つばめも

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UNISON SQUARE GARDEN “BEE SIDE SEA SIDE 0” 4/24 新木場STUDIO COAST公演 感想

ニゾンB0ライブの感想記事です!筆者が参加した4/24の方の公演についてセットリスト、感想をまとめていきます。

プロconの歌詞のネタバレもあるので知りたくない人は気を付けてください。

 

新木場でユニゾンを見るのは2018年2月のLive HOLICぶり2回目。新木場でワンマン見るのもFCライブに参加するのも初めてでした。このあと何度も話すけど本当に良いライブだった。

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0.開演前

欲しかった窓枠Tの黒が売り切れ。早めに行ったのに間に合わなかった、、という哀しみを抱えながら入場。ステージには月の裏側を描いた幕がかかっておりやや不気味な雰囲気だった。

月の裏側もB面も、「普段は見えないもの」という解釈で良いのでしょうか、これがツアーで三日月になってたりするのかな。天体関連の詞が出てくる曲は多数あるけどover driverにコペルニクスやらガリレオが出てくるのも何か関係あるのかしら。

1.over driver

イントロのリフのとこで即座に月の幕が落ちた。1曲目は001ガリレオさよサマ辺りのある程度ライブ実績がある曲だろうなとは思っていたけどこの曲は読めなかった。

「この街もそろそろ危ない」のこの街はUNICITYだったりするんですかね。

普段なら4つ打ち?のキックに対して条件反射で手拍子が起こりそうなところでフロアから全くそういう動きが出なかったのが感動。普段からアンチ一体感おじさんに教育(洗脳)されてる集団なだけのことはあるなぁ。(笑)

演奏の方はというと案の定ドラムマシマシで最高。2Aのハットワークもドストライクなアレンジでした。あとコーラスのボリュームがちょっと足りなかったのが残念、これは2曲目ですぐバランス戻ったけど。

2.RUNNERS HIGH REPRISE

「ようこそ!」からダイレクトに繋がる感じ。イントロで原曲リスペクトの手拍子がめっちゃ聞こえてきたのが最高だったね。愛に包まれてた。

斎藤さんがめっちゃ首揺らしながら楽しそうに歌ってたのが印象的。コーラス含めてこの曲はほんとメロディラインが良い。OrOrの時この曲と早く再会したいって言ったけど、1年そこらで叶ってしまって嬉しかった。しかも2曲目なんていう良い位置に置いてくれたの感謝しかないね。あと1サビ終わりのキメはカウベルでした。

3.スノウリバース

いきなり総選挙1位曲。10%のリリイベの時も目玉曲を3番目に持ってきてたの思い出した。白い照明が本当にグッドジョブ。バラードよりのミドルテンポ曲って認識だったから、ライブで原曲より微妙にテンポ上がって縦ノリチックになってたのは良い意味で違和感あったけどとても良かった。セッション後とかのキメに行く位置に使うならこのスタイルの方が絶対合うし。

MC(ざっくり)

「今日はCPしかやりません。今やったのが総選挙1位の曲なので、この後は落ちていくだけです。それでは並み居る強豪を抑え第12位に入った曲をどうぞ。」

4.5分後のスターダスト

1枚目のCPでガリレオの影に隠れながらも12位って大健闘だよなってまず思いましたね。斎藤さんが推してるのも影響してるのかな。

金木犀の香りが漂いそうなオレンジの照明がとても良く似合ってた。CD音源でしか聴いたことなかったけどベースがめっちゃ良い仕事してますね。もちろん斎藤さんの歌の高低強弱と変幻自在に音を当てていく様も美しかった。なんでこんないい曲なのに普段演奏してくれないんですか!?って感じ。もっと露出が増えてほしい。もう一度聴かせてください。

ちなみにカポ1でした。

5.空の飛び方

こちらもカポ1。イントロの力貯めこんでますよ感がとても好き。水色の青空を想起させる照明がとても綺麗だった。落ちサビでステージ暗くして3人にスポットライト当てる演出が素晴らしかったね。

余談ですが私はこの曲に投票しました。順位はなかなか微妙なところだったようでとても残念。(笑)

6.誰かが忘れているかもしれない僕らに大事な001のこと

カポ1曲3連発でこの曲。一言で言えば「場違い」(ハミングバードではない)。CP感なさ過ぎて笑った。しかも序盤からここまでアップテンポな曲を惜しみなくぶち込んでくるのもびっくりしたね。

