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Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Live~ ライブレポート

Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Live~

新木場STUDIO COAST 8/28

行ってきましたトリビュートライブ!

f:id:tsubamenote:20190902213446j:image

チケットはフォロワーさんに譲っていただきました。本当にありがとうございました。

早速ですが書いていきます。長いですが適度に適当な感じでお付き合いください。

 

ピアノソロ~絵の具 成田ハネダ

暗転後上手にピンスポがあたりナリハネさんが一人で入場。流れるようなピアノソロを披露した。

ピアノソロの最後の部分が若干絵の具のそれっぽく聴こえた。

ソロを終え、会場は拍手喝采。そこからいつもの聞きなれたメロディを弾きだして絵の具がスタート。三人の入場タイミングはいつも通りだったけど、機材の関係か斎藤さんは上手からの登場だった。ナリハネさん本当にかっこよかった。

そして三人+成田ハネダという構成で1曲目がスタート。

01.harmonized finale (w/大胡田なつき、成田ハネダ)

誰が読めるんですかこんな豪華な展開は…。全てが想像を超える怒涛の展開。まさかトリビュート曲以外のカバーが聴けるとは思わなかった。セトリおじさんマジ天才(このあと1億回言います)

1サビ後下手にスポットライトがあたり、2Aから大胡田さんも登場。妖艶とも言うべき、雰囲気抜群のステージングで最高だった。ユニゾンの曲との相性もばっちりな感じ。

落ちサビは大胡田さん。2番以降のサビはステージ向かって左から田淵大胡田斎藤のトリプルボーカル。豪華すぎませんか????

それにしてもトリビュートライブ1曲目にこの曲持ってくるの、文面上的に大正解すぎてすごい。

大切な言葉をさ さりげなく載せていいかなってとこの響き方がもうね。

ちなみに斎藤さんのギターはたしかいつもよりクリーム色強めのストラトキャスター。このあと目まぐるしくギターが入れ替わるので僕の記憶の限りで書き記していきます。

 

演奏後は斎藤さんが「最初のゲストパスピエです!そしてようこそUNISON SQUARE GARDENのトリビュートライブへ!」とあいさつ。

斎藤「いやーニヤニヤが止まらないね。今日はこんな感じでいきます!」と宣言。そしてナリハネさんに「最初自分のバンドのライブじゃないのに一人でピアノ弾かせてごめんね~」と一言。

成田「おかげでハートが鍛えられましたよ~。だってあの人が言うから」と上手のベースおじさんを指さし。というコントのようなやりとりも。(笑)

 

流石ですわセトリおじさん。一見無茶ぶりなのに応える側にもセンスがありすぎてなんでも叶ってしまうのが凄すぎるね。

 

斎藤パスピエからもう一人ゲストを迎えます。ギター三澤勝洸!」

上手から三澤さん登場。斎藤さんが「三澤君いじった方がいい?いいTシャツだね~」と雑ないじり(かわいい)をして「次はトリビュートアルバムで参加してくれた曲をやります」といってライブ再開。

この時MCのほんの一瞬斎藤さんがしゃべらないタイミングでギター交換してたのがプロだった。ローディさんたちも本当に大変だっただろうな。赤のストラト、多分スカパラやSKY-HIとのコラボ等で使ってたやつ。

02.場違いハミングバード (w/大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸)

イントロ、渦の中に引き込むようなシンセサイザーから始まり、原曲でお馴染みタカオの絶叫4カウントをねじ込んでスタート。パスピエアレンジにアレンジを返すのが最高。

踊らずにはいられないアレンジも最高。サビのフロアタム()で全人類ジャンプしてたのを上から見たのが楽しかった。

Hard day’s nightのコーラスは大胡田さん、直後の歌を斎藤さんがパスピエキーで歌うという豪華な仕掛けも素晴らしかった。ナリハネさんのコーラスも素敵だった。

ギターソロは三澤さんの独壇場。中央のお立ち台に三澤、田淵斎藤が脇を固めるという豪華な絵。いつものようにギターを犬のように見上げるベースの人がかわいかった。三澤さんはまさにギターヒーローって感じでめちゃめちゃかっこよかった。

 

曲が終わると大胡田さんの「S.S!!」というコールから3曲目に突入。

斎藤さんはギターを預けハンドマイクにスイッチ。

03.S.S (w/大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸)

