年の新木場COAST、墓案件が多すぎる。

 

ここでもう一度暗転。


斎藤「U-Sideコーナー!」 BGM:1/6の夢旅人(28日はタカオがAメロちょっとだけドラムしながら口ずさむ)

「違うんだよ、わかってるよ。UNISON SQUARE GARDENってそんなバンドじゃないだろって。でも年会費5000円払ってよくわかんない4コマ漫画読まされてるでしょ?何か僕たちからも還元しないといけないなと思ってB-Side、一般のツアーではやらない曲をもう1曲追加でやろうというコーナーです。」(28日はガッツリ被せネタにしてきてて笑った。ギャグセンス。)
下手からスタッフと看板登場


サイコロをなげて当たった目の曲をやります
1が出たら「もう恥ずかしいからやらない。空の飛び方」
2が出たら「もう恥ずかしいからやらない。UNOストーリー」
3が出たら「メンバー的には別に普通、でもファン人気高し。さよならサマータイムマシン」
4が出たら「シングルPhantom Joke CPぼくたちのしっぱい」
5が出たら「シングルPhantom Joke CP mouth to mouse(sent you)」
6が出たらハズレ「1位なので何度でも聴ける。スノウリバース」

 

フロアの反応は1、2「えぇ~!?」3はそこそこウケてて、4,5で大歓声、6で爆笑って感じ。


斎藤「タカオ投げる?」(サイコロパス)
タカオ「僭越ながら私がなげさせていただきます」
斎藤「ちなみに出したくないやつある?」
タカオ「んー、申し訳ないけどね、5のmouth to mouse(sent you)はちょっと…。5以外で」


→見事5を出すタカオ

斎藤「こんなこともあるんだね笑」
そしてこっそりベース練習する田淵に
斎藤「ちょっと田淵練習しないで、俺も練習するわ」


タカオ「あれテンポどんくらいだっけ?うそうそ。ワンツ スリッフォ!」

16.< 9/27U-5>mouth to mouse(sent you)

インディーズ時代からの戦友に送った(sent you)というこの曲。僕の好みのタイプの曲でドストライクでした。

「さよならが聞きたいんじゃない また会えると言ってほしい」ってな感じのサビがドストライク、悲しい歌詞なのに曲調はやや明るめで爽快ながらも涙腺を刺激してくるタイプ。Bメロ→サビとサビの作りとかは完全に田淵曲特有のそれ。(そりゃそうじゃ)

既存曲で例えるの難しいけど、強いて言えばcody beatsとかリトルタイムストップとかの初期田淵感が濃ゆい系の曲と同系列な感じはした。(インディーズ時代の曲だしそりゃそうじゃって感じだけど)

まあもうちょっと待てばみんな音源手に入るから詳しくは解決編で。5を出してくれたタカオさん本当にありがとう。

 

そして翌日は田淵さんが投げなんと4を引く。

16.<9/28U-4>ぼくたちのしっぱい

曲が始まる前斎藤さんが「うわ初めてやる曲きたよ。スタッフでも数人しか知らないやつ。やべ〜ミスったらどうしよう~。でもみんな知らないからいいか。」

→照明が落ち斎藤さんのギターからスタート。

 

がしかし3秒ほどで演奏中断。田淵さんが「え?」って顔、タカオさんが「あーあw」みたいな顔でギタボの人を見つめる…。

 

斎藤「リバーブ掛かってないじゃん!かけなきゃ、、このくらい?あれ?」

さっきまでの振りを完璧に回収するミスで思わず笑っていると一言

斎藤「それでは聴いてください。ぼくたちのしっぱい」

 

誰がうまいこと言えと?こういう切り替えしができるのほんとにすごい笑

曲はやさしいミドルテンポ系。最後のサビで「どうせしっぱいするから」みたいな歌詞があって諸々回収してたのが印象に残っている。笑

こちらは既存曲で言えばflat songとか8月~とかと似ているタイプだった気がする。詳しくは(ry

それにしても新木場2daysの引きが強すぎて今後が心配になってしまう。とりあえず新木場に連日参加した皆さん優勝おめでとうございました。(?)

最後に斎藤さんが「以上、U-Sideコーナーでした。」と一言いって締め。

 

17.シグナルABC

冒頭にセッション。Catch up latencyの2:23~2:34あたりとよく似たオクターブのリフから、シグナルの間奏ギターソロぽいフレーズを挟み、シグナルABCのイントロのリフに展開する。初日に聴いてどストライクなセッションだったので2日目気合で暗記した。ここの照明が圧倒的だった。暗めのステージに強い白のライトが当たって神々しい感じ。

マジでセッションがめちゃくちゃ好みなのでCD音源化よろしくお願いいたします。

Bメロコーラス田淵さんの声がくっそ通ってるのがよく分かった。地声がこっちまで聞こえてきそうだった。タカオさんパートのメロディラインがCD音源より鮮明に聞こえてより好きになった。

それにしても底抜けに明るくて楽しかった。生きてく力をもらえる歌詞が大好きなんじゃ~。

18.ラディアルナイトチェイサー

カポ外すのと同時くらいに曲入り。もともとアルバム曲候補だったこともあって破壊力抜群。少なくともパンデミックサドンデスや流れ星を撃ち落せあたりとと肩を並べただろうし、一歩間違えば天国と地獄みたいな立ち位置まで行けるポテンシャルあるよなって思った。

その判別はお前がダサいで紫ピンスポになるのがとても良かった。激しめの照明がso cool(誉め言葉の語彙が尽きてきた)

ドラムと歌詞の詰め込みようが半端じゃないけど洪水起こさずに完走しちゃうのが本当に凄すぎる。

19. I wanna believe、夜を行く

「wanna believeが夜を行く、君の声を探してぇ~」と弾き語りを挟んでスタート。武道館のアンディみたいなの感じ。

スノウリバースに並んでこの日トップレベルの大歓声。そうだよね、みんなこの曲がベールを脱ぐのを待っていたもんね。

サビが色々楽しい、ハイッ!とかit’s youとかキメの応酬なので跳びまくってしまった。

田淵さん破顔一笑って感じでニッコニコだったのが印象的。わちゃわちゃしてて楽しかったな。これも絶対お蔵入りだろうけど勿体なさすぎるな~。

20.Micro Paradiso!

ラスト!から歌いだし。

イタリアンなライティングがかわいい。間奏のごちゃごちゃした絡みが面白かった。

27日は斎藤さんがドラムのライザーに座ってて、田淵さんはいつもの通り徘徊。

28日は斎藤さんがライザーに立って、タカオさんも同時に立って斎藤さんの頭なり肩なり叩くという謎のサービス笑

B0の時のようにストップモーションのキメが3回?入るところで斎藤さんに謝ってたのがかわいかった。

パラディソー!で多幸感に包まれ、各自適当に解散。とはいかず、アンコールに続く…。

 

Encore

21.5分後のスターダスト

アンコールで再登場から無言で始まるスタイル超好き。YouTubeでも公開された推し曲枠兼秋曲枠。セクカラの10月から移り変わってきた季節がここで秋に回帰するという構成、良いね。

オレンジの照明が相変わらずきれいだし、21曲目なのに斎藤さんの歌声は衰えしらずで凄い迫力だった。この曲も普通に第一線で戦って行ける曲だよね。ぜひこれを機にレア曲枠くらいに昇級させてほしいなぁ。

 

MC

斎藤「アンコールありがとうございます。CPってのは音楽を聴いていく上で最後に辿り着く場所だと思っていて。最初はシングルをyoutubeとかでみたり、アルバム聴いたりして最後にシングルのCPを聴くじゃないですか。
だから最初はCPだけでツアーやるのはどうかと思ったんだけど意外といけてましたね。

9より上を出しちゃいけない大貧民で思ったよりいい7揃ってたな、みたいな笑
今年は年末までこのツアーをやって15周年を締めくくりたいと思います。また来年、次のツアーでお会いしましょう。」

27日は見えなかったけど28日はタカオさんが最後斎藤さんに拍手してたのがよかった。相変わらずの仲ですな。

あと28日の

斎藤「ちなみに今日初めてUNISON SQUARE GARDEN見る人いる?あ、いるのね。言っとくけどこれまだ本気出してないからね。本気出したらオリオンなぞったりシュガーのステップ踏んだりするから。(チャラ目、EXIT風)」は笑った。

 

22.さわれない歌

歌いだしを田淵さんが一緒に口ずさんでいたのがハイライト。いい曲だろ?って顔してたのもハイライト。

お三方共に顔がよかった。相変わらずの無敵モードって感じ。

舞洲の時は「涙・涙・幸」って感じだったけどツアーのさわれない歌は「幸・涙・幸」って感じだった(伝われ)。

はやく舞洲のさわれない歌の映像も見たいな~!

23.ラブソングは突然に~What is the name of that mystery~

「ラスト!」からスタート。冒頭はB0に引き続きのロングトーンyeah~~~~~~~~!

巻き舌は完璧に決まったし、コーラスはタカオさんはっちゃけまくりだし、間奏ギターゾーンは斎藤さんと田淵さんが向き合って演奏しながら激しいフラッシュに包まれてバチバチにかっこよかったし、もう見どころがありすぎて目が足りなかった(定期)

最後の最後にところでsay I love youしてくれるのは我々に対するデレと勝手に解釈して勝手に幸せになっておきます。

 

ということで今回はこの辺で。ちなみにこれは28日の新木場COAST。

4月のB0、8月のトリビュート、そしてこの2日と今年はこの会場にめちゃくちゃお世話になりました。来年以降もどうぞよろしく。

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お読みいただきありがとうございました!

 

 

BSSSセトリ予想 その2

お久しぶりです。いよいよB面ツアーが始まりますね。

ってことでギリギリまで粘ってツアーセトリ考えてきました。間に合って良かった。

セトリ組む際に考えたことは大体前回と同じ。譲れないところを残しつつ全く別のセトリに進化させました。

前回記事

 

tsubamenote.hatenablog.com

 

これはその記事からのコピペ

・4月に行われたB0ライブでやらなかった曲にいい役割を与える。

演奏されなかった曲(全11曲)

ギャクテンサヨナラ/さわれない歌/三日月の夜の真ん中/ノンフィクションコンパス/ピストルギャラクシー/三月物語/I wanna believe、夜を行く/シグナルABC/flatsong/スノウループ/リトルタイムストップ

・B0ライブと同じ使い方を避ける、もっと言えばB0ライブでの使い方を伏線として考える
・過去にワンマンツアーでやってる曲はそこでの使われ方も考慮する
・B面曲には“季節”表す詞(ex:さよならサマータイムマシン、スノウリバースetc.)、“夜”を表す詞(ex:I wanna believe、夜を行く、三日月の夜の真ん中、ラディアルナイトチェイサーetc.)が多いので多いのでこの辺の時系列をうまくまとめられるようなセトリにする(これがめちゃくちゃ大変)
・それ以外の歌詞のリンクも意識する(これはいつもやってるやつ)

 

これに加えてバラード・ミドル曲3連発しないって縛りもつけた。最近じゃ滅多にそういう構成ないのんで。

 

で、組んだセトリがこちら

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以下は解説的なもの。

 

 

リトルタイムストップ 
ノルマ枠1。

ここはノルマの11曲の中から選ばれるだろうという前提のもとで考えた。なんとなくツアーの1曲目に置く曲はB0では隠してそうだなというアレ(直感)

ノルマ枠にバラードが多めなので1曲目は恐らくミディアム〜バラード系だと思っている。候補はリトルタイムストップとさわれない歌の二択だった。

さわれない歌はプロconツアーで既に1曲目でやっているので後ろに回そうと思いリトルタイムストップを1曲目にした。3minutes replayみたいな雰囲気のある曲なので1曲目は似合うと思う。
ちなみに今回は1曲目選ぶの難しすぎたので2曲目や中盤〜終盤の方から先に決めていった。

そしてこれはこじつけだけど、異邦人(画像参照)(自称チキュウジン)と“得体のしれない怪物”が繋がっているのではないかと深読みしてみた。OrOrではグッズとセトリのテーマが繋がっていた(と思う)し、今回もこの曲に何か大事な役割が託されているのではないかと考えた。

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ガリレオのショーケース
セトリ考える際に1番最初に決めた。
OrOrの夜な夜な、MMMフルカラー&シュガーと同じような揺さぶり枠。揺さぶり枠はいつも終盤にやってる曲を序盤にぶち込むことでこそ威力を発揮するものだと思っているので今回の選択肢はガリレオと001の2択。
その中でも普段からライブ終盤にやるイメージが根付いてるガリレオをチョイスした。001は大円団のアンコールラストに持っていくことに。

これも異邦人とこじつけるけど、“そして宇宙が一つになった”ってワードがキーになっているのでは?