2A後半でツインペダルばちぼこに踏み倒すの本当に好き。さらにBメロでシンバルでキメ入れててOne rollの時以上にドラムが進化しててびっくり。

ここでやったってことはツアーではやらないのかね~。

7.ラディアルナイトチェイサー

音源と違ってハットのカウントはカットしてスタート。一言で言えば「ライブ映えの鬼」初披露とは思えないくらい馴染んでた。

ギターのサウンドが多分fake town babyと同じ設定で照明の演出もOne rollのfake town babyみたいなテイストだった。リズム隊にコーラスにギターに歌に、かっこいいが詰め込まれすぎて頭が大変だった。落ちサビのボイチェンかかるところも最高だね。ツアーに向けて期待が爆発しそう。

8.一人思うのは雨の中

すこし暗転挟んでスタート。コーラスが綺麗すぎてただただ魅了された。5分後もそうだけど初期バラードの空虚感と美しい情景描写が本当に好き。そしてそれを歌い方でアクセント付けながら表現してく斎藤さんのボーカル力に感服。この1回の演奏にとどめておくには勿体なさすぎる。

9.たらればわたがし

暗転、上手下手両サイドからスタッフ出てきてマイクいじったりしてるから何かトラブったのかななんて思って見ていたら、ギターのシルエットがいつもより大きくなっててアコギに切り替わっていた。明転後、椅子に座りながらのアコースティックスタイルで演奏スタート。最高のサプライズだった。

カズー吹きながらギター弾くの最高だったね。サンバーストカラーのアコギもお似合いでした。場面によって歌い方の切り替えがとても多い曲だから、聴いてて楽しい。Dメロの歌い方がとても好きなのでしっかり聴けて大満足。

暗転中から頭を抱えたり演奏中に感情爆発させてるオタクの皆さんがチラホラ周りにいてちょっと微笑ましかった。FCライブのこういうところも好き。暗転中にヤジとか歓声とかなくひたすら演奏を待ってたのもとても気持ち良い光景だった。

この曲終わった後の30秒かそれ以上に渡る大歓声は忘れられない、もちろんそれに対する3人の嬉しそうな顔も。どう見てもこの日一番の拍手だった。MMMツアーのオーケストラも凄かったけど絶対それ以上。なんなら武道館レベルの拍手喝采。本当に温かい空間だった。

MC「15年やってて初めて、アコースティックスタイルでやらせてもらいました。座ってる田淵を見るのは久しぶり高校の授業以来かね。(笑)」

「せっかくなのでもう1曲やります。」

10.きみはいい子

ひたすら歌声が甘い。そしてバラードながらドラムもベースも迫力ありすぎ。アコースティックスタイルでもリズム隊の仕事っぷりがいつもと変わらないからこそ“ユニゾン感”が出るのかなぁなんて感じた。

わたがしと同じアコースティックバラード枠だけど、この曲はひたすら我々の背中を押してくれてるような気がして、言語化できない不思議な力を感じた。いい曲書くなぁ本当に。

MC(位置ここだったっけ?)

「ここでなんかいっぱい喋ってくれって言われけど今脳みそ歌詞で一杯だから無理なんだよね。(この日のライブとBサイドツアーの説明とかしつつ)まぁ詳しくはインターネットで!」

11.僕は君になりたい

いい曲かくよな本当に(n回目)。アコースティックもいいけどやっぱ前の二人が立って演奏してこそロックバンドUNISON SQUARE GARDENなんだなぁって再認識させられました。サビ前のドラムのキメがキレッキレで最高だった。

 12.ドラムソロ~セッション~ここで会ったがけもの道

オンドラムスのコールはなかったので最初はチューニングかと思ってしまった。クレッシェンド、デクレッシェンドの対比が楽しいドラムソロで、セッションはけもの道のコードのアレンジっぽい感じだった。ベースソロが相変わらず良いね。

2番のドラムが詰め詰めすぎて洪水寸前で笑った。あと確かギターソロでタッピング入ってたのもこの曲だったかな。

初披露だったにも関わらずちゃんと「成敗成敗!」したあたり客のレベルが高い。楽しかったし汎用性高いのでツアーでも良い位置に置かれるんじゃなかろうか。

13.ラブソングは突然に~What is the name of that mystery ?~

イントロの「Yaeh~~~~~」が原曲の倍くらい伸びてたのと2サビ前のクッソかっこいい(原曲より荒っぽくて興奮気味な感じの)巻き舌でポテンシャルお化け斎藤宏介さんにやられました。巻き舌思い出すだけで白米5合行けるのでライブ来れなかった方は映像楽しみにしててください。