まさかゲストアーティスト側の曲を聴けると思っていなかったので嬉しすぎるサプライズだった。

パスピエの曲は大胡田さんのワードチョイスに作詞作曲おじさんと通ずるものがあるので浸透性がめちゃくちゃ高かった。S.Sで言えば「忙しい言葉の上級者」とか「さかしまなポーカーフェイス 奇をてらって浮世で笑う」とか好きなフレーズ。後者は譜割りの歪さも含めてすごく好き。

「忙しい言葉の上級者」を歌う“忙しい言葉の上級者”斎ちゃんマジ最高~~。

原キーで歌うのがヤバすぎた。ハンドマイクなのでめっちゃ上下左右に揺れ動くし、ドラムのライザー乗るわナリハネさんのキーボにちょっかいかけてジャンジャン叩いくわでS.K可愛すぎて笑った。

あっという間に曲を終え、パスピエメンバーの名前を読んで一人ずつ退場。演奏止めずに退場していくのが本当に良かった。残された3人がアウトロを止め、ドラムがビートを刻みながら次のゲスト紹介へ。

 

ゲスト 佐々木亮介 (a flood of circle)

ロック調のセッションから「続いてのゲストはa flood of circle佐々木亮介!」の紹介でSSK入場。案の定?両手に酒もってきてて笑った。

04.シーガル

「俺たちとアンタたちの明日に捧げます!シーガル!」

申し訳ない話、afocあんまり聴かないんだけど、この曲もタイトルとうっすら曲調わかるくらいだったんだけどくそかっこよかったです。もっと音源聞くしライブも足を運んでみたいぜばーか。

それとさっきまで近くで大人しそうに見ていた知らないお客さんが急に暴れ出してちょっと面白かった。お客さんもそれぞれ見どころがバラバラなのが最高だよね。

斎藤さんのギターは確か赤ストラト。ユニゾンだとこういう曲調は少数派な方なので派手目なプレイングでよかった。

 

斎藤「何本目なの?w」

佐々木「まだ3かな。いいじゃんお祝いなんだから」

(このあと最前ドセンでマイクに缶のハイボールを開ける音いれて遊んでた。かわいかった。)

 

斎藤「佐々木君とは小学校が一緒でね」

佐々木「そうそう!」

斎藤佐々木「ね~」 

っていう謎の絡み(かわいい)しながら

斎藤「トリビュートで参加してくれた曲とは別にUNISON SQUARE GARDENの曲を1曲やりたいと言ってくれて、次はその曲をやります」と前置いて、始まったのはまさかの

05.WINDOW開ける

キー下げWINDOW@佐々木、どちゃくそかっこよかったです。

斎藤宏介くんのガンギマリギターソロと共に間奏中にHoney Moon Songの一節を挟むという大胆アレンジ(曲名わからなかったので終わってからTwitterで調べた)

歌いだしだけきつそうに見えたけどあとはもう完全無欠のロックンロールモード。「WINDOW開けて、<えぇえぇ>」の<>内はマイク客席に向けちゃうなんでもあり加減も最高だった。

キー下げに合わせてベースソロの部分も若干フレーズ変えてたのがいい塩梅のアレンジでよかった。マジで音源化お願いします偉い人たち(これあと8兆回言う)。

 

佐々木「俺にとってユニゾンは一個上のお兄ちゃんで大切なバンドで、一番ぶっ潰したい人たちです。そんなUNISON SQUARE GARDENのメンバーを紹介したいと思います。」

とafocの曲であるプシケのメンバー紹介部分を引用。田淵はTBCなのが笑った。

06.フルカラープログラム

完全無欠のロックンロールを見せてやると言い放ちスタート。

後半あたりからセンターの客に合図送り始めたSSK、まさかと思ったらやっぱりダイブ(だいぶソフトなダイブ、ダイブというか客の上に立つやつ)。これの時の斎藤さんの「やったよこいつw」みたいな笑った顔がたまらんかった(笑)

ギターソロでいつもの7色照明になったのが本当に綺麗だった。

そして大サビ、7色照明がモノクロセンターピンスポに切り替わり、音が止まる。

佐々木さんが「涙キラキラ」と歌ったのち、マイクをフロアへ向け、

オーディエンスが「西の空に光る モノクロでは説明できない…」と応える。そして、

佐々木「完全無欠のロックンロールを」で演奏再開。なんだこれ。一連の流れに圧倒されて完全に立ち尽くしてしまった。なんでもありサイコー。SSKの友達の歌サイコー!