シグナルABC
ノルマ枠2。カポコンボができるガリレオと組ませたかったので3曲目。
ガリレオアウトロで4カポにずらして歌始まり。(ftH7のガリレオ→インビジのイメージ)
こういう畳み掛けは終盤の方がいいような気もするけどガリレオ2曲目に引っ張られたのでこの位置。

“季節のプロパティは等間隔”が後の季節曲への伏線に…っていう設定。


ピストルギャラクシー
ノルマ枠3。

出だしから“宇宙を想起”してるしこの流れで撃ち込むには完璧なはず。

元々は“ABC…Z踊り出して”をシグナルABCと繋ぐだろうと読んでシグナルの後ろに配置していたもの。中盤〜終盤にかけて置くのもアリだったけどガリレオ-シグナルのラインが固まってたのでその流れに添えた。

(序盤4曲だとちょっと長い気がするけど他にいい組み方ができなかったのが心残り)


三月物語
ノルマ枠4。季節の流れのスタート地点。先述したバラード3連発しない縛りを考慮し、MC明けのこの位置はバラード・ミドル置くだろうと思ったことから5曲目に。

もっといえばスローテンポのスノウループと三月物語は続けてやらないだろうと思ったので、この2曲を離したかったこともある。

 

さよならサマータイムマシン

春→夏への転換点。唯一の夏要素曲にして総選挙でも10位と好成績だったのできっとセトリ入りするはず。B0でラストセクションだったので今回は肩の荷を下ろして?前半に。

 

over driver
コペルニクスガリレオと天体関係の人名、月の裏側のジャケ写を回収する曲。B0でも厚遇だったし今回もセトリに投入される気がした。
夜明けは来るの?って歌詞も夜を表す歌詞が多い中でいい役割を持ちそうだと思った。

さよサマ「最後の旅に出る」→over driver「行く当てもないからガードレールで愛を語ろう」


セク×カラ×シソンズール
3月と10月の詞をどう扱えばいいか悩んだ挙句、さよサマをねじ込んで、セクカラは10月の曲としてカウントした。(この結果5分後が外れた涙)

over driver「夜明けは来るの?」とセクカラ「明日はどこですか?」をこじつけて繋げた。


三日月の夜の真ん中
ノルマ枠5。夜明けは来るの?(over driver)、夜を表現する詞が続いたところでセトリの真ん中に投入した。この曲を真ん中に置くこともかなり最初の段階で決めた。
これは余談だけどこの曲にはMMME静謐甘美秋暮抒情みたいにどエロいセッションつけてほしい。


ラディアルナイトチェイサー
もうすぐ夜は明けるみたい。だけど目が覚めるまでそっとしておいてほしいってことでこじつけてこの流れ。(?)
終盤の畳み掛けゾーンから溢れてしまったので真ん中セクションでカッコよく映える流れのところに置いた。

 

ギャクテンサヨナラ

ノルマ枠6。

ラディアルナイトチェイサー「目が覚めるまでそっとしといてほしい」→ギャクテンサヨナラ「目が覚めてしまったら俺のもの」と夜明けの設定で。(起こすのが早いとか言わないで)

多分この曲は2つ目か3つ目のセクションのトリだと思う。

ど真ん中セクションをロックに寄せたことで今までにないような雰囲気の構成にできた気がする。(これは偶然の産物)


flat song 
ノルマ枠7。ひと呼吸置いて再びバラードゾーン。

“例えばおはようとか”をキーワードと捉えて時間の流れを表現する枠。
それに加えて、“真冬の空に〜”という歌詞から秋→冬への季節転換。ここからスノウシリーズに繋ぐ。スノウリバースをセッション後の所に置くことを決めてからループとflatを逆算してこの位置に置こうと決めた。


スノウループ
ノルマ枠8。この曲はスノウリバースとなるべく近づけたかった。スノウリバースが本編ラストならen1だと思う。
flat song締めてからのダイレクト繋ぎとかも出来そう。

 

ドラムソロ・セッション〜Bee Side Sea Side〜

なんとなくOrOr感出した(

スノウシリーズはセッションで繋ぐ気がするんですよね、というかせっかくなんだから繋いでほC

スノウリバースに繋ぐセッションなので暗めの照明でスマートなセッションになる、はず。

 

スノウリバース
ある意味ノルマ枠で今回のツアーの目玉曲。曲調的に本編ラストで大円団よりセッションから流れの中で繰り出される方が似合うと思ったのでこの位置。


ラブソングは突然に〜 What is the name of that mystery? 〜
スノウリバースのアウトロからダイレクトにこの曲に流れ込むことってできませんかね?オクターブ弾きだしCatch up, latency→プログラムcontinued みたいな繋ぎが生まれる気がするんですよ。ギタード素人なので無理だったらごめんなさいって感じ()

今回はその可能性に賭けてみたくてこの位置。セクカラのアウトロでも同じことできそうだけどどちらかが実現したらマジで新木場に僕の墓が立ちます。


I wanna believe、夜を行く
ノルマ枠9にして総選挙2位のこの曲。曲の構成からしてオリオン、リニアブルー系統というUNISON SQUARE GARDENのエース曲としてのポテンシャルがあるので、畳み掛けゾーン真ん中のめっちゃかっこいいポジションに置いた。ラブソングの締めから流れるようにイントロに入ってオーディエンスを吹き飛ばしてほしい。(?)


Micro  Paradiso!
祝Tシャツ化(?)。この曲は終盤に置くだろうけど、B0と同じ本編ラストではないだろうと思いラストの一つ手前に配置。
イワナで一回流れ止めて入るのもいいし、アウトロアレンジセッションから繋がるのもまた一興。前者だとCITSのクレバのイメージで、後者だとOrOrのシュガー前みたいなセッションかつMMMのインビジみたいな入りをイメージしてもらえれば。


ノンフィクションコンパス
ノルマ枠10。数あるB面曲の中でもガリレオ001さわれない歌あたりの実力者(曲?)たちと並んで強い曲(主観)。

そしてメッセージ性も強く大事な位置に置くことができるポテンシャルを秘めてる曲だと思っているので本編ラストに大抜擢。前回記事では真逆のこと言ってるんだけど要するにこの曲は強い位置に置かれるでしょうっていう話です…。
この場所はさわれない歌でスマートに締めるのもいいかなとは思ったけど、疾走感のあるノンフィクションコンパスで締める方がユニゾンらしい気がしたので。ついでにMicroと同じカポ1なのでスムーズに運べるところもポイント。
序盤に置くのも面白いけど後ろの方がカッコよく見えそうなのでこっちにした。


encore
さわれない歌
ノルマ枠11。

舞洲であんなカッコいいさわれない歌を見てしまったのにまだこの曲を聞く機会があるということが未だに信じられない。という私情はさておき私が選んだのはこの位置。
堂島さんのシュガーソングの間奏で出てきたようなリフと組み合わせたセッションが付くって妄想をしてみたり、ガリレオと組ませて3曲目に置いてみたり、本編ラストをこの曲で迎えるって妄想もしてみたけど巡り巡ってen1に落ち着いた。
舞洲と似てしまうけどエモいMCして「今日は楽しかったです!また会いましょう、UNISON SQUARE GARDENでした…。」から歌い出しに入るってのがこの曲が一番輝く使い方なんじゃないかと思う。一番置く場所難しかったのでセトリおじさんの解答に裏切られたい枠(?)


ここで会ったがけもの道
最初のMC明けの位置に置きたいなと思いつつもそこに枠がなくなってしまったのでen2に。
さわれない歌と並べると旅(≒ツアー)という情景描写が重なることから相乗効果が見込める気がする。
あと単純な話、en1さわれない歌なら直後の曲は明るくてアップテンポな曲がベストだと思うので残ってる曲の中ではベストなチョイスだと思う。


誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと
ガリレオの項でも話したけどB面曲の中でも露出の多い001は大円団枠で締めに使うと予想してこの位置。最後を締めるに相応しいポテンシャルはあるよね?

“だからまだ見たことのないあの場所へ場所へ行きたいのです”と異邦人たちの“旅”回収役をこじつけてみるといい感じかもしれない?(これは偶然の産物)

ラスサビで客電全部つける演出やられたらマジで涙止まらないと思う

 

 

という感じでツアーに向けた至極個人的な準備(妄想)が整いました。所々うまく組めなかったところがあったけどね。

今回はバラードのノルマをどうやってこなしていくのかが本当に見どころ。バラード3連続とかは滅多にやらないのでどうやってセトリに組み込んでくるか楽しみ。長尺のセッションとかドラムソロもいつも通り楽しみ。

FCと一般でなにか変化付けるかも楽しみね。

しかしまあ、演奏曲が限られてるパターンも難しいですね。でも無限にパターンをいろいろ妄想するの凄い楽しかった。供養がてら没案何個か書いておきます。

・畳みかけゾーンど真ん中の16曲目あたりにさわれない歌/スノウループあたりのバラードぶち込んでみる案

→最初はこの構成でいくつもりだった。畳みかけゾーンをバラード挟んで二分割してみる今までにない試み。結局しっくりこなくてやめちゃった。

・1曲目flat song

おはようから始まるライブも面白いかなあなんてね。

・3曲目さわれない歌 

→これは今朝思いついたやつ。ガリレオアウトロでヘッドフォン装着→ガリレオ〆て歌いだし。ガリレオからボーカル始まりの曲に繋ぐの楽しいよねってところからの発想。

 

妄想は、楽しい。

改めてこんなご褒美企画を実行してくれたロックバンドには感謝が付きませんね。

 

ということで今回はこんなところで終わります。お読みいただきありがとうございました。

15thアニバーサリーもいよいよ終盤戦。ツアー楽しみましょう〜!

 

 

Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Live~ ライブレポート

Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Live~

新木場STUDIO COAST 8/28

行ってきましたトリビュートライブ!

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チケットはフォロワーさんに譲っていただきました。本当にありがとうございました。

早速ですが書いていきます。長いですが適度に適当な感じでお付き合いください。

 

ピアノソロ~絵の具 成田ハネダ

暗転後上手にピンスポがあたりナリハネさんが一人で入場。流れるようなピアノソロを披露した。

ピアノソロの最後の部分が若干絵の具のそれっぽく聴こえた。

ソロを終え、会場は拍手喝采。そこからいつもの聞きなれたメロディを弾きだして絵の具がスタート。三人の入場タイミングはいつも通りだったけど、機材の関係か斎藤さんは上手からの登場だった。ナリハネさん本当にかっこよかった。

そして三人+成田ハネダという構成で1曲目がスタート。

01.harmonized finale (w/大胡田なつき、成田ハネダ)

誰が読めるんですかこんな豪華な展開は…。全てが想像を超える怒涛の展開。まさかトリビュート曲以外のカバーが聴けるとは思わなかった。セトリおじさんマジ天才(このあと1億回言います)

1サビ後下手にスポットライトがあたり、2Aから大胡田さんも登場。妖艶とも言うべき、雰囲気抜群のステージングで最高だった。ユニゾンの曲との相性もばっちりな感じ。

落ちサビは大胡田さん。2番以降のサビはステージ向かって左から田淵大胡田斎藤のトリプルボーカル。豪華すぎませんか????

それにしてもトリビュートライブ1曲目にこの曲持ってくるの、文面上的に大正解すぎてすごい。

大切な言葉をさ さりげなく載せていいかなってとこの響き方がもうね。

ちなみに斎藤さんのギターはたしかいつもよりクリーム色強めのストラトキャスター。このあと目まぐるしくギターが入れ替わるので僕の記憶の限りで書き記していきます。

 

演奏後は斎藤さんが「最初のゲストパスピエです!そしてようこそUNISON SQUARE GARDENのトリビュートライブへ!」とあいさつ。

斎藤「いやーニヤニヤが止まらないね。今日はこんな感じでいきます!」と宣言。そしてナリハネさんに「最初自分のバンドのライブじゃないのに一人でピアノ弾かせてごめんね~」と一言。

成田「おかげでハートが鍛えられましたよ~。だってあの人が言うから」と上手のベースおじさんを指さし。というコントのようなやりとりも。(笑)

 

流石ですわセトリおじさん。一見無茶ぶりなのに応える側にもセンスがありすぎてなんでも叶ってしまうのが凄すぎるね。

 

斎藤パスピエからもう一人ゲストを迎えます。ギター三澤勝洸!」

上手から三澤さん登場。斎藤さんが「三澤君いじった方がいい?いいTシャツだね~」と雑ないじり(かわいい)をして「次はトリビュートアルバムで参加してくれた曲をやります」といってライブ再開。

この時MCのほんの一瞬斎藤さんがしゃべらないタイミングでギター交換してたのがプロだった。ローディさんたちも本当に大変だっただろうな。赤のストラト、多分スカパラやSKY-HIとのコラボ等で使ってたやつ。

02.場違いハミングバード (w/大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸)

イントロ、渦の中に引き込むようなシンセサイザーから始まり、原曲でお馴染みタカオの絶叫4カウントをねじ込んでスタート。パスピエアレンジにアレンジを返すのが最高。

踊らずにはいられないアレンジも最高。サビのフロアタム()で全人類ジャンプしてたのを上から見たのが楽しかった。

Hard day’s nightのコーラスは大胡田さん、直後の歌を斎藤さんがパスピエキーで歌うという豪華な仕掛けも素晴らしかった。ナリハネさんのコーラスも素敵だった。

ギターソロは三澤さんの独壇場。中央のお立ち台に三澤、田淵斎藤が脇を固めるという豪華な絵。いつものようにギターを犬のように見上げるベースの人がかわいかった。三澤さんはまさにギターヒーローって感じでめちゃめちゃかっこよかった。

 

曲が終わると大胡田さんの「S.S!!」というコールから3曲目に突入。

斎藤さんはギターを預けハンドマイクにスイッチ。

03.S.S (w/大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸)

まさかゲストアーティスト側の曲を聴けると思っていなかったので嬉しすぎるサプライズだった。

パスピエの曲は大胡田さんのワードチョイスに作詞作曲おじさんと通ずるものがあるので浸透性がめちゃくちゃ高かった。S.Sで言えば「忙しい言葉の上級者」とか「さかしまなポーカーフェイス 奇をてらって浮世で笑う」とか好きなフレーズ。後者は譜割りの歪さも含めてすごく好き。

「忙しい言葉の上級者」を歌う“忙しい言葉の上級者”斎ちゃんマジ最高~~。

原キーで歌うのがヤバすぎた。ハンドマイクなのでめっちゃ上下左右に揺れ動くし、ドラムのライザー乗るわナリハネさんのキーボにちょっかいかけてジャンジャン叩いくわでS.K可愛すぎて笑った。

あっという間に曲を終え、パスピエメンバーの名前を読んで一人ずつ退場。演奏止めずに退場していくのが本当に良かった。残された3人がアウトロを止め、ドラムがビートを刻みながら次のゲスト紹介へ。

 

ゲスト 佐々木亮介 (a flood of circle)

ロック調のセッションから「続いてのゲストはa flood of circle佐々木亮介!」の紹介でSSK入場。案の定?両手に酒もってきてて笑った。

04.シーガル

「俺たちとアンタたちの明日に捧げます!シーガル!」

申し訳ない話、afocあんまり聴かないんだけど、この曲もタイトルとうっすら曲調わかるくらいだったんだけどくそかっこよかったです。もっと音源聞くしライブも足を運んでみたいぜばーか。

それとさっきまで近くで大人しそうに見ていた知らないお客さんが急に暴れ出してちょっと面白かった。お客さんもそれぞれ見どころがバラバラなのが最高だよね。

斎藤さんのギターは確か赤ストラト。ユニゾンだとこういう曲調は少数派な方なので派手目なプレイングでよかった。

 

斎藤「何本目なの?w」

佐々木「まだ3かな。いいじゃんお祝いなんだから」

(このあと最前ドセンでマイクに缶のハイボールを開ける音いれて遊んでた。かわいかった。)

 

斎藤「佐々木君とは小学校が一緒でね」

佐々木「そうそう!」

斎藤佐々木「ね~」 

っていう謎の絡み(かわいい)しながら

斎藤「トリビュートで参加してくれた曲とは別にUNISON SQUARE GARDENの曲を1曲やりたいと言ってくれて、次はその曲をやります」と前置いて、始まったのはまさかの

05.WINDOW開ける

キー下げWINDOW@佐々木、どちゃくそかっこよかったです。

斎藤宏介くんのガンギマリギターソロと共に間奏中にHoney Moon Songの一節を挟むという大胆アレンジ(曲名わからなかったので終わってからTwitterで調べた)

歌いだしだけきつそうに見えたけどあとはもう完全無欠のロックンロールモード。「WINDOW開けて、<えぇえぇ>」の<>内はマイク客席に向けちゃうなんでもあり加減も最高だった。

キー下げに合わせてベースソロの部分も若干フレーズ変えてたのがいい塩梅のアレンジでよかった。マジで音源化お願いします偉い人たち(これあと8兆回言う)。

 

佐々木「俺にとってユニゾンは一個上のお兄ちゃんで大切なバンドで、一番ぶっ潰したい人たちです。そんなUNISON SQUARE GARDENのメンバーを紹介したいと思います。」

とafocの曲であるプシケのメンバー紹介部分を引用。田淵はTBCなのが笑った。

06.フルカラープログラム

完全無欠のロックンロールを見せてやると言い放ちスタート。

後半あたりからセンターの客に合図送り始めたSSK、まさかと思ったらやっぱりダイブ(だいぶソフトなダイブ、ダイブというか客の上に立つやつ)。これの時の斎藤さんの「やったよこいつw」みたいな笑った顔がたまらんかった(笑)

ギターソロでいつもの7色照明になったのが本当に綺麗だった。

そして大サビ、7色照明がモノクロセンターピンスポに切り替わり、音が止まる。

佐々木さんが「涙キラキラ」と歌ったのち、マイクをフロアへ向け、

オーディエンスが「西の空に光る モノクロでは説明できない…」と応える。そして、

佐々木「完全無欠のロックンロールを」で演奏再開。なんだこれ。一連の流れに圧倒されて完全に立ち尽くしてしまった。なんでもありサイコー。SSKの友達の歌サイコー!