この曲もいい意味CP感がないしフロアへの浸透度も高くてボルテージの上がり方も凄かった。本当に楽しかったな。

14.東京シナリオ

ちょっとチューニング挟んでベースからスタート。シュガー出した頃はアイワナ以外のCPは大抵1度は演奏されていたけど、この曲は本当に1度も演奏されることなくこの日まで眠らされていたという不遇の代名詞のようなポジショニング(とてつもなく失礼な紹介)。やたらに売れたシングルの中かたくなに演奏されないCPがついに日の目を浴びましたね。

サビめちゃくちゃ良い歌詞だよなぁ、あと音数少ないのが逆に新鮮でよかった。

でもこの曲で一番印象に残ってるのは演奏後。タカオさんの「まちがえた~w」が思いっきりフロアにも聞こえてきたこと。3人とも笑ってて普段じゃありえない緩すぎる一幕に和んだ。何間違えたのかよくわかんなかったけど。(笑)

MC(その流れで)

「3人だけがヒヤヒヤする瞬間もあったんですよ(笑)」

「CP、意外といい曲多いね(ベースの人見ながら/ベースの人ニヤニヤ)。今日だめだったらツアーキャンセルしようと思ってたんだけど大丈夫そうだね。」

「バラードばっかで疲れたでしょ(笑)。もうちょっとだけやります!」

15.さよならサマータイムマシン

イントロでこちらも大歓声。この曲はジャケットのせいでオレンジ系の色のイメージだったんだけどステージ暗めで赤×青の照明に照らされてるのがめちゃくちゃかっこよかった。

1番終わった後の「ワンツッ!」もすごくよかった。あとベースラインほんとむずいよねこの曲。

アウトロは伸ばすアレンジ(前のFCライブの時と同じやつ?)で、演奏止めると同時にギタボにピンスポ。

16.UNOストーリー

「え、そんな使い方しちゃうんですか?!ランキング」堂々の第一位。例えるならMMMのフィクションフリーククライシス→Invisible Sensationみたいな感じ?激アツな繋ぎだった。

この使い方は本当に良かった、歌詞的にも序盤の方が合うかなと思っていたけど終盤に聴くとまた違う良さが出てきたように感じた。OP曲を物語終盤の良いところでED的に使う感じと似てるかも?(伝われ)

セトリおじさんの顔見えなかったけど多分してやったりな顔してたはず。(笑)

あと覚えてるのは2番、「$#”%!て言葉はきっと退屈の裏返し~」(歌詞間違え)

17.ガリレオのショーケース

もやは語るまでもない最強のCP曲。ディストーションの解放弦で全観客がガリレオを確信できていたことでしょう。

間奏でだるまさんがころんだみたいなことしてじゃれるの笑った。そこから続いて「がっそう!」で1本のマイクに二人で叫んでじゃれてた。マイク共有したがり斎藤くんに近づきたがりな田淵智也くん本当にかわいい。斎藤さんなんだかんだじゃれてくる田淵が好きそうなのとても良い。もちろんニッコニコのタカオも良い。

「ラスト!」って言わなかったからもしかして?ってずっと思ってたんだけど、案の定アウトロでカポ1に移して〆

18.Micro Paradiso!

ベタベタだけど最高の繋ぎ。この曲も浸透度が初披露のそれではなかったね。

間奏は謎ストップモーションのキメが3回くらい入るアレンジ、ギターのエフェクトが音源以上に遊んでてよかった。この時ステージ後方の照明も消えてるからステージの奥行がわかるようになったのが良かった。この演出されるとステージの神聖さが良い意味で打ち消されるのがツボ。演者との距離感が近くなったように錯覚して、あの3人も同じ世界に生きる人なんだなって思える。

タカオさんの巻き舌もキマッてたし「パラディソ!」も良かったしそして何より、「この番組はッ!」のドヤ顔とドヤってる台詞調ほんと笑った。とても良かった。

ツアーに向けて「馬が合った諸君たちをお待ちしてます」って感じで解散になる流れが良いね。大満足の本編18曲でした。

 