少なくともUNISON SQUARE GARDEN3人のライブでは一生見られない景色を見せてもらった。なんという素晴らしいアクシデントなんだ…。

(でも贅沢を言えばサビ裏のリードギター弾く斎藤宏介も見たかった)

そしてここで佐々木さん退場。再び3人に戻りフルカラーのアウトロを止め、ロック調のセッションで繋ぎ。

 

斎藤「続いてのゲストはTHE BACK HORN山田将司さんです!」

ゲスト 山田将司菅波栄純 (THE BACK HORN)

07.BUSTER DICE MISERY (w/山田将司)

ロック調のセッションから繰り出されたのはまたもオク下げでこの曲。

やはり歌の味付けにキャリアがにじみ出るというか、自分の曲じゃないのに会場を持って行ってしまう力を感じた。わけわからん言葉のオンパレードなこの曲ならではのモノだったのかもしれないが、とにかく凄かった。

テンポはやや落とし気味、ヘッダーパンドラのコーラスが田淵の声ギリギリ下限なんじゃないかってくらい低かった。

難解なキメが多々ある曲だけど、これギターとボーカル分離してるとかえって両者共に大変なのかなってちょっと思った。

 

斎藤THE BACK HORNからもう一人ゲストを迎えています。菅波栄純さんです!」

ここで菅波さん登場。物販にも出てる青T着て「俺もUNISON SQUARE GARDENの一員になっていいですか?」って言ってくれたの凄く嬉しかった。

 

斎藤「次の曲は僕らが高校生のころ、タワレコ渋谷のライブハウスで見た、当時新曲だった曲です」とエモすぎる振り

08.涙がこぼれたら (w/山田将司菅波栄純)

こちらも申し訳ない話、ばくほんもここまであまり聴いて来なかったんだけどめちゃくちゃ良い曲ですねこれ。菅波さんのカッティング最高すぎて気持ち良かった。そしてそこに斎藤さんのバッキングが入って音の厚みが凄かった。

コピバンやってた曲を本家と一緒にこんなステージで演奏できることの喜びは計り知れないものなんだろうなぁ。3人の思いいれの深いバンドであるからこその幸せそうな表情が最高だった。

09.シャンデリア・ワルツ (w/山田将司菅波栄純)

そこから流れ込むようにこの曲へ。

改めてイントロのドラムかっこいいなって思った(ここは原曲通りなんだけどねw)

山田さんも菅波さんも、ユニゾン3人もめちゃくちゃ楽しそうで幸せそうでいい空間だった。見えない魔法のところはちゃんとベース弾いて口パクだった。

岡峰さんのアレンジが入ったDメロのスラップやサビのうごめくベースラインもTBCVer.で忠実に再現されていてとても良かった。シャンデリアとオリオンのスラップ見たくて下手に陣取ったようなところもあったし、ある意味ノルマ達成した瞬間だった。

あと普段は口パク派なんだけどこの日はテンション上がりすぎてめちゃくちゃデカい声で「OKええええええ」ってさけんじゃった。楽しかった。

それと何気にシャンデリアでギターソロ弾かないでバッキングに専念する斎藤宏介なんて一生見られないかもしれない。こういうコアなところにも面白さが潜んでいて本当に面白いライブ。ギターの種類は忘れた。けどこの辺多分ずっと赤ストラト

 

ばくほんのお二方が退場。アウトロを3人で止め、再びセッションへ。ここはドラムのパターンがまんまRUNNERS HIGHで次のゲストを誰もが確信。手拍子も徐々に増えていき、

斎藤「次のゲストはthe pillows山中さわおさん!」

 

ゲスト 山中さわお (the pillows)

10.RUNNERS HIGH

しばらくRUNNERS HIGHのドラムが続く中、「田淵、元気か?」「斎藤、相変わらずかわいいな」さわおさん登場で曲スタート。ちなみに片手にはSSKに渡されたという缶ビール。(笑)

REPRISEをさわおさんからREPRISEされるのかなと思ってたけど本家でした。そりゃそうか。

まず手拍子楽しすぎた(普段は絶対こんな感想言わない)。

そしてさわおさん流石の歌声。バックバンドUNISON SQUARE GARDENって感じの構図に見えてきたのが新鮮でよかった。

Dizzy my future Silly my wayのところ凄く好きだから生で聴けて感激。

 