少なくともUNISON SQUARE GARDEN3人のライブでは一生見られない景色を見せてもらった。なんという素晴らしいアクシデントなんだ…。

(でも贅沢を言えばサビ裏のリードギター弾く斎藤宏介も見たかった)

そしてここで佐々木さん退場。再び3人に戻りフルカラーのアウトロを止め、ロック調のセッションで繋ぎ。

 

斎藤「続いてのゲストはTHE BACK HORN山田将司さんです!」

ゲスト 山田将司菅波栄純 (THE BACK HORN)

07.BUSTER DICE MISERY (w/山田将司)

ロック調のセッションから繰り出されたのはまたもオク下げでこの曲。

やはり歌の味付けにキャリアがにじみ出るというか、自分の曲じゃないのに会場を持って行ってしまう力を感じた。わけわからん言葉のオンパレードなこの曲ならではのモノだったのかもしれないが、とにかく凄かった。

テンポはやや落とし気味、ヘッダーパンドラのコーラスが田淵の声ギリギリ下限なんじゃないかってくらい低かった。

難解なキメが多々ある曲だけど、これギターとボーカル分離してるとかえって両者共に大変なのかなってちょっと思った。

 

斎藤THE BACK HORNからもう一人ゲストを迎えています。菅波栄純さんです!」

ここで菅波さん登場。物販にも出てる青T着て「俺もUNISON SQUARE GARDENの一員になっていいですか?」って言ってくれたの凄く嬉しかった。

 

斎藤「次の曲は僕らが高校生のころ、タワレコ渋谷のライブハウスで見た、当時新曲だった曲です」とエモすぎる振り

08.涙がこぼれたら (w/山田将司菅波栄純)

こちらも申し訳ない話、ばくほんもここまであまり聴いて来なかったんだけどめちゃくちゃ良い曲ですねこれ。菅波さんのカッティング最高すぎて気持ち良かった。そしてそこに斎藤さんのバッキングが入って音の厚みが凄かった。

コピバンやってた曲を本家と一緒にこんなステージで演奏できることの喜びは計り知れないものなんだろうなぁ。3人の思いいれの深いバンドであるからこその幸せそうな表情が最高だった。

09.シャンデリア・ワルツ (w/山田将司菅波栄純)

そこから流れ込むようにこの曲へ。

改めてイントロのドラムかっこいいなって思った(ここは原曲通りなんだけどねw)

山田さんも菅波さんも、ユニゾン3人もめちゃくちゃ楽しそうで幸せそうでいい空間だった。見えない魔法のところはちゃんとベース弾いて口パクだった。

岡峰さんのアレンジが入ったDメロのスラップやサビのうごめくベースラインもTBCVer.で忠実に再現されていてとても良かった。シャンデリアとオリオンのスラップ見たくて下手に陣取ったようなところもあったし、ある意味ノルマ達成した瞬間だった。

あと普段は口パク派なんだけどこの日はテンション上がりすぎてめちゃくちゃデカい声で「OKええええええ」ってさけんじゃった。楽しかった。

それと何気にシャンデリアでギターソロ弾かないでバッキングに専念する斎藤宏介なんて一生見られないかもしれない。こういうコアなところにも面白さが潜んでいて本当に面白いライブ。ギターの種類は忘れた。けどこの辺多分ずっと赤ストラト

 

ばくほんのお二方が退場。アウトロを3人で止め、再びセッションへ。ここはドラムのパターンがまんまRUNNERS HIGHで次のゲストを誰もが確信。手拍子も徐々に増えていき、

斎藤「次のゲストはthe pillows山中さわおさん!」

 

ゲスト 山中さわお (the pillows)

10.RUNNERS HIGH

しばらくRUNNERS HIGHのドラムが続く中、「田淵、元気か?」「斎藤、相変わらずかわいいな」さわおさん登場で曲スタート。ちなみに片手にはSSKに渡されたという缶ビール。(笑)

REPRISEをさわおさんからREPRISEされるのかなと思ってたけど本家でした。そりゃそうか。

まず手拍子楽しすぎた(普段は絶対こんな感想言わない)。

そしてさわおさん流石の歌声。バックバンドUNISON SQUARE GARDENって感じの構図に見えてきたのが新鮮でよかった。

Dizzy my future Silly my wayのところ凄く好きだから生で聴けて感激。

 

さわおさん「UNISON SQUARE GARDEN15周年おめでとうございます。いや、大変でしょこのライブ。」

斎藤「いやでも聞くところによれば、さわおさんめちゃくちゃ練習してくださったそうで、、、」

さわおさん「中野のビックエコーの履歴全部ユニゾンだよ!ライブするにあたって田淵が持ってきた曲がミドルテンポの転調多いやつでね、これ選んだ理由はなんかあるのか?って聞いたのよ、そしたら田淵がさわおさん速い曲苦手かなって思って…”って。いいか。俺はおじさんだがおじいさんではないんだよ!今からその練習の成果を見せてやる。Cheap Cheap Endroll」

 

文字に起こしてみると軽快すぎるなこのやりとり(笑)

田淵が持ってきた曲が~のあたりから低姿勢で頭下げながら話聞いてた田淵さんに爆笑した。元々提案したのは春が来てぼくらかね?この言い回し的に。さわおさんが歌うの全く想像できないしそれも聴きたかったな。

 

11.Cheap Cheap Endroll

風格抜群のチープ。大抵最初か最後で演奏する曲だかkらど真ん中に置かれるの新鮮だった。

シューゲイザースピーカーもそうだけどトゲのある言葉を歌うさわおさんのパワーが圧倒的。

テンポはCD音源より気持ち遅いくらい。いつもはスピード命のファストフードみたいな扱いされてるけどこの日はスローフード的な重みも兼ね備えてた感があってよかった。(我ながら謎の例えである)

ってうるせぇ!のところ、みんなめっちゃ楽しそうだったのが一番良かった。こちらも負けず劣らず幸せ全開の空間だった。

12.シューゲイザースピーカー

トリビュート版を初めて聴いた時、原曲のリフが形変わりすぎてて違和感が凄かったけど、2秒でそんなもの吹き飛ばされたくらい圧倒された。この日もピロウズ仕様のギターリフにサビ前のブレイク、歪み動くベースと心地よい演奏だった。落ちサビ二拍ブレイクほんとすき。

さわおさんの歌い方で好きなのは「あなたのバランスなんて聞いてない そうだろう?」のところ。メロディに魂が乗っかっているというか、そういうオーラを感じさせるのが凄いと思う。

 

ここまでと同じようにさわおさんはここで退場。曲を止めるとここからはドラムにスポットライトがあたり、ドラムソロへ。

 

ゲスト 東京スカパラダイスオーケストラ

タカオ×欽ちゃん ドラムソロセッション

 

少し経ったところでスカパラ茂木さん登場。二人で「欽ちゃん!」「タカオ!」と呼び合いながらドラムソロ対決?セッション?を展開。いやもう一言で言えば「愛しかなかった。」

愛に溢れた幸福すぎるドラムソロだった。そして大所帯スカパラの転換を見事に隠す名采配。随所にセトリおじさんの拘りが光ってるの本当に良い。スカパラメンバー紛れて登場する斎藤田淵の両氏の溶け込み具合も〇

 

13.Paradise Has No Border

1曲目はおなじみのこの曲。GAMOさんの煽りで熱量MAX。端から端まで、あのメロディと共にステージを渡り歩き、もう既に大円団感すらあった。(笑)

斎藤さんと加藤さんのギターコンビ最高だし、下手の方でベースおじさんたちが一緒にツーステしたり謎ステップしてたのかわいいの大渋滞。あと斎藤さんに背中合わせでサックス演奏する谷中さんマジでかっこよかった。左右に大所帯がウロウロするなか後ろでニッコニコのタカオも良かった。

でもやっぱり一番盛り上がったのはタカオがスネア持ってセンターのお立ち台に駆けあがって3人中央に揃ってバッチバチにキメてたシーン。スネア叩いたり、田淵斎藤の肩に腕かけて決めポーズ取ったりして大盛り上がり。(笑)

USGinfoがアップした写真がそのシーンなんだけど、これはもう言葉では言い表せないくらいの幸さでいっぱいだった。珍しく?初めて?曲中に最前線に繰り出してきたタカオの幸せそうな顔、3人そろった時のそれぞれの顔が本当に良かった。尊いってまさにこの瞬間のためにある言葉なのかって感じだった。

お写真はこれ。2枚目の左端に見えるのが持ちげてたスネア。

 

 

以前インタビューでタカオが「ドラムに縛られたくない、田淵みたいに走り回りたい」みたいなこと冗談めいた感じで話していたことがあったけど、それがこんな形で叶うとは誰が想像しただろうか。

 そしてマイクは谷中さんに渡り、スカパラ9人とユニゾン3人合わせて12人編成でようやくお届けできます、念願のコラボができました!」というような振りからこの曲。

14.愛があるかい?

サビのキメが楽しい。スカパラパワーで音圧も凄かった。

サプライズは間奏後。斎藤さんにピンスポがあたり「いつか海に投げた宝石を追いかけておぼれたいならいいよ」とモントゥーノの冒頭を歌い上げ、タカオのカウントから再び愛があるかい?に戻るという豪華仕様。できること全部ぶち込んでくれたの本当に最高。

15.桜のあと (all quartets lead to the?)

ラスト。これはトリビュート版通りボーカルなしでの披露。

斎藤さん下手の方までフラフラきて沖さん大森さんあたりの下手組みの方々にご挨拶してた。この日とほんとスタンドマイクから解放されると自由ね。

サビのクラップがみんなものの見事に決まってて楽しすぎた。

大サビはみんなで大合唱。ベースおじさんもこの日は眉間にしわをつけることなく満喫していた感じ、若干スカパラおじさんたちの勢いに呑まれてた感あったのがじわじわきた。

UNISON SQUARE GARDENのライブとは思えない楽しみ方をしてしまった、スカパラの皆さん素敵な演出の数々を本当にありがとう…。

退場の時、谷中さんと田淵さんが会釈して一言二言交わしてたんだけど二人から“漢”って感じのオーラが出ているように見えて熱かった。

 

またも3人に戻ってセッション再開。

斎藤「最後のゲストを紹介します…!LiSA!」

流れるようなセッション、ちょっとOrOrの本編ラスト直前のあれっぽかった。

ゲスト LiSA

16.オトノバ中間試験

繰り出されたのはLiSA本人が大好きな曲と語るオトノバ中間試験。多分キーは+1

先日のブログは勿論そうだけど、Dr.Izzyが出たころの“先輩”との対談で「いくらなんでも都合よすぎるからアンタなんかと踊れない」って歌詞が好きってコメントしてたよね。そこをコーラスの“先輩”と二人で歌ってるのがめちゃくちゃ良かった。

LiSAが出てきただけでもテンションMAXだったのにここでオトノバ放り込まれて訳わかんないくらい踊ってしまった。2か月連続でベクトルの違う最強のオトノバ中間試験を聴いてしまったな。

Twitterでみんな言ってるけど明らかに私怨入りまくりの「息継ぎがテンでないじゃんか!」と斎藤さんに駆け寄って歌う「あのね歌ってるのは快気怪奇な斎ちゃんなんで呆れるまでユニゾンに任せといて!」も最高だった。

ちなみに僕の耳には呆れるまでLiSAに任せといてに聴こえたんだけどTwitter見てる限りユニゾンっぽいのでそうしておきます。答え合わせさせてください。

ブログで解答出ました(?)ユニゾンだったみたい。

ameblo.jp

 

あと制限タイムはあと少し~の謎ポーズがっつり見ることができた。舞洲の時は最後だけだったから初めてちゃんとみたかも。かわいかった。

 

MCでも話題はそれになり

斎藤「明らかに私情入ってたよね?」

LiSA「いつもは先輩だからあんまり文句言えないけど今日は斎藤さんいるから2対1だと思って!」

斎藤「えーでも斎ちゃんあんま文句言わないよね~」

田淵(ニコニコ無言でうなずく)

LiSA「え~?!」

斎藤「でも今回、今日明日36曲やる中で唯一イラついた曲があって、聴いてる分には楽しいんだけどね、誰が作ったんだよと思って調べたら田淵智也でした。」

LiSA「うちのバンドひぃひぃなんですよ!」

斎藤「まあ天才と変態は紙一重っていうし、天才よりの変態だと思います彼は。」

さりげなくギターを白のジャズマスに変えながら次の曲へ。

17.Rising Hope

タカオさんヘッドフォン装着でLiSAの代表曲であるRising Hope(作曲田淵智也)スタート。

最も熱かったのはやはり途中でLiSAから斎藤さんのギタボにスイッチしたところ。一瞬気が付かないくらいには違和感なかった。原キー+ギタボやばすぎん?さすがに歌う時はコード弾きだったけど、落ちサビ歌い切った時の力強さと妖艶さがLiSA並みのそれだった。斎藤宏介さんポテンシャルお化けすぎる。いやほんとに音源化お願いします。

要所要所でコーラスに出てくる田淵さんも良かった。作曲家が作曲家なだけあってタカオさんはなんかもう普段通りな感じすらあった。

18.オリオンをなぞる

ラストはオリオン。同期ありでトリビュート版再現してくれたのが嬉しすぎたし1サビ直前のキメキメスラップも最高だった。

2番でLiSAが斎藤さんに0距離まで近づいてマイク近づけて歌わせようとしたのにひたすら顔を遠ざけようとする斎藤さんがかわいかった。

後半の追い込みドラムは普段のオリオンのそれと同じだったのがよかった。

トリビュート版にあるbest day, best wayのラララはなし、これはCD音源のサプライズってことなのかな。

最後はドラムのライザー前に全員集合。LiSAが両手で10、5(15)と示し、15回のシンバルのキメと共にフィナーレ。「最後のゲストLiSAでした!」と斎藤さんが言ってLiSAは退場。残された3人がやり切った表情で最後を締めて本編終了。本当にありがとうございました。

 

 

[En.] UNISON SQUARE GARDEN

斎藤「もうよくない?(笑) 呼ばれたらやるけどさ…。さっきので集中力全部切れたんで絶対ミスるわ~」

「いいよ~!」

斎藤「ミスるんならやらなくてよくない??1曲だけやります。」

いやほんとお疲れさまでしたって思った。とんでもない企画だもんね。ありがとうございます。こんなやりとりからもプロ根性が垣間見えるのほんと好き。

01.プログラムcontinued (15th style)

読めてたけど最高。B0ではサプライズ、舞洲でも流れに載せた唐突な登場だったので心を落ち着かせて聴けるのは何気にこれが初めてだったね。

B0のとき初めて聴いてめちゃめちゃ泣いて舞洲まで行ってこれ聴いて泣いてっていう2019年を振り返りながら聴き入ってた。2019年ほんと凄い年だわ。アニバーサリーって凄いわ。でもなによりUNISON SQUARE GARDENってバンド、凄いわ。

今日くらいは祝ってくれないかな、いい歌詞ですねほんと。明日も明後日も祝うぞ!って勝手に心の中で答えておきました。

 

この日は次の日が控えていたからなのか割とあっさり目に終了。本当にお疲れ様でした。

ロックバンドは相変わらず楽しいね。それにしてもこんなにも素晴らしいライブを見せてもらえるとは思わなかった。すべてが想像を上回っていく感じで、聴いてるこっちも「こんなに幸せな経験しちゃっていいんですか」ってなるくらい。これまで聴いて来なかったような音楽も味わえて、改めて音楽の楽しさを噛みしめられたし本当に素晴らしいライブだった。あともっといろんな音楽聴こうって思った。

自分の中でも間違えなく一生忘れないだろうなっていうライブになった。次のアニバーサリーイヤーになったら息を吐くようにこの日と舞洲の思い出を語り続けているだろうな。(笑)

 

Thank you UNISON SQUARE GARDEN!

そして、Thank you ROCK BANDS!

 

 

セットリスト

Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Live~

新木場STUDIO COAST 8/28

 

ピアノソロ~絵の具 成田ハネダ

ゲスト 大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸 (パスピエ)

01.harmonized finale (w/大胡田なつき、成田ハネダ)

02.場違いハミングバード (w/大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸)

03.S.S (w/大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸)

 

ゲスト 佐々木亮介 (a flood of circle)

04.シーガル

05.WINDOW開ける (間奏にHoney Moon Song)

プシケ メンバー紹介部分

06.フルカラープログラム

 

ゲスト 山田将司菅波栄純 (THE BACK HORN)

07.BUSTER DICE MISERY (w/山田将司)

08.涙がこぼれたら (w/山田将司菅波栄純)

09.シャンデリア・ワルツ (w/山田将司菅波栄純)

 

ゲスト 山中さわお (the pillows)

10.RUNNERS HIGH

11.Cheap Cheap Endroll

12.シューゲイザースピーカー

 

ゲスト 東京スカパラダイスオーケストラ

タカオ×欽ちゃん ドラムソロセッション

13.Paradise Has No Border

14.愛があるかい?

15.桜のあと (all quartets lead to the?)

 

ゲスト LiSA

16.オトノバ中間試験

17.Rising Hope

18.オリオンをなぞる

 

[En.] UNISON SQUARE GARDEN

01.プログラムcontinued (15th style)

Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Album~ (初回限定盤A) [2CD+BD]

 

BSSSUSセトリ予想その1

BSSSUSって略し方ええんかこれ?暗号文みたいね。

 

はい、というわけでこんにちは。皆さまいかがお過ごしでしょうか。

今回は、9/27から始まるB面ツアーの予想セトリを語っていく記事です。

なんとなく考えはじめたら止まらなくなってしまって、そこそこなクオリティでできたので記念に投稿しておきます。文章が雑なのは大目に見てください。

まずはセトリ考察の前提条件をおさらい。仮説とか自分ルール的なもの。
・4月に行われたB0ライブでやらなかった曲にいい役割を与える。

演奏されなかった曲(全11曲)

ギャクテンサヨナラ/さわれない歌/三日月の夜の真ん中/ノンフィクションコンパス/ピストルギャラクシー/三月物語/I wanna believe、夜を行く/シグナルABC/flat song/スノウループ/リトルタイムストップ

・B0ライブと同じ使い方を避ける、もっと言えばB0ライブでの使い方を伏線として考える
・過去にワンマンツアーでやってる曲はそこでの使われ方も考慮する
・B面曲には“季節”表す詞(ex:さよならサマータイムマシン、スノウリバースetc.)、“夜”を表す詞(ex:I wanna believe、夜を行く、三日月の夜の真ん中、ラディアルナイトチェイサーetc.)が多いので多いのでこの辺の時系列をうまくまとめられるようなセトリにする(これがめちゃくちゃ大変)
・それ以外の歌詞のリンクも意識する(これはいつもやってるやつ)


ここら辺を考えながら組み立てた。
とりあえず後は各曲の項目でキーワードを並べていく。ということでこれがその予想セトリ。

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 ラブソングの副題がないのはメモ帳の幅の都合です()

 

解説 (行間で暗転ポイント示したので妄想しながら読んでください)
1.ノンフィクションコンパス

「チラチラと流れ行く背景 巻き込み進め物語
無駄に見えたならmistake 全部がかけがえのないエキストラ」B面が揃うこのライブの1曲目に相応しい歌詞だと思う。根拠という根拠はない。

2.ガリレオのショーケース
B面31曲の中で毎ツアー恒例の冒頭揺さぶり枠(ex:MMMのフルカラー、Dr.Izzyの場違いetc.)に収められるのは実績的にもこれが最適なのでは?という考え方。ガリレオ≒終盤という先入観を逆手に取るMMMスタイル。
3.ここで会ったがけもの道
同じ旅路が続く(≒このライブを共に過ごす)のならここで会ったがけもの道
という曲解でどうしても頭のどこかに入れたかったので3曲目に。というかこの冒頭3曲はどの順番に並べても機能しそうよね。
(ガリレオアウトロでカポ外してけもの道入るの、MMMのガリレオ→MIDNIGHT JUNGLE感強い)
で、1ブロック目おわり。

 


4.三日月の夜の真ん中
ミドルテンポとバラードのノルマ曲が多いのでお馴染みの挨拶「自由に楽しんでください」のあとはその系統の曲を置くと考えた。
ここで会ったがけもの道→2人はついにで会ったよという繋がりもある。
5.セク×カラ×シソンズール
いいよもうすぐ夜は明けるみたい→明日はどこですか?を繋げたかった。
それと、ノンフィクションコンパスの「桜舞ったコントラスト」→3月、あまりにも粗末で/10月、不思議な感覚に囚われて〜とここで春から秋へ季節が流れる
6.さよならサマータイムマシン
セクカラで3月→10月と来たところを「理屈から裏返し」で夏に戻す(超パワープレー)。それとB0での演奏位置を考慮して今度は前半に置いた。
○ここでベースが歪むタイプのセッション挟む(妄想)
7.ギャクテンサヨナラ
裏返し≒逆転という解釈とさよなら繋ぎを併せてこの並びに。
あとB0から外れたので比較的美味しい序盤の中ボス的位置に配置。

 


8.三月物語
理屈から裏返ししたので春の曲に戻る。ここまでなかなかバランスの取れた構成だと思う。(自画自賛
9.リトルタイムストップ
三月物語「1つ2つ もう少し」→「もう少し もう少しだけ それくらいの願い事で時間が止まりそうです」と繋げて考えた。
10.RUNNERS HIGH REPRISE
「時間が止まりそうです」→「時計は23時半の5分前で そう永遠のように止まる」ここまでの3つの並びがけっこう渾身の出来なので当たってほしい。
○ここで23:25っぽいセッション挟む(妄想)
11.ピストルギャラクシー
「25時を少し回る」(いや永遠に止まるんじゃないんかいって突っ込まないで)という歌詞を取ってここ。なんとなく畳みかけゾーンには来ない気がする。パンデミックサドンデスと同じ感じに使ってみた(伝われ)
○カポの時間稼ぎにアウトロちょっといじる?(妄想)
12.シグナルABC
ピストル「ABC…Z 踊り出して」と繋げたかった。これは逆に畳みかけゾーンに持ってくる気もするが、ABC繋ぎがしたかったので中盤の集大成ポジションに入れた。

 

 
13.スノウループ
三月物語からさらに季節を遡って冬にする、スノウリバースの伏線役。ちなみに今回はスノウ曲を繋げるというところを出発点にしてセトリつくりを始めた。
☆ここでドラムソロ(なんかすごいかっこいいやつ)(妄想)
14.スノウリバース
ツアーの主役。ラストでもいいけど、スノウループと繋げてドラムソロ・セッション〜って流れで演奏する気がするのでここ。
25時を少し回ったあとなのに午前零時の回帰線の話をするところには触れない方向で
15.ラディアルナイトチェイサー
午前零時の回帰線からの夜攻め(?) B0で序盤のヤマ任されてたのはツアーで後ろに置く伏線(肩慣らし的な披露?)だったと読んでの起用。
16.I wanna believe、夜を行く
夜を行く夜攻め(??)
このツアーの影の主役的なポジションにいるこの曲、置くとしたら終盤の畳み掛けゾーン一択だと思う。
17.ラブソングは突然に〜 What is the name of that mystery? 〜
場違いハミングバードポジション(?)
ライブの集大成的な位置に置くからこそB0は真ん中だったんじゃないかっていう読み。(序盤で揺さぶる枠かもしれんけど)
18.さわれない歌
1曲目だとプロcon、en1でMCの後にやるのを想像するとなんとなく舞洲感、となると新鮮な使い方は本編ラストなのでは?めちゃくちゃカッコ良いよね?
もう1つの本編ラスト候補は001。ラブソングが突然始まって、愛してるに突入する流れが最高すぎるのでめちゃくちゃ迷ってる。

 


encore
1.flat song
「真冬の空に映った」だからスノウシリーズとセットで冬演出に使われるような?
また同じ景色を見ようねはアンコールで聴きたい
2.Micro Paradiso!
en1でバラードやったので残り2曲はポップにブチかます。本編に収められなかったけど終盤に使えるアッパーなこの曲が適任だと思った。本編の美味しいところに置くパターンも考えたい。
3.誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと
B面たちを総括するこのポジションには001にいてほしいなあというエゴです。本編ラストかアンコールラストの二択。

 

とりあえずこんな感じ。勢いで作っていったので多分考えれば考えるほどボロが出る気がしてる()

まあ今後も考えていくので、最終予想はまた別で記事にします。

かなり限られたプールの中でのセトリ作りなので、そこが新鮮だったし楽しかった。どうせならこの際なら、全曲的中狙っていきたいわね。

あと補足。

全31曲の中ですでに明らかになっている演奏確定曲が11、そこにスノウリバースを合わせると既にセトリの半分以上は的中が確定している。

セトリは21曲で考えているので、残る9曲を19曲の中から選んでいくという流れになる。

また一部の曲は既にお蔵入りが明言されているので実質はもうすこし少ない曲の中から9曲を選んでセトリを構築していくという作業になる。

(ソース元忘れたけど多分何かの雑誌なのでお蔵入りの曲については名前伏せる)

あと確定枠の面々を見て、これ以上バラードとミドルテンポは増やさない気がしたので、結果的にその辺は全部外れた。

とまあセトリを予想するに当たって僕が考えたのは今の所大体これで全部です。

どうでしょう、けっこうこのセトリでツアー回るところが思い浮かびませんかね??

個人的には季節と夜の時系列?を無理やりまとめられたので割と満足してます。

プレイリストにして聴いた感じだとノンフィクションコンパス→ガリレオ→けもの道と、アイワナ→ラブソングの勝利が約束されてる感が好き。気に入ったポイントがあったら是非教えてください。

ということで今回はこの辺で。お読みいただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

UNISON SQUARE GARDEN プログラム15th ライブレポート・感想

2019年7月27日、所は大阪、舞洲スポーツアイランド太陽の広場。

UNISON SQUARE GARDENの15周年記念ライブ、プログラム15thに行ってきました。

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 装飾が色々凄かった。

 

2万4千人というバンド史上最大規模の野外ワンマンライブ。最高のライブを届けてもらいました。

野外開催ということで当然天気というリスクを伴う企画で、実際この日も台風6号の発生によって昼頃まではかなりの悪天候。しかし交通機関にも大きな影響はなく、最終的に無事に開催されたのは本当に良かった。(足場が悪く、いわゆる田植えフェス状態だったのはご愛敬)。

 

メンバーは勿論、なにより大阪での開催を望んでいたイベンターの方やユニゾンチーム、スタッフ、その他多くの関係者の方々の取り組みが水泡に帰すことなく最高のライブを持って結ばれたことが本当に嬉しい。メンバー、スタッフ、関係者等々もひっくるめて、リスナーに愛されている何よりの証拠だろう。そんな多数のリスナーの一員として、自分がこのロックバンドを好きでいることが本当に誇らしく思える、そんな一日だった。

 

毎度の通り、セトリ予想をしてライブ直前までを精一杯楽しみ、ライブに行って当たったとか外れたとかどうでもよくなるくらい圧倒されるという流れなんですが、今回はそれが普段の比ではないレベルでしたね。色々な意味で本当に記念日だった。

所々圧倒されすぎて、楽しみすぎて記憶がなくなっていて薄っぺらい感想になっているところはご容赦を・・・。

さて、前語りはこの辺で切り上げて本編の感想行きましょうか!