さわおさん「UNISON SQUARE GARDEN15周年おめでとうございます。いや、大変でしょこのライブ。」

斎藤「いやでも聞くところによれば、さわおさんめちゃくちゃ練習してくださったそうで、、、」

さわおさん「中野のビックエコーの履歴全部ユニゾンだよ!ライブするにあたって田淵が持ってきた曲がミドルテンポの転調多いやつでね、これ選んだ理由はなんかあるのか?って聞いたのよ、そしたら田淵がさわおさん速い曲苦手かなって思って…”って。いいか。俺はおじさんだがおじいさんではないんだよ!今からその練習の成果を見せてやる。Cheap Cheap Endroll」

 

文字に起こしてみると軽快すぎるなこのやりとり(笑)

田淵が持ってきた曲が~のあたりから低姿勢で頭下げながら話聞いてた田淵さんに爆笑した。元々提案したのは春が来てぼくらかね?この言い回し的に。さわおさんが歌うの全く想像できないしそれも聴きたかったな。

 

11.Cheap Cheap Endroll

風格抜群のチープ。大抵最初か最後で演奏する曲だかkらど真ん中に置かれるの新鮮だった。

シューゲイザースピーカーもそうだけどトゲのある言葉を歌うさわおさんのパワーが圧倒的。

テンポはCD音源より気持ち遅いくらい。いつもはスピード命のファストフードみたいな扱いされてるけどこの日はスローフード的な重みも兼ね備えてた感があってよかった。(我ながら謎の例えである)

ってうるせぇ!のところ、みんなめっちゃ楽しそうだったのが一番良かった。こちらも負けず劣らず幸せ全開の空間だった。

12.シューゲイザースピーカー

トリビュート版を初めて聴いた時、原曲のリフが形変わりすぎてて違和感が凄かったけど、2秒でそんなもの吹き飛ばされたくらい圧倒された。この日もピロウズ仕様のギターリフにサビ前のブレイク、歪み動くベースと心地よい演奏だった。落ちサビ二拍ブレイクほんとすき。

さわおさんの歌い方で好きなのは「あなたのバランスなんて聞いてない そうだろう?」のところ。メロディに魂が乗っかっているというか、そういうオーラを感じさせるのが凄いと思う。

 

ここまでと同じようにさわおさんはここで退場。曲を止めるとここからはドラムにスポットライトがあたり、ドラムソロへ。

 

ゲスト 東京スカパラダイスオーケストラ

タカオ×欽ちゃん ドラムソロセッション

 

少し経ったところでスカパラ茂木さん登場。二人で「欽ちゃん!」「タカオ!」と呼び合いながらドラムソロ対決?セッション?を展開。いやもう一言で言えば「愛しかなかった。」

愛に溢れた幸福すぎるドラムソロだった。そして大所帯スカパラの転換を見事に隠す名采配。随所にセトリおじさんの拘りが光ってるの本当に良い。スカパラメンバー紛れて登場する斎藤田淵の両氏の溶け込み具合も〇

 

13.Paradise Has No Border

1曲目はおなじみのこの曲。GAMOさんの煽りで熱量MAX。端から端まで、あのメロディと共にステージを渡り歩き、もう既に大円団感すらあった。(笑)

斎藤さんと加藤さんのギターコンビ最高だし、下手の方でベースおじさんたちが一緒にツーステしたり謎ステップしてたのかわいいの大渋滞。あと斎藤さんに背中合わせでサックス演奏する谷中さんマジでかっこよかった。左右に大所帯がウロウロするなか後ろでニッコニコのタカオも良かった。

でもやっぱり一番盛り上がったのはタカオがスネア持ってセンターのお立ち台に駆けあがって3人中央に揃ってバッチバチにキメてたシーン。スネア叩いたり、田淵斎藤の肩に腕かけて決めポーズ取ったりして大盛り上がり。(笑)

USGinfoがアップした写真がそのシーンなんだけど、これはもう言葉では言い表せないくらいの幸さでいっぱいだった。珍しく?初めて?曲中に最前線に繰り出してきたタカオの幸せそうな顔、3人そろった時のそれぞれの顔が本当に良かった。尊いってまさにこの瞬間のためにある言葉なのかって感じだった。

お写真はこれ。2枚目の左端に見えるのが持ちげてたスネア。

 

 

以前インタビューでタカオが「ドラムに縛られたくない、田淵みたいに走り回りたい」みたいなこと冗談めいた感じで話していたことがあったけど、それがこんな形で叶うとは誰が想像しただろうか。

 そしてマイクは谷中さんに渡り、スカパラ9人とユニゾン3人合わせて12人編成でようやくお届けできます、念願のコラボができました!」というような振りからこの曲。

14.愛があるかい?