 

17時25分ごろ、絵の具が流れる前にFM802の方々や心斎橋JANUSの店長さんからユニゾンへの愛の溢れるコメントVTRが流れた。

各々の推し曲はみんなバラバラだし、「目が二つじゃ足りない」「畳みかけに期待」等々のコメントから、みんな思うことは同じなんだなと勝手に嬉しくなっていた。〆のコメントはオチケンさんが担当。ごめんなさい何言ってたか覚えてないけど「それでは、もう間もなく始まります!」でVTRを締めて、さほど間を空けずに絵の具が流れた。

 

SE.絵の具/イズミカワソラ

再録バージョンを初めて聴いた。確かに声やピアノが少し変わったような感じだった。この辺はCDを買ってきちんと確かめようと思う。

普段通りの青い照明。普段通りのタイミングでタカオさん、田淵さん、斎藤さんの順で入場。

ここからは記念日演出で、fun time 724の時と同じくフルコーラスで絵の具が流れる。

途中、ステージ両サイドにメンバーの顔が映し出され、それぞれのこの日この瞬間にかける真剣な眼差しを写してくれたのが良かった。本当に良い表情をしていた。

絵の具が終わったところで斎藤さんが右手でマイクを握りしめ、いよいよ記念日ライブが始まった。

 

1.お人好しカメレオン

「あぁ だから今その声を捨てないで 喧噪の街、君を見つけた

 お人好しカメレオンじゃないだろう 君だけのために」

ボーカルオンリーで始まったこの曲。ここを聴いただけでは正直何が起こっているのかわからなかった。1サビあたりで我に返ったが、同時に「とんでもないライブに来てしまったな」以外の感情がなくなった。

というのもこの曲は2013年にリリースされたCIDER ROADに収録されているがこれまで1度もライブでは披露されてこなかったナンバーである。リリース当時、身を削って書いた曲だと話されているように、この曲は“君だけのために”歌われている。

初披露だからこそ、記念日ライブの1曲目だからこそ、普段以上に引き締まった顔で演奏していたように思う。

冷静に考えるとこれはかなりの博打で、恐らくこの時あの会場は、この曲のバックグラウンドを知っている層とそうでない層で二分されていたと思う。一度も演奏してこなかった曲ではあるが、そのカードをここで切れるのは自分たちの音楽に自信があることのなによりの証拠だと思う。最高だね、ロックバンド。

個人的なこの曲への思い入れを話すとすれば、去年MODE MOOD MODEと春が来てぼくらを聴いた時に「そろそろお人好しカメレオンを演奏する頃合いになったんじゃないか」と感じたこと。結局ツアーでは演奏しなかったが、あの時感じたことは間違ってなかったんだと思った。

これがきっかけで、最終的に↓これになる

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「名前なんか ないよなんにも だから君が今つけたらいいんだよ」そう歌い終え、演奏が終わると斎藤さんがお決まりの一言。

2.シャンデリア・ワルツ

「ようこそ!」と魔法をかけられた2万4千人の聴衆はこの曲のイントロと共にようやく、UNISON SQUARE GARDENのライブに来たころを実感したことだろう。

1曲目で揺さぶって2曲目で一気に流れを引き戻す。セトリおじさんの得意技である。

それにしてもシャンデリア・ワルツ、どんなライブのどんなタイミングで聴いてもちゃんと幸せになれるの本当にすごい。大好き。

「ちゃんと名前もある 譲れないものもある」とこの曲でも「名前」という歌詞が登場する。CIDER ROAD期の曲にかなりの頻度で登場するこのフレーズ、この日も終盤のあの曲で回収されたのが良かった。この話はその曲の項目で。

この日は2サビ「わからず屋には見えない魔法をかけたよ」ポーズしてなかったよね、たしか。僕は一人でやってたけど。

CIDER ROAD人間の僕はもうこの時点でめちゃくちゃ泣いてた。

アウトロでスタッフがヘッドフォン装着のために登場。スムーズに装着が終わるとドラムから曲が始まった。

 

3.君の瞳に恋してない

これまたイントロ大歓声。「わからず屋には見えない魔法をもう一度」と言わんばかりの幸せすぎる並びだった。

カラフルな照明に照らされながら「虹色に光る幸せ そんなものがなくても」と歌いあげる姿は美しかった。もしかするとこの日のフルカラープログラムやらない宣言をこの曲で示していたのかもしてない。武道館の時2曲目リニアブルーでオリオン切ったのと同じ感じがする。答えを覗きたくなるね。

間奏は絡みなしなのが「わかってるなぁ」って感じ。でもまさか冒頭3曲シングル0だとは思わなかった。

この辺から音量が上がってきたので耳栓付けた。要らないと思ってたけど持ってきてよかった。

 

演奏が終わり「UNISON SQUARE GARDENです!」と一言。

給水挟んで斎藤さんがマイク前に戻ると4年前の武道館ライブを想起させる台詞からライブ再開。

 

「今日は、長いよ~~!自由に楽しんでいってください!よろしく!」

(4年ぶり2度目の「今日は長いよ」に興奮して自由に~以降聞き取れませんでした、情報提供してくれたフォロワーのみなさまありがとうございました。) 

4流星のスコール

スティック4カウントからスタート。明るいうちにやると思ってなかったので意表をつかれた。ライブでは初めて聴いたけど本当に綺麗な曲だった。

「1回だけしかないなら1回だけで十分だ1個答えを手に掴んだなら道を逸れることはないよ」がこれほどまで突き刺さるライブはもうないんじゃないかと思うくらいマッチしていた。

5.instant EGOIST

流れるようなドラムからスタート。前回の記事で話したようにめちゃくちゃ聴きたかった曲が来て嬉しかった。ここは予想的中と言ってもいいよね?

23:25リフ手前、指で「2→3→2→5」やって一人で盛り上がってた。流れるような「We are kidding!」からの謎ダンスでめっちゃ歓声上がってたのもよかった。記憶が曖昧なので終わり方ftH6仕様だったか忘れました。

6リニアブルーを聴きながら

ドラムのフィルインがかっこよすぎる。この位置OrOrツアーと同じなので幕張を思い出した。この日もベースの人がいつもやってる2番サビ手前のブレイクで空を切る左手が良かった。

なんとここまで半分がCIDER ROAD曲で、ひたすら「ハリネズミが、ハリネズミが報われた、、、」と感動していた。

7Invisible Sensation

アウトロあまり伸ばさず即歌入り。わかりやすい王道シングル連発爽やか繋ぎだった。この2曲は夏の野外、陽が出ている時間帯との相性抜群で素晴らしい風景だった。

比較的新しい曲だが、リニアブルーに負けない大歓声が沸き起こっていた。やはりあのシングル4連発とMMMがユニゾンを押し上げた一因なんだなと再確認した。手札が分厚くなったよね。

しかしまあこのライブで「だけどいつか誇れるくらいには人生はよくできている だから生きてほしい」なんて言われたら泣きますよ。それと「警鐘が鳴りやまない」がリリースから1年半ちょっと経ってようやく回収されることになったのが良かった。

あと定期的に言ってるけど、この曲のタイアップ先である「ボールルームへようこそ」はめちゃくちゃ面白い作品なのでぜひ見てほしい。「美しい人」というフレーズの元ネタであろう場面は本当に感動するし、誠心粛々誠意、喧々粛々諤々とかの一見わけわからん歌詞の意味もわかるようになると思うので。こんな宣伝挟んでおきながら三月のライオンと風が強く風吹いているのアニメ見てないの申し訳ないのでこの夏のうちに見ます。

 

アウトロバッチリ決めて暗転。

8.8月、昼中の流れ星と飛行機雲

チューニングを終え、始まったのはこの曲。“8”曲目に意図を感じてしまうね。

この曲始まる前あたりから太陽が雲間から顔を出したのが本当に良い演出になってた。晴れバンド流石すぎる。

“君”の目の前まで来て、その距離がゼロになったこの日。わがままなロックバンドは「大事な言葉も今 夏のせいになんかしないで 口に出すから聞いてよ」と歌った。この歌詞に全てが集約されているように思う。

斎藤さんこの日の歌声絶好調超って感じだった。甘いハイトーンボイスが煌びやかに舞洲の空に吸い込まれていくようで、ひたすら惹きこまれた。

 

少し間を空けてからドラム→ベース→ギターと乗っかっていくタイプのセッション開始。ドラムは割と基礎的なフレーズだったのが印象的、だからこそそこに上乗せされるスラップが最高にクールだった。スラップ、ここ4年くらいでやる機会がドンドン増えてるの本当に良い。それだけ自信がついてきたってことなんだろうか。最後はギターが飛び乗って演奏。オトノバイントロのベースラインをアレンジしてスラップにしてた感じだった。

9.オトノバ中間試験

セッションがやんでギターからスタート。OrOrツアーで聴けなかったので3年ぶりの再会。

改めてメロディラインと歌詞が秀逸だと思った。前の曲で答えを空に預けて、ここで答え合わせという流れだったり、大観衆を目の前にした「いくらなんでも都合よすぎるからアンタなんかと踊れない」だったり。

でも一番良かったのは「息継ぎがてんでないじゃんか!」をこの上なく楽しそうに歌う斎藤宏介さんと「あきれるまで斎藤に任せといて」で背後から斎藤さんを指指す田淵智也さんのシーン。

あと「制限タイムはあと少し」の謎ポーズも少しだけ見ることができて良かった。あとこの日この場所における“制限タイム”は「太陽が出ている時間」って解釈するの素敵じゃないですか?

10.カウンターアイデンティティ

4カウントから始まったのは4年2か月振りに封印を解かれたもう一つの4thシングル、カウンターアイデンティティ。正直全くやると思ってなかったのでびっくりした。本当にとんでもないライブに来てしまったなという感情になった(二度目)

「太陽に背を向けながら」と歌いながらも太陽はステージを照らしており、むしろ客席の我々が太陽に背を向けるという構図だった。

2Bのドラムが良いアレンジだった。そしてギターソロはハチャメチャかっこよかった。久々披露の余韻に浸るすきもなく4カウントで次の曲へ。神様繋ぎでfakeかなと思ったら違った()

11.Catch up, latency

繋がれたのは“太陽よ僕たちを導き出せ”と歌いあげるこの曲。ギターがイントロでオクターブ奏法使う曲は必然的にキラキラ感あふれる無敵のかっこよさがあるね。

もっと後半かなと思っていたけど、ここでも十分美味しすぎる役割を担っていた。

というのも、前々回でブログタイトルに持ってきたフレーズ「だから記念日と称してしまえ」が最高に輝いていたからだ。もちろん次の曲との相乗効果もあるけど。

あと個人的には「自爆しそうだよな」の歌い方、力の入れ方が好き。今後ももっとライブで聴きたい曲。なんなら5年後はシャンデリア、桜のあとクラスまで登りつめていてほしいし、8枚目のアルバムツアーが今から楽しみ。

 

そして事件は起きた。曲が終わると見せかけて再びオクターブのリフ。なんだこの曲は!?と思ったらこの曲だった。

12.プログラムcontinued(15th style)

はい、ずるい~~~~~~。

モニターに抜かれたセトリおじさんが今世紀最高クラスのいい顔していた。「どうだ!この繋ぎは読めないだろ!びっくりしただろ(ドヤ)」って感じ。タカオさんも同じようにめちゃくちゃいい顔してた。

普段セトリ予想するときイントロの雰囲気が似ている曲、特にオクターブのリフ系の曲(フルカラー、センチ、23:25、リニア、シャンデリアetc.)は極力続かないようにしているので完全に虚を突かれた采配だった。プロconはフルカラーと繋ぐと思ってたし…。お見事です。誰が読めるか!

前の曲を受けて聴く「優しくなくても正しくなくても」は重みが違った気がする。でもやっぱり「一瞬も飽きちゃいないからさ」で泣いた。いい歌詞だ。

歌詞についてはこちらの記事でしゃべり倒しているので、暇なとき読んでください。

 

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13.黄昏インザスパ

間を空けてタカオさんヘッドフォン装着。同期曲でこの空気でやるなら君はともだちかなと思ってたらこの曲だった。セトリ予想で話した通り、黄昏時の演奏だった。

1番がほぼボーカルだけで仕事がないリズム隊がひたすら感傷に浸ってるのが良かった。

最後「揺るがない目を知ってる」が2回出てきて息をするの忘れてた(歌詞的な意味で)気がする。そのあとの斎藤さんちょっと悔しそうな顔しているように見えてレアだった。

 

ここの曲間、2万4千人が3人を見守って静寂の間ができていたの本当に良かったね。

14.春が来てぼくら

黄昏時に黄昏インザスパイが響き渡った余韻をそのままに今度はストリングスの鮮やかな音色が舞洲の地に響き渡った。

この曲で一番良かったのは「きっと暖かな風が吹く」の歌い方。個人的にこの曲でメロディラインもフレーズも一番好きなところなので、この日の歌い方は本当に印象的だった。暑さも落ち着いてきた頃で気持ちよく聴ける条件が整っていたのも良かった。

前回話していたいつかの少年とのコンビネーションではなかったのが少し残念だったが、まだ今度にチャンスが残ったと切り替えておくことにする。

この曲終わったあとも静寂が続いていたのが良かった。あの緊張感ある空気は良いライブを構築する大きな要因の一つだと思う。

 

そしてここでMC。詳しくは各自調べるか映像を待とう!。

「いやぁ降ったね、そして止んだね。」と切り出し。「ここでようやく折り返し地点です。長いので各自体調に気を付けて、トイレとか行っていいからね、まったく気を使っていただかなくてよいので。トイレから2万4千とユニゾン見れるの凄くない?俺もできればあのトイレから見たいわ(笑)」

そして話はなぜか黒歴史の掘り起こしに。

UNISON SQUARE GARDENは今年で15周年です。今でこそ、煽るのはダサいって言ってるしそういうスタイルでやってるけど、昔はお客さん煽ったりしてて。『いくぞ代官山!』ていってギター鳴らそうとしたら弦が切れて俺が一番行けてなかったり、田淵が『かかってこいよバカ野郎』って言ったりしてまして。北野さんの物まねかと思ったよね(ここで田淵大爆笑)」

「あと大阪のミナミホイールってところでライブをやった時、田淵がホイールに掛けたのか『お前のホイールを回せー!』ってなぞの煽りを入れたり(笑)」

「タカオはタカオでドラムセットに飛び込んで血まみれになってたり。一回それでライブハウスの借り物の足が取れてしまって、でも店長さんに『あんなので壊れるドラムってどうかと思いますけどね』とか反抗してて。出るとこ全然間違ってるからね(笑)

その時のお金はまだ払ってないので今度払いに行こうと思います。」

 

と過去を振り返り笑いを取った。ネタが面白いのは勿論、斎藤さんのトークスキルもさすがですね。そして

 

「次はそんなインディーズの頃にやっていた曲をやります。」

 

15.水と雨について

衝撃すぎたし各地から悲鳴が聞こえてきた気がする。まさかこの曲を演奏する瞬間に立ち会えてしまうとは。お人好しカメレオンに匹敵する衝撃だった。

海岸沿いに大雨が降ったこの日にこの曲を演奏できるの、「持ってる」としか言いようがない。しかも黄昏時の黄昏インザスパイをバッチリ決めたのも同じライブというのはもやはフィクションなのでは?