サビのキメが楽しい。スカパラパワーで音圧も凄かった。

サプライズは間奏後。斎藤さんにピンスポがあたり「いつか海に投げた宝石を追いかけておぼれたいならいいよ」とモントゥーノの冒頭を歌い上げ、タカオのカウントから再び愛があるかい?に戻るという豪華仕様。できること全部ぶち込んでくれたの本当に最高。

15.桜のあと (all quartets lead to the?)

ラスト。これはトリビュート版通りボーカルなしでの披露。

斎藤さん下手の方までフラフラきて沖さん大森さんあたりの下手組みの方々にご挨拶してた。この日とほんとスタンドマイクから解放されると自由ね。

サビのクラップがみんなものの見事に決まってて楽しすぎた。

大サビはみんなで大合唱。ベースおじさんもこの日は眉間にしわをつけることなく満喫していた感じ、若干スカパラおじさんたちの勢いに呑まれてた感あったのがじわじわきた。

UNISON SQUARE GARDENのライブとは思えない楽しみ方をしてしまった、スカパラの皆さん素敵な演出の数々を本当にありがとう…。

退場の時、谷中さんと田淵さんが会釈して一言二言交わしてたんだけど二人から“漢”って感じのオーラが出ているように見えて熱かった。

 

またも3人に戻ってセッション再開。

斎藤「最後のゲストを紹介します…!LiSA!」

流れるようなセッション、ちょっとOrOrの本編ラスト直前のあれっぽかった。

ゲスト LiSA

16.オトノバ中間試験

繰り出されたのはLiSA本人が大好きな曲と語るオトノバ中間試験。多分キーは+1

先日のブログは勿論そうだけど、Dr.Izzyが出たころの“先輩”との対談で「いくらなんでも都合よすぎるからアンタなんかと踊れない」って歌詞が好きってコメントしてたよね。そこをコーラスの“先輩”と二人で歌ってるのがめちゃくちゃ良かった。

LiSAが出てきただけでもテンションMAXだったのにここでオトノバ放り込まれて訳わかんないくらい踊ってしまった。2か月連続でベクトルの違う最強のオトノバ中間試験を聴いてしまったな。

Twitterでみんな言ってるけど明らかに私怨入りまくりの「息継ぎがテンでないじゃんか!」と斎藤さんに駆け寄って歌う「あのね歌ってるのは快気怪奇な斎ちゃんなんで呆れるまでユニゾンに任せといて!」も最高だった。

ちなみに僕の耳には呆れるまでLiSAに任せといてに聴こえたんだけどTwitter見てる限りユニゾンっぽいのでそうしておきます。答え合わせさせてください。

ブログで解答出ました(?)ユニゾンだったみたい。

ameblo.jp

 

あと制限タイムはあと少し~の謎ポーズがっつり見ることができた。舞洲の時は最後だけだったから初めてちゃんとみたかも。かわいかった。

 

MCでも話題はそれになり

斎藤「明らかに私情入ってたよね?」

LiSA「いつもは先輩だからあんまり文句言えないけど今日は斎藤さんいるから2対1だと思って!」

斎藤「えーでも斎ちゃんあんま文句言わないよね~」

田淵(ニコニコ無言でうなずく)

LiSA「え~?!」

斎藤「でも今回、今日明日36曲やる中で唯一イラついた曲があって、聴いてる分には楽しいんだけどね、誰が作ったんだよと思って調べたら田淵智也でした。」

LiSA「うちのバンドひぃひぃなんですよ!」

斎藤「まあ天才と変態は紙一重っていうし、天才よりの変態だと思います彼は。」

さりげなくギターを白のジャズマスに変えながら次の曲へ。

17.Rising Hope

タカオさんヘッドフォン装着でLiSAの代表曲であるRising Hope(作曲田淵智也)スタート。

最も熱かったのはやはり途中でLiSAから斎藤さんのギタボにスイッチしたところ。一瞬気が付かないくらいには違和感なかった。原キー+ギタボやばすぎん?さすがに歌う時はコード弾きだったけど、落ちサビ歌い切った時の力強さと妖艶さがLiSA並みのそれだった。斎藤宏介さんポテンシャルお化けすぎる。いやほんとに音源化お願いします。