BSSSもそうだけど、今のユニゾンの演奏で過去曲聴けるのは幸せすぎて言葉にできないものがある。途中のベースソロは食い入るように見入ってしまった。曲中でファズ踏むのも今じゃレアすぎるよね。

16harmonized finale

続いて演奏されたのはこの曲。曲調的に春が来てぼくらに押しだされる形でスタメン落ちかなあと思っていたが共存させてきた。水と雨についてを挟んだからこそ「ここからまた始まっていく」が胸に突き刺さった。セットリストの妙だ。

そして「大切な言葉をさ ヘタクソでも言わなくちゃ」を大舞台に持ってこられるのは本当にズルい。折り返し地点を通過して終わりが近づこうとしていることを示唆するタイミングでの投入は完璧だった。

演奏終了後、静寂の中でギターの弦をスライドさせる「キュイン」って音を聴くのを楽しみにしていたら、シンバルが鳴りやまず次の曲へ突入。そこが聴きたかったのに~~と思う反面、拍手にかき消されちゃってただろうからこのやり方がベターな気がする

17.cody beats

おかえりcody beats!!!!!!いい繋ぎだったねここ。悲鳴ともとれる歓声が上がっていたのがやはり良かった。そして濃いめのピンク×青の照明が激しめで時にスウィート時にラウドって感じでよかった。久々感もありつつ久々にやったとは思えない空気感も感じつつなんだか不思議な経験をした気がする。良い演奏だった。

2Bメロのギターの「ポーン」って音が好き。きっちり決まっていて良かった。ここで封印を解いたんだから来年あたりツアーでもやろうね。ね?

バラードゾーンを抜け、フロアが温まってきたところで2カウント。

1810% roll, 10% romance

照明が本当に好き。サーチライトみたいなのがグルグルするやつ。とてつもない華やかさだった。

サビのキラキラ感と疾走感が素晴らしい。イントロの歓声が凄くよかった。もうしっかり主力曲に育った感があった。1Aから上手サイドに踊り出すベースおじさん、楽しそうだった。僥倖僥倖。

だってこんな君を(足ドンドン)近くで見れるのは(首ブンブン)の謎振り付けもすき。

カポ1シングル3連発を終え、高速BPMに会場のボルテージもMAXになったところで

「オンドラムス タカオスズキ!」のコールが響いた。

(速い曲やってぶち上げてドラムソロって構想は一緒だったね。)

ドラムソロ~セッション~

すごかった。ひたすらすごかった。序盤はギターとベースの演出に支えながらのソロ。この時点で何か映画を見ているような雄大なスケールと繊細なのに力強い音が響いていて最強の空間だった。

ビジョンには月が現れ、それがドラムソロの進行と共に徐々に満ちていくという演出。

途中から同期音源を交えたドラムソロとなったのだが、これが本当に凄かった。鈴木貴雄は天才。まじ化け物。フルカラーやシュガーソングのフレーズをフェイクとして挟んだりする遊びもあり詰め込みまくりの最強ドラムソロだった。一日でもはやく映像化されてほしい。

シュガーのフレーズ出てきて右手を挙げた民は正直に名乗り出ましょう。まあ僕のことなんですが。

終盤はギターのお出まし。どことなく聞き覚えのあるリフのフレーズだったので次の曲を確信した。

19.天国と地獄

イントロセッションは確か2回繰り返し。曲名コールが「てぇ↑んごくとじごくぅ!!!」っていう過去一気合入った呼び方で爆上がりした。

そしてここから4曲、僕のいたG1ブロックのSブロック寄りの柵周辺がスーパーマサイ族タイムになったのでほぼステージ見られませんでした()

従って感想も薄っぺらくなっていきますがお許しを。

この曲は日ごろから連発しているから逆にやらないと思っていたが、予想は見事に外れた。日ごろから連発しているからこそ、ここ一番で最高の位置に置かれる、ある種ご褒美的な登場の仕方だったと思う。この日のかっこよさは無敵モードのそれだった。

OK, people one more time?がベタベタにかっこよかった。この時の僕は完全に斎ギャだった。

20fake town baby

続いてハット4カウントから。マイナーキーのロック曲で夜を行く攻め方、好き。

正直、サビの「fake town baby」のコーラスを歌う人があんなにいるとは思わなかった。びっくりしたね。あれはリズム隊が演奏しながら歌うのがかっこいいし、それを聴きたいのであってフロアの君たちが叫んでる声は別に聴きたくないんだよ云々…(この辺の愚痴は本当に止まらないのでここで自重)

曲としては本当にかっこいいし何よりめちゃくちゃ厚遇されている感がある。Invisible Sensationの項でも触れたが、MMMとその収録シングルの吹かせた追い風はとんでもないものだったんだなと改めて感じた。相変わらず間奏のギターが大好き。

MMMEのセッションが聴きたかったが、それはまた今後。

21.徹頭徹尾夜な夜なドライブ

お決まりのカウントから舞洲の夜空に繰り出されたのがこの曲。僕の周りは完全にダンスフロアと化していて身を守るのに必死だった()

こちらもMMME、ftH7のセトリ入りから舞洲では演奏されないと踏んでいたが大外れ。セッション後の並び予想、凄惨凄惨な負けっぷりで逆に清々しいですね、、。

それとギターソロ後のコーラスが田淵さん一人になってドラムの手数が爆マシになるアレンジ最高だね。トリビュートアルバムにもこのスタイルで収録されているのがグッド。

22シュガーソングとビターステップ

今度こそ本当にシュガーソング。夜な夜なの時点でなんとなく想像はついてたけどね。でも夜な夜なから繋ぐならプロconツアーのセッションもやってほしかった感はある。

幕張の時も思ったが大箱で、いや、いつもより広い“箱庭で”演奏するシュガーソングは強すぎる。会場全域に対して主導権を握っているような絶対的で圧倒的なパワーを感じた。

ここ4曲映像的な記憶が本当に少ないのが悔しすぎる。早く円盤で見たい、、、トイズさん何卒よろしくお願いします。(幸せってビターステップってこういうことですか)

 

ここまでの流れを完璧にこなし、ここで再びMC。ざっくり。

 

斎藤「ようやく、ようやくって言ったらアレか。やっと?終盤です。最初から夜からやりたかったね、涼しいし(笑)」

「MCも最後なのでちょっとしゃべらせてください。今日はアンコールもありません

<客:ええ~!?>

まだ歌わす?(笑)  けっこうきついよ~これ、もう22曲もやってるからね (笑)」

UNISON SQUARE GARDENは最初、3人が楽しいってところから始まりました。その中でありがたいことにお客さんが少しづつ増えていって、スタッフも増えていって、一人ずつ名前を挙げたらキリがないので言わないけどほんとに多くのスタッフが今日のために努力してくれていました。今日のライブについても1年前から決まっていて、中止だったりのリスクがありながらも僕たちのために努力してくれていました。」

「これって当たり前のことではなくて、当たり前じゃないからこそ、UNISON SQUARE GARDENを好きな皆さん、スタッフを大切にしたいと思っています。で、それをするためにどうしたらいいか、一つだけ僕は答えを知っています。

それは『自分たちのために音楽をやること』です。そうすれば、今日までUNISON SQUARE GARDENを好きだった皆さんが、これからもUNISON SQUARE GARDENを好きでいてくれると信じています。二人もなんか喋る?」やや目が潤んでいるようにも見えた。

 

鈴木「どうも、Twitterがバズった人です。(どや)」

「2万いいねとか、普通に生きてたら経験できないでしょ。あんな人の真似のツイートでね。通知が止まらなかった。」

斎藤「味を占めるのやめてもらえる?」

鈴木「たまには顔を出してみるもんですね。」

UNISON SQUARE GARDENは最初周りの上手い人と何となく組んだバンドで、当時の俺は人間的にいろいろ欠けてて、まあ今でも欠けてるんだけど。マネージャーのメールの返信遅いし、電話来てもちょっとめんどくさかったら出ないし。でもそんな俺を見捨てないでくれた。斎藤も言ってたけどスタッフみんな真面目よ。」

「で、二人の天才に挟まれてやってこれて、見捨てないでくれてありがとうって思ってます。

ドラムって料理で言う器やライブでいうスピーカーであって、良いものを増幅させることはできるけどそれ単体ではどうにもならないもので。

でも今日のライブ、めっちゃかっこいいよね?ドラムソロ化け物でしょ??(笑)

真面目で、才能ある人達が正しい方に努力したらもう無敵なんだなって。」

「普段はしょうもないラジオやったりしてますけど、これからも見てくれるお客さんに火を点けられるように自分の楽しい方、好きな方にドラムを続けていきたいと思います。ありがとね。」

 

ここでスクリーンが田淵さんへ→鳴りやまない歓声、目を潤ませる田淵、歓声が収まるのを待つ→目が潤んでいるので余計に歓声が沸く。→タカオスズキが会場を静止

この流れ。よくできたバンドですね。

溜めに溜め、放たれた言葉は

 

田淵「UNISON SQUARE GARDENっちゅうのは、すげぇバンドだなぁ。今日はよく来た。またやるぞー!

 

短い言葉だけど、この日の、この日までの全てが集約された言葉だと思う。それだけで十分です。

三者三様のMCで、言葉こそ違えど伝えたいことは同じものだったように思う。良いMCだった。

斎藤さんが「そろそろやりますか」とサラッとまとめ、ライブはいよいよ最終版へ。

(ちなみに残りの手札的に次はmix juiceか桜のあとかなと思ってたら、もっとやばいのがきた。)

 

23.さわれない歌

この流れでさわれない歌やるの、抗えません。天才。「僕が今日も旅に出る理由は」の歌いだしでもうダメだった。涙が止まらなかった。

同期で入ってくるストリングスがめちゃくちゃ良い仕事しているなという印象。この曲のポテンシャルの最大値を引き出す使い方だと思う。もっと言えばBSSSでの披露がどうなっちゃうのか不安になるくらい、凄まじい雰囲気のある演奏だった。

この日一番グッと来たのは「人が名前持つ本当の意味だ」っていう歌詞。

1曲目お人好しカメレオンの「名前なんかないよなんにも だから君が今つけたらいいんだよ」と

2曲目シャンデリア・ワルツ「ちゃんと名前もある」と呼応してる感じがしてアツがアツかった。“名前”について上手くまとめる考察にまでは至っていないのが悔しいので、いつか考えてみたい。

兎にも角にもこの曲を選び、この位置に置いたセトリおじさんの采配と、それに応えるUNISON SQUARE GARDENというロックバンドのポテンシャルが最高すぎた。

ちなみに僕はB面の曲はセトリ入らないと思ってたので、完全に負け。

 

永劫他人だし差し出された手は掴まないし、手を差し出したりもしない。一見優しくないようだけど、僕のような沼の中から彼らを見ている人にとっては、それこそが優しさだと感じるし、“ちょうどいい温度感”に十分すぎる温かさ感じる。これからも誰にもさわれない存在でいてほしい。

24.桜のあと(all quartets lead to the?)

ハイハット4カウントからスタート。誰にもさわれない存在の3ピースロックバンド。この流れで「おまけに僕が歌えば四重奏」なんてオシャレが過ぎる。

過去一UNISON SQUARE GARDENが愛おしくなる桜のあとだった。愛おしいし何故か見ているこっちが誇らしくなるような演奏だった。誇らしさのあまり、クラップだの合唱だのは寛大な精神を持って許せるようになっていた。ただしサビ直前のボーカルの魅せ場を歌うのだけは勘弁してくれ。ここは君だけのカラオケ部屋ではないぞ。

ここまで来ると残りの曲も大方予想がつくようになる。最後はもうわかっていてもやられてしまう無敵モードのそれだった。

25オリオンをなぞる

タカオの「ラスト!」という雄たけびからいつも通りスタート。圧倒的だった。

最もぶちあがったのは2番Aメロのドラムアレンジ。最終盤に相応しい華やかてんこ盛りドラムだった。完全に火をつけられました、こんな深い夜に。

軽くスーパースターだしperfectly euphoriaを体現した空間だった。

そして音を残しながら4フレットにカポ装着。

最後は斎藤さんの「15周年、お疲れさまでした。ラスト!」で〆へ。

 

この“お疲れ様でした”すごく特別な言葉だと思う。このタイミングで「お疲れ様」が飛び出すことなんて滅多にないことだと思う。

ここから先は僕の感覚だけど、例えば「ありがとう」だと客宛てへのニュアンスが強まる気がする。(お前偉そうな客だなぁとかの罵詈雑言は幾らでも受け付けます、あと別にdisではないです。ありがとうを使うのも素晴らしいやり方の一つ。)

しかしそれが「お疲れ様でした」に変わるとどうだろうか。僕にはスタッフ、関係者その他多くのこの日のライブに関わった人、もちろんメンバーを含めてすべての人に平等に言葉が届くような気がする。それぞれがそれぞれのやるべきことをやってこの日に臨んでいたことを思えば、この言葉が登場するのも自然だし、この日のこのタイミングにベストなチョイスだったと思う。

どういう流れでこの言葉をチョイスしたのかわからないけど、すごく素敵な言葉選びだった。そして、改めてこんなに素晴らしいフロントマンがいることを誇らしく思う。

26センチメンタルピリオド

例の確定演出イントロアレンジのセッションから繰り出された1st.シングル。4年前の武道館振りに聴いたけど、イントロアレンジはやはり感動するし演奏は格段にパワーアップしているし、26曲目なのに斎藤さんのヴォーカルクオリティは全く落ちていないし、すべてが凄かった。

「この手は離さないでいよう」は、このセトリで聴くとお人好しカメレオン「ならば今その手を離さないで」、君の瞳に恋してない「僕の手握っていいから」といった序盤の曲と繋がっているように聞こえる。こうして点と点が繋がっていくような、セットリストすべてが続いていくように見えるのが、セトリおじさんのかける見えない魔法の神髄。その手はもしかしたらオリオンで伸ばした右手のことかもしれない。最高ロマンだね。

念願かなってのセンチメンタルピリオドだったので無我夢中で音を浴びた。本当に素晴らしいセンチメンタルピリオドだった。

アウトロでは3人と2万4千人がこの日のライブを噛みしめ、終わりを惜しむ幸せ以外の何物でもない時間が続き、フィニッシュを迎えた。

 

メンバー退場後、スクリーンにシングルリリース日を写し、その更新と共に15発の花火が打ちあがるという粋な演出。最後は盛大な花火と共に15thをお祝いすることができた。

全てにおいて特別だったライブも終わり。スクリーンには

「Thank you 15th anniversary! See You Next Live!」の文字が映し出された。

このバンドの象徴とも取れるSee You Next Liveというフレーズ、いいよね。

最高のライブを届けてくれてありがとうUNISON SQUARE GARDEN。またライブで会える日が楽しみだ。

 

そして、シャトルバスはじめとした運送会社の方々、設営や誘導をしてくれたイベントスタッフなど挙げればきりがありませんがこのイベントに関わってくれた全ての方にお礼申し上げます。

こういう感謝はもっと日ごろから持たないといけないなとちょっと反省。ありがたいことに多くの人が力を尽くしてくれるのは普段のライブも同じこと。それがこうして続いていくのは本当に凄いことなんだなと再確認した。

 

最後にもう一度。

UNISON SQUARE GARDEN結成15周年おめでとうございます。

 

2019年7月27日@舞洲スポーツアイランド太陽の広場

セットリスト 

SE.絵の具/イズミカワソラ           

1.お人好しカメレオン

2.シャンデリア・ワルツ

3.君の瞳に恋してない

4.流星のスコール

5.instant EGOIST

6.リニアブルーを聴きながら

7.Invisible Sensation

8.8月、昼中の流れ星と飛行機雲

9.オトノバ中間試験

10.カウンターアイデンティティ

11.Catch up, latency

12.プログラムcontinued(15th style)

13.黄昏インザスパ

14.春が来てぼくら

15.水と雨について

16.harmonized finale

17.cody beats

18.10% roll, 10% romance

ドラムソロ~セッション~

19.天国と地獄

20.fake town baby

21.徹頭徹尾夜な夜なドライブ

22.シュガーソングとビターステップ

23.さわれない歌

24.桜のあと(all quartets lead to the?)

25.オリオンをなぞる

26.センチメンタルピリオド

 

 

 

オマケ ~セトリ予想を答え合わせ~

tsubamenote.hatenablog.com

セトリ予想はこんな感じの結果でした。的中曲に黄色線。

f:id:tsubamenote:20190803130732j:image

18/26が的中で、率にすると69%、けっこう良い数字?

26曲構成は当たっていたが、アンコールなしは予想外だった。アンコールありきの構成にしないという決断が凄いと思うし、本編で完結するスッキリ感も良かった。

・お人好しカメレオン

・8月、昼中の流れ星と飛行機雲

・カウンターアイデンティティ

・水と雨について

・さわれない歌

以上5曲、1度も考慮に入れませんでした。こんなんじゃ僕もまだまだぁ~(水と雨について風)。

・天国と地獄

・徹頭徹尾夜な夜なドライブ

harmonized finale

この3曲は何度かセトリ入れて考えたけど、その末に外したのでまあ惜しかった。ただ畳みかけゾーン2曲をこの外し方したのはけっこう悔しい(笑)

あと使い方としてはプログラムcontinuedはもう完全に参りましたの白旗。シャンデリア・ワルツや君の瞳に恋してないで頭固めたのも読めなかったね~。

読み通りの使い方だったのはinstant EGOIST、黄昏インザスパイ、春が来てぼくら、シュガーソングとビターステップオリオンをなぞるセンチメンタルピリオドあたりかな。

中でもエゴと黄昏は嬉しかったな~、CIDER ROAD人間だけどこればかりは浮気させて(

あと意気揚々と語ったto the CIDER ROAD10% roll, 10% romance、いつかの少年→春が来てぼくらは聴けなかったけど、今後にチャンスが残されたと前向きに捉えていきます。頼むから僕の行かないライブではやらないでね()

とまあこんなところです。69%とは言ったけど外し方とか当て方とか諸々ひっくるめるた体感正答率(?)は45%って感じ(笑)

 

かなり長くなったけどここまで読んでくれた方、本当にありがとうございました。お時間割いてくれて嬉しいです。多分当ブログ史上最大のボリュームです。文章だけで1万字は超えてます。

今後もセトリ予想とライブレポート中心に更新していくので、是非よろしくお願いします。

あとTwitterのフォローもお待ちしてます。それでは!

UNISON SQUARE GARDEN プログラム15th セトリ予想

UNISON SQUARE GARDEN プログラム15thのライブがいよいよ週末に迫ってまいりました。

15周年を祝福する特別なライブ。そんなライブのセットリストをいつも通り徹底的に予想(妄想)してみました。

 

まず、セトリ予想するにあたって考慮した要素

・開演17:30 終演予定20:00の2時間30分に渡るライブ→いっぱい曲やる

・媚びたセトリ→媚びるの定義とは…?(深読み誘発ポイント)

・過去のライブ、特に武道館ライブと同じ使い方は極力避ける

・曲と曲、ライブとしての流れ

・MCの位置

とりあえずパッと思いつくのはこれ。まあ大体いつもの通り。

 

まず考えたのはライブの構成。普段のライブがおおよそ2時間でセッションやらアンコール込みの21曲+MC、暗転、転換etc.をやっているので、ここに30分の尺が増えると考えた。曲数にして5つ分。ただ武道館は26曲で3時間くらいだったのを考えると24曲くらいが妥当なラインだろうか?まあこの辺は大体の曲数を決めておいてやる曲に合わせて調整できそうなので、25曲くらいとゆるふわな枠を決めた。最終的には結局26曲で行くことにしました。

 

媚びるセトリは考えてもわからなかった。シングル連発媚び媚びセトリとか言ってるけど、シングル+定番曲たくさんやるよって意味だと思う。なのでDA収録曲やシングルで8割を占めるような構成にすることは意識した。

 

過去にやった使い方というのは、例えば武道館ライブの時のように本編をガリレオセンチメンタルピリオドで締める流れはないだろうと考えたり、MMMツアーのように2曲目フルカラーやったりはしないだろうなということ。

 

で、考え抜いたセトリがこちら

 

f:id:tsubamenote:20190725132654j:image

 

 

 

 

ここからは解説

1曲目 to the CIDER ROAD

他の誰がなんと言おうと絶対に1曲目に推したい。やはりCIDER ROADあってのUNISON SQUARE GARDENだと思うので記念日ライブのド頭に置いてほしいというシンプルな願い。この時点で予想ではないことには触れないでほしい。

高揚感を煽るイントロはもちろん、コーラスやオクターブのリフ、アルペジオやキメの入れ方など曲の構成的にも“ユニゾンらしさ”が詰め込まれているこの曲でオープニングを飾ってほしいのだ。夏らしい曲調もピッタリ当てはまるし野外で聴くサイダ―ロードの爽快感は計り知れないものだろうなぁ。

2曲目 10% roll, 10% romance

ここはカポ1曲のダイレクトパス。

歌詞の世界観的に両方とも3秒間をテーマの一つとして内包しているし、

「その目を離さないで」→「1sec.でコンタクト/eyes to eyes」

「君だけの手 誰も邪魔するな予感はここだ」と「お手をどうぞ/照れながら手を握ったら」

「次はどこへどこへ行こう」と「どこへでも行けるさ」

などなどリンクしているとも取れる詞がこれだけ出てきます。

実際音源繋げて聴くとその良さがわかると思うのでぜひOrOr音源の10%を後ろに付けて聴いてみてください。

今回はこの繋ぎが来るという揺るぎない信念?のもと、こうしてスタートの2曲を設定しました。

3曲目 ガリレオのショーケース

10%の流れを汲んで爆発させられる曲はこれしかないだろう(主にカポとの関係で)ということで不意打ち的に序盤に投入。いつもとは違うライブだと印象付ける攻撃的な並びを組んだ。ここの3連単当てたら祝ってください。

4曲目 オトノバ中間試験

ftH7のDr.Izzy曲連発した日ですら演奏されなかった怪しげな温存枠。「温存≒中盤か終盤の大事なところに置く」みたいに思ってたけど、タイアップシングルやDA収録組を差し置いて美味しいところ置くイメージがあまり湧かなかったので序盤の驚かせ枠に収めた。案外当たったりしないだろうか。

5曲目 Invisible Sensation

武道館と同じ冒頭5曲構成にしたこと、4曲目までにシングルが1つしかないことから、シングル曲の中から選出した。「斎藤に任せといて」から斎藤宏介のポテンシャル爆発曲であるインビジに繋ぐのが面白そうだなと思ったことと、「生きること」がテーマとして内包されている2曲なので聴いていて自然な並びだと思ったので5曲目に投入した。

 

アウトロばっちり決めて「UNISON SQUARE GARDENです!」と一言。

 

6曲目 instant EGOIST

自由に楽しんでいってくださいの決まり言葉から聴きたいのはこの曲。やりようはいくつだってあるし、それぞれの自由を認めてくれる彼らだからこそこの位置で演奏するのではないかと考えている。

CIDER10%の繋ぎと並んで、プログラム15thのセトリを考え始めた時からずっと妄想セトリには入っていた曲なので、聴けたらめちゃくちゃ嬉しい。

7曲目 kid, I like quartet

闇期を抜け出すきっかけの一つとなったこの曲。演奏は確実にされると踏んでいる。

まともなプログラム(15th)can you see?は序盤に入れたいと思い、はじめは3~5曲目で考えていたがバランスをみてこの位置に落ち着いた。

8曲目 桜のあと(all quartets lead to the?)

シンプルにカルテット繋ぎ。桜のあとはどこにでも置ける万能すぎる曲なので本当に迷った。他の位置だとEn1に置くか中盤のキメ枠かで特に迷っていた。エゴ喜怒哀楽と繋いで、ここからはシングルで畳みかけていく。

9曲目 fake town baby

MMMEのくっそかっこいいセッションもう一回聴かせてください!!!!!!!!

という理由でここ。地味に街テーマのタイアップ曲が3連続なのも拘りポイント。

2ブロック目は割りと媚び媚び感出せてる気がする。

 

ここで一度MC。 

 

10曲目 cody beats

 MCで一呼吸入れて再開はこの曲から。MC入れるならこの曲の前かバラードゾーンの手前かな(曖昧)

この曲を選んだ理由は「シングル連発」の一言に釣られてみたから。カポ1ボーカル始まり曲って意味で001にポジション食われてしまった感があるけど記念日ライブなんだから帰って来てくれるでしょうと願ってこの位置に入れた。コアなファンが多いイメージなのでもし演奏されたらもう驚天動地ジャストジャストって感じになりそう(?

11曲目 mix juiceのいうとおり

この曲もいい意味で置き場に困った。演奏自体は確実にあると思っているが、En1、バラード終わりの立ち上がりの所と迷い迷ってここに落ち着いた。3ブロック目は多彩な切り口で揺さぶりにいくイメージで作った。

12曲目 リニアブルーを聴きながら

久々のcody、ピアノ同期のmix juiceと並べてこのブロックの〆は君の瞳に恋してないと決めていたので、必然的に王道ポップロックの枠が残るところにリニアブルーを添えた。

序盤だと武道館、前半だとOrOrと直近のツアーと重なる部分があったので真ん中に入れたかった。この曲も演奏自体は確定していると思うのでその使われ方に注目したい。

13曲目 君の瞳に恋してない

この日のライブの中間地点にあたるところを担当するのはこの曲。

「金色に揺れる太陽照らす世界でもうちょっと」を歌うならまだ陽が残っているギリギリの時間帯だろうと思い、真ん中のキメ役にした。

14曲目 黄昏インザスパ

こちらも太陽に由来したチョイス。黄昏時に演奏できて且つバラードゾーンの中では1番手になるこの位置が自分の中ではしっくりきている。

どちらかというと願望強めなチョイス。ただユニゾンのバラードの中ではかなり前向きな曲で後ろに置いた曲とも毛色の違うタイプなのでバランスはとれていると思う。

15曲目 いつかの少年

バラードのイチオシ。というのも春が来てぼくらとセットで演奏してほしいというエゴ110%だけど。

春が来てぼくらの「間違ってないはずの未来へ向かう」というフレーズ、「間違ってないはず」というこの曲の歌詞とリンクする上に、ストーリー的にも整合性が取れる。この2曲は同じ世界観で作られたのではないかと思える。

全てに絶望し「間違ってないはず」なのにと思っていたいつかの少年が春を迎え、「今じゃなきゃわからない答を見つけ、また違う未来を作ろう」とする。未来は間違ってないと前を向くの、最高に最高じゃないですか???この並びは舞洲か8枚目のアルバムツアーで絶対実現してほしいな。

16曲目 春が来てぼくら

バラードゾーンの集大成はこの曲以外ないでしょという決め打ち。実際MMMもMMMEもアンコールの1曲目で脇役に徹していたし、この曲が収録される予定の8枚目のアルバム、及びそのツアーは当分先。つまりこの記念日ライブが、春が来てぼくらを輝かせる絶好の機会なのだ。

 

『自分にとっての「あって欲しい言葉」はいつまで経っても世の中にとって「わからない言葉」のままだ。
CIDER ROAD」で音楽界は土下座しに来なかったし、「春が来てぼくら」が作曲的な意味でどんなに傑作かと騒がれることもなかった。(たしかリリース当時そんなことを冗談半分で息巻いていたのだ)
全て身をもって思い知ったことだ。』 小生田淵がよく喋る より

 

このコメント大好きなんですよね。決してポジティブな場面ではないんですけど。これを見てもわかる通り彼らにとっての大切な曲で、ソングライター田淵智也が最大級の自信を持って送り出した曲なんですよ。だからこそ記念日ライブの要点にはCIDER ROAD曲とその血筋を引いた君の瞳に恋してないや春が来てぼくらを置いてくるんじゃないかって考えが根底にあってこの予想セトリができあがりました。

 

ここでMC、今回は3人とも喋るのかね?いい話に期待してます。

 

17曲目 MR.アンディ

MC明け、武道館でいうシュプレヒコールの位置。バラードからの立ち上がり曲なので速すぎず暗すぎない曲というのがここの枠に求めていたこと。そしてドラムソロは月をイメージするというコメントを聞いたので、ここまで挙げた条件が当てはまって月というフレーズが登場するこの曲をこの位置に持ってきてみた。幕張の時もめちゃくちゃ良かったし野外にも良く似合いそう。

18曲目 Catch up, latency

序盤か、中盤~終盤に差し掛かるこの位置かでめちゃくちゃ迷った。というのもまだ登場して日が浅いしまだライブで育成してる最中って感じがしていたので、序盤でさらっとやるんじゃないかなと思っていた。でもドキュメンタリーのライブ映像見てライブ後半の美味しいところの方がよいなと思ったのでここに投入した。夜感少なめだけど。

曲前にセッション付けるのも良いかもしれない。でもこの前でたスタジオライブ音源のアンディとの繋がりがめちゃくちゃ良かったのでぜひお試しあれ。

19曲目 場違いハミングバード

MC明けから終盤にむけてアクセルを踏み込んでいくゾーンで、ドラムソロに突入する曲という逆算で考えた結果のセレクト。アンディから徐々にあげていって、この曲で1度爆発させてドラムソロという構図を描いてみた。最高BPMを更新してほしいがベースおじさんは肉離れに気を付けてほしい。