要所要所でコーラスに出てくる田淵さんも良かった。作曲家が作曲家なだけあってタカオさんはなんかもう普段通りな感じすらあった。

18.オリオンをなぞる

ラストはオリオン。同期ありでトリビュート版再現してくれたのが嬉しすぎたし1サビ直前のキメキメスラップも最高だった。

2番でLiSAが斎藤さんに0距離まで近づいてマイク近づけて歌わせようとしたのにひたすら顔を遠ざけようとする斎藤さんがかわいかった。

後半の追い込みドラムは普段のオリオンのそれと同じだったのがよかった。

トリビュート版にあるbest day, best wayのラララはなし、これはCD音源のサプライズってことなのかな。

最後はドラムのライザー前に全員集合。LiSAが両手で10、5(15)と示し、15回のシンバルのキメと共にフィナーレ。「最後のゲストLiSAでした!」と斎藤さんが言ってLiSAは退場。残された3人がやり切った表情で最後を締めて本編終了。本当にありがとうございました。

 

 

[En.] UNISON SQUARE GARDEN

斎藤「もうよくない?(笑) 呼ばれたらやるけどさ…。さっきので集中力全部切れたんで絶対ミスるわ~」

「いいよ~!」

斎藤「ミスるんならやらなくてよくない??1曲だけやります。」

いやほんとお疲れさまでしたって思った。とんでもない企画だもんね。ありがとうございます。こんなやりとりからもプロ根性が垣間見えるのほんと好き。

01.プログラムcontinued (15th style)

読めてたけど最高。B0ではサプライズ、舞洲でも流れに載せた唐突な登場だったので心を落ち着かせて聴けるのは何気にこれが初めてだったね。

B0のとき初めて聴いてめちゃめちゃ泣いて舞洲まで行ってこれ聴いて泣いてっていう2019年を振り返りながら聴き入ってた。2019年ほんと凄い年だわ。アニバーサリーって凄いわ。でもなによりUNISON SQUARE GARDENってバンド、凄いわ。

今日くらいは祝ってくれないかな、いい歌詞ですねほんと。明日も明後日も祝うぞ!って勝手に心の中で答えておきました。

 

この日は次の日が控えていたからなのか割とあっさり目に終了。本当にお疲れ様でした。

ロックバンドは相変わらず楽しいね。それにしてもこんなにも素晴らしいライブを見せてもらえるとは思わなかった。すべてが想像を上回っていく感じで、聴いてるこっちも「こんなに幸せな経験しちゃっていいんですか」ってなるくらい。これまで聴いて来なかったような音楽も味わえて、改めて音楽の楽しさを噛みしめられたし本当に素晴らしいライブだった。あともっといろんな音楽聴こうって思った。

自分の中でも間違えなく一生忘れないだろうなっていうライブになった。次のアニバーサリーイヤーになったら息を吐くようにこの日と舞洲の思い出を語り続けているだろうな。(笑)

 

Thank you UNISON SQUARE GARDEN!

そして、Thank you ROCK BANDS!

 

 

セットリスト

Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Live~

新木場STUDIO COAST 8/28

 

ピアノソロ~絵の具 成田ハネダ

ゲスト 大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸 (パスピエ)

01.harmonized finale (w/大胡田なつき、成田ハネダ)

02.場違いハミングバード (w/大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸)

03.S.S (w/大胡田なつき、成田ハネダ、三澤勝洸)

 

ゲスト 佐々木亮介 (a flood of circle)

04.シーガル

05.WINDOW開ける (間奏にHoney Moon Song)

プシケ メンバー紹介部分

06.フルカラープログラム

 

ゲスト 山田将司菅波栄純 (THE BACK HORN)

07.BUSTER DICE MISERY (w/山田将司)

08.涙がこぼれたら (w/山田将司菅波栄純)

09.シャンデリア・ワルツ (w/山田将司菅波栄純)

 

ゲスト 山中さわお (the pillows)

10.RUNNERS HIGH

11.Cheap Cheap Endroll

12.シューゲイザースピーカー

 

ゲスト 東京スカパラダイスオーケストラ

タカオ×欽ちゃん ドラムソロセッション

13.Paradise Has No Border

14.愛があるかい?

15.桜のあと (all quartets lead to the?)

 

ゲスト LiSA

16.オトノバ中間試験

17.Rising Hope

18.オリオンをなぞる

 

[En.] UNISON SQUARE GARDEN

01.プログラムcontinued (15th style)

Thank you, ROCK BANDS! ~UNISON SQUARE GARDEN 15th Anniversary Tribute Album~ (初回限定盤A) [2CD+BD]