ドラムソロ~セッション

今回はどんなアプローチで楽しませてくれるのか、我らがイカドラマーに大いに期待。

20曲目 オリオンをなぞる

ドラムソロから満を持して繰り出されるのはこれ。色んなパターン考えたけど、純粋に媚びセトリ組むならこれかなというセレクト。最近ワンマンじゃやらない曲になってきているからここで多幸感MAXのオリオンを聞かせていただきたい。

21曲目 シュガーソングとビターステップ

これも考えすぎずに組んだ結果。オリオンとの二枚看板をドラムソロ後の一番の上がりどころに突っ込めるのは記念日ライブの特権だろう。

22曲目 フルカラープログラム

ドラムソロ、オリオンシュガーの畳みかけから入るフルカラー。大団円感凄いでしょこの並びは。

23曲目 プログラムcontinued(15th style)

もう断言してしまいましょう。本編ラストはこれ!フルカラープログラムと繋いで、オリジナル版にあるフルカラーのアウトロから入る感じを再現してほしい。

武道館ライブの時は意表を突いたど真ん中だったが、アレは普段通りのライブを表現した結果だと思う。今回は自他共に認める特別なライブ。今年、もっと言えばこの日のためにアレンジしたこの曲でラストを彩ってほしい。

 

Encore

24曲目 流星のスコール

悩み悩んでこの位置にはスコールを置きました。他の候補は桜のあと、mix juice、アナザーワールドharmonized finale、カラクリカルカレなど(多い)

スコール自体は元々アンディの位置に置こうとしていて、それが回りまわってここに来たという感じ。フルカラーとプログラムcontinuedやったあと、それでもまだ流星の指す方を目指すというちょっと捻った流れにしてみた。情景的には最高のタイミングだと思うし、アンコールの3曲全部アッパーな曲じゃない方が良いかなとも思ったので。

25曲目 シャンデリア・ワルツ

ずっと本編終盤で考えていたけどオリオンシュガーフルカラープログラムcontinuedが先に固まったので思い切ってアンコールの方に置いた。アンディ~場違いのゾーンで使うのは武道館感があるのでなんとなく違うなと感じた。ライブ集大成一歩手前のこの位置が今のシャンデリア・ワルツにベストなポジションな気がしたのでここに。

26曲目 センチメンタルピリオド

お待たせいたしました。アンコールラストはこれ一択。ドラムソロ後もいいけど、アンコールラストという大役を飾れるのは今の所フルカラープログラムかセンチメンタルピリオドの二択だと思う。20周年くらいになったらオリオンシュガーあたりはありそうだけど。

フルカラー〆は武道館でやっているので今回は入れ替えてみて大トリに。

最初はガリレオとのコンビネーションかなと思ってたけど、そろそろ違うパターンに切り替えそうな気がする。シャンデリアのアウトロ→カポ4つけて例のセッション突入の流れが美しそうな気がしたのでアンコールの3曲を固めることができた。

武道館のアンコールの3曲のような完全なカラクリを作ることができなかったのだけが心の残り。(武道館のアンコールはフルカラーを導くkid I、kid Iを導く3minutesという完璧な構成だった。個人的には今までのユニゾンのセトリの中で一番完成度の高い並びだと思う。ライブ全体の流れ、3曲それぞれのストーリーを全て綺麗にまとめあげる完璧な構成だった。)

 

ということで全26曲、武道館と同じ曲数になったが、今のユニゾンなら余裕で2時間半に収めてくると思う。どのくらい当たるか以上にどのくらい裏切られるかの方が楽しみ。

過去の予想変遷も見られるようにしておきます。

https://twitter.com/yrrm_rmyr/status/1152584540533059587?s=20

 

ついでにアンケート機能使ってみたやつも載せておきます

プログラムcontinued

https://twitter.com/yrrm_rmyr/status/1153325337553469441?s=20

センチメンタルピリオド

https://twitter.com/yrrm_rmyr/status/1152955378650324997?s=20

to the CIDER ROAD

https://twitter.com/yrrm_rmyr/status/1152585333151633408?s=20

 

 

セトリおじさん、期待してます!

 

プログラムcontinued(15th style)の歌詞について

 

2004年7月24日から今日で15年。ロックバンドに祝福をと思い、この記事を書きあげました。

タイトル通り、プログラムcontinued(15th style)の歌詞の話。

 

結成日にMVが公開されるんだろうと読んでて、そのタイミングでこの記事上げたかったんだけどMV公開があんな急に来るとは思わなかった()

歌詞変更があったところは太字にして、Aメロ、Bメロ、サビ、、と区切りながら進めていきます。

 


UNISON SQUARE GARDEN「プログラムcontinued(15th style)」Music Video

それではどうぞ。

(そういえばCD音源はイントロのカセットテープ止める音とかの演出はカットされてましたね。あれ結構好きだったけど。)

 

1A)

また当然のように悲しみは今日もやってきて

乗り越えてもすり抜けても形を変えて襲い掛かってしまう?

ああノイズが舞う東京ジャングル 油断したら迷っちゃいそうだよ

でも当然のようにって体は今日も疼いてる

あの日に見た虹みたいな音楽だって褪せずにページを舞う

それが生きてく理由ってことなんでしょう 映し出して 助走をつけて 跳ね回れ進行形

反復を示す「また」からの歌いだし。10周年から5年経っても依然「悲しみ」は彼らを襲っているようだ。

ただ、DAの時は「悲しみ」に対して、大きくなって重たくなるかもしれない?といった不安めいたニュアンスだった。それが今回は乗り越えたりすり抜けたりと、同じ不安でも、ある程度「悲しみ」と戦い抜いてきたことが伝わる雰囲気がある。

それに「焦りそう」で「足を取られてしまいそうだよ」恐れていた東京ジャングルは雑音の煩い/誘惑のある場所と前回のように、飲み込まれそうな場ではなくどこか俯瞰的に見ることができている場となっているように思う。冒頭の歌詞だけでこの5年のロックバンドが如何に成長してきたかがひしひしと伝わる。

疼く場所が心の奥ではなく体になっていることからも、その成長や歴史を感じとることができよう。体が疼くのはそれだけ活動してきた証だろうし、心の奥の疼きと比べたらややポジティブなイメージが持てるような気がする。

そして物好きたちをニヤニヤさせるのは、2015年以降に出した曲のフレーズが新たに含まれるようになったところ。

ノイズSilent Libre Mirageからの登場だと思われる。

油断したら迷っちゃいそうだよCatch up, latency「油断は禁物です」を転用した形か。

ページという単語は10% roll, 10% romance、春が来てぼくら、Dizzy Tricksterなどに含まれている。ここ数年はページを彩る、ページをめくるなど、ロックバンドとして生きていくことを何かとページという言葉に絡めて表現することは多くあった。

生きてく理由/映し出せ はシュガーソングとビターステップからの引用。生きること、人生に対する向き合い方はここ5年でクローズアップされることがかなり多かった。如何に自分の好きなロックバンドとしていることができるかって話でシリアスなブログが更新されたこともありましたね。ぴゅー!ふわっふわ!のアレ。

助走をつけて跳ね がSilent Libre Mirage「張り切って跳べ」のオマージュと予想。これは自信がないけど。

また、助走 はfake town baby「前提享受して走れ進め/エゴイズム戦線一着逃げ切り」あたりとも掛かっているのかもしれない。というかfake town babyっぽい要素がなかなか見つからない。

回れ は10% roll, 10% romanceからの引用か。rollと言えばOne rollツアーなんかもありましたね。

跳ね回れ進行形 の語感がとんでもないくらい好き。

1B)

一聴じゃ難解なんてこと盛大に鳴らしてきたんだ

贅沢に思うだろう? 思わないなら別にいいけど

→ここはニュアンスはオリジナル版とほぼ同じ。やや皮肉がマイルドに、かつ余裕が感じられるようになったような気がするのもきっと15th仕様だろう。

一聴/贅沢mix juiceのいうとおりからの引用。後ろに続く歌詞はこの言葉に合わせて書き換えられたものだろう。

1C・サビ)

それでもまだ ちっぽけな夢を見てる

目立たない路地裏で超新星アクシデントみたいな事

何気ない歌で 何気ない記念日をお祝いしたら

ああ気ままに行こうじゃない きっと何も変わらないけど 多分continued

→サビはそのままなのがいいよね。大事ものは最初からある。

2A)

耳を塞いだあの日から5000日ちょっとくらい歩いてて

ふと立ち止まり 振り返れば 随分 遠く遠くまで来たみたい

今は ちゃんと世界の音をちょっとは 聞こえてるよ聞こえてるけど 大事なものはもっとある

→365日×15年≒5000日くらい。4000日くらいの時は時々は聞いていない振りだった世界の音を一蹴。それ以上に大事なものを見つけている。きっと日ごろから彼らの音楽を好んでいる人たちには「大事なものはもっとある」と言っただけでその正体におおよその検討がつくことだろう。そういう意味でここでも姿勢が一貫しているのが誇らしいし最高。本当にいい歌詞だ。

2B)

残酷な現実なんてもの 隠さずに鳴らしてきたんだ

目をこらしてもわからないなら ざまみろ!

残酷Invisible Sensation、現実10% roll, 10% romanceにも登場した言葉だ。CIDER ROADで音楽界が土下座しに来なかったり、春が来てぼくらが作曲的にどんなに素晴らしいものかと騒がれることがなかったという現実と向き合ってきた過去が、この歌詞になっているのだろうか。

隠さずDr.Izzyの帯(BUSTER DICE MISERYの歌詞)「どこを晒すか どこを隠すか」に掛けているのではないか。

目をこらして はInvisible Sensation「見逃すなよこの瞬間をscopeしろ」がルーツにあるのんだろうか。

わからないなら ざまみろ! は春が来てぼくら「わからないっていうならザマ見ろって舌を出そう」に由来している詞だろう。

2C・サビ)

それでもまだ 消えそうな声を聞いてる

泣きたくて 泣けなくて 無理やり笑っちゃう君の声を

だけどストレンジャー 味方なんかにはなれないけれど

ねえ挫けていいんだよ 秘密基地で会う約束をしよう

→2番もサビは変わらず。でも今聴くと、君の瞳に恋してない「せめて君くらいの声はちゃんと聞こえるように」とリンクして聴こえてくるような気がする。

D)

優しくなくても 正しくなくても 今日くらいは祝ってくれよ!

一瞬も飽きちゃいないからさ 人生を譲る気がないんだ

行けるところまで行こう 小さく明日のベルが鳴る

→優しくなくても…恐らく日ごろのバンドの構え方を言っているんだと思うけど、めちゃくちゃ優しいバンドですよUNISON SQUARE GARDENは。

正しくなくても はCatch up, latencyから。世の中的な正しさと彼らの考える正しさの乖離の話は難しいので置いておこう。優しさも、正しさも、何が正しくて何が間違っているのか全部わかんないが問題ない。問題なのは次の歌詞。

歌詞カードには「祝ってくれよ!」と記載されているが曲を聴くと明らかに

祝ってくれないかな

と歌われている。しかも原曲にはなかった田淵さんのコーラス付き。

最初はまさかそんな大事なとこで誤植?!ってなったけど、もちろん仕様でしょう。

そういうところだよ~!!!!!となるほかない。

・・・と、意気揚々と書いていたのだが、どうやらこの歌詞は本当に誤植だったらしい。

正しくは歌通り「祝ってくれないかな」であるとのこと。

これは原案が「祝ってくれよ!」だったようで、手違いによってそれが世間に流れ出ていってしまったという形。歌詞カードと違うことを歌う“演出”だと思っていたが、存外な展開だった。

でもまあ「祝ってくれないかな」の方が彼ららしくて好き。もっと言えば「祝ってくれ!」をやめて、「祝ってくれないかな」にしたという過程すべてが好き。このブログにたどり着いた皆さんなら多分同じこと考えているだろうけど。

あれだけお祝いモードに舵を切っておきながら、一番大事なところでちょっと控え目になるの、めちゃくちゃ田淵智也感が滲み出てるし、我々は、いや少なくとも私は、そういうところが大好きなのである。愛おしいし憎たらしいし嬉しい。

UNISON SQUARE GARDENというバンドはやはり堂々と祝ってくれよ!と構えることが性に合わないバンドなのだろう。(もちろん良い意味で。)

アニバーサリーイヤーで浮かれてるのかなと思わせつつ、やはり変わってないなと思わせてくれるのが最高に愛おしい。本人たちは勿論、私自身もこのバンドに飽きる余地は一瞬もないだろう。

C・サビ)

それでもまだ ちっぽけな夢を見てる

目立たない路地裏で超新星アクシデントみたいな事

何気ない歌で 何気ない記念日をお祝いしたら

ああ星も降るから 派手なやつを歌っていこう

ふざけろ! 続けフルカラー きっと大して変わらないけど 依然continued

→ここはオリジナル版通り。降るからとフルカラーの押韻が最高に好き。

舞洲ではフルカラー→プログラムcontinued(15th style)の繋ぎが聴きたいなあ。

歌詞の話ばっかで演奏の方の話してなかったけど、この5年で3人ともうまくなりすぎですね、音楽的な技術論に精通してるわけではないので月並みの感想でしかないのが申し訳ないですが。音の締まりとか僅かな隙間に膨大な音数を落とし込んでいくところとか、どんどん洗練されていってどこまでも進化が続いていく様は最早恐怖の域。

特に斎藤さんはBSSSの再録曲聴いても歌詞に対する音の当て方、言い方を変えれば表現力が爆発的にレベルアップした印象。ほんと技量バケモノバンド。

特に初期曲の再録/ライブ音源化はどんどんやってほしいな。あまり演奏しなくなったアルバム曲にも陽が差す日が来ることを祈っています。

そしてMV、あの日のライブに居合わせた人は一生モノの思い出だよね、羨ましい。出だしのフルカラープログラム総集編がアツすぎた。(これはつべに上がっている方の感想)

完全版はシンプルに感動して泣きました。これは初回限定盤を買った人たちだけの宝物なので深くは言及しないけど、トリビュートアルバム買うなら絶対初回限定盤を買うことをお勧めします。

Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Album~ (初回限定盤A) [2CD+BD]

プログラムcontinued(15th style)、何重にもカラクリが潜んでいて最高の曲だった。

UNISON SQUARE GARDENUNISON SQUARE GARDENたらしめる理由が詰め込まれていて、15年間色々あったけどそれが結局のところ「ロックバンドは、楽しい。」に帰結するような気がした。改めてこのロックバンドに出会えたことを誇りに思う。

15周年記念のでっかいライブまであと数日。たくさん聴きこんでXデーを迎えようと思います。何気ない歌で 何気ない記念日をお祝いするために。

 

UNISON SQUARE GARDEN、結成15周年おめでとうございます!