Encore 若干プロconの歌詞変更のバレあるので見たくない人はスルー推奨。

MC(ざっくり)

「えー初めに今日はCPしかやりません。と言いましたがアレは嘘です(観客期待の歓声)」

「10周年の時にプログラムcoontinuedって曲を作って、15周年のお祝いということで歌詞を書き直したんですね。で、明日映像収録が入るのでそれのMVを作っていずれyoutubeとかに公開したいなと思っています。なのでその練習?(笑) を今からやります。」

19.プログラムcontinued(15th style)

泣いた。

歌詞が所々変わったり、大事なところはちゃんと残っていたりというアレンジ。聴きとれた単語は「一聴」「残酷」「ザマ見ろ」「(優しさが?)正しくはなくても」みたいな感じで10-15周年の期間に生まれた曲のフレーズが散りばめられているんですよ。まさしく15th styleといった感じで胸が熱くなった。

でも一番大事なのは「一瞬も飽きちゃいないからさ 人生を譲る気がないんだ」がそのまま残ってるところかな。田淵さんのブログともリンクして余計に熱くなった。涙も笑顔も止まらなかった。舞洲でこれ聴いた日にはどうなることやら。笑

演奏終了後斎藤さんがボソッと「いい歌詞だ」って呟いたのが最高だった。これだからロックバンドは最高。

20.サンタクロース渋滞

MMMツアーのセッションはなくベーススタート。ちょっとプロconの余韻がすごすぎて記憶がかなり薄れてますこの曲。ただ早口言葉のところが相変わらず完璧ですごかったです(小並感)。マジでごめんなさい記憶が飛んでます。

前回の記事でも言ったけど、やはりこの曲はMMMツアーでやったのもあるしB Sideツアーセトリからは外されるんですかね。

21.セク×カラ×シソンズール

サンタクロース終わった時点で、ラストは絶対これだろうって頭の中で確信してたのでドラムのハイハット4カウントで誰よりも早く右手上げながら口パクしたら見事に的中して快感だった。

フロアの熱狂っぷりがこの曲も凄かった。テンション上がりすぎてコーラス歌ってしまってごめんね。ステージが明るくなって3人の顔がよく見えたのも嬉しかった。やっぱりいつもやってるあの演出は強すぎる。

きっとこの曲の出番はまだまだあるはず。個人的にはCITS、MMMにおける桜のあと的な使われ方をしてほしい。これが飛び道具として繋がれたら最強だと思うので期待したい。

 

ということで全21曲。本当にこのバンドを好きになれたこと、この空間に居られたことを誇りに思えるライブだった。武道館に並んで「あの日に戻りたい」と思えるライブを経験することができた。舞洲もこの並びに入ることを切に望んでいる、ほぼ確信に近いけど。本当に楽しみだ。

サンキューロックバンド。サンキューUNISON SQUARE GARDEN。U-Sideもまた新木場に来ようと思う。ロックバンドによる良い演奏、巧妙なセットリスト、そして素晴らしい観客が作りだした良い本当に良いライブだったと思う。

 

褒めちぎって終わりたかったけどまだ喋り足りないのでオマケ。

~B Sideツアーにむけて~

前回記事で「これはツアーではやらなそう、つまりB0でやるでしょ」と挙げた10曲のうち6曲が的中したかな。まずまず読みは当たってた。でもスノウループ、三月物語あたりのツアーセトリ行きは失礼ながら意外だなという印象。まぁ三月物語は作詞作曲おじさんのお気に入りだったけどね。B0で演奏した中で意外だったのは001かなぁ。

そしてツアーセトリ入り確定曲は以下の通りのはず。

・ギャクテンサヨナラ

・三日月の夜の真ん中

・さわれない歌

・ノンフィクションコンパス

・ピストルギャラクシー

・三月物語

・I wanna believe、夜を行く

・シグナルABC

flat song

・スノウループ

・リトルタイムストップ

これに加えてスノウリバースも準確定だと思うので12曲の確定枠+9曲?の自由枠が残りの19曲の中から選ばれるといった形が予想される。自由枠も今回のライブで改めてポテンシャルを示したラブソング、ラディアル、Micro、セクカラあたりは入りそうだし、かなり絞れる気がする。これは当てるしかないですね??これだけ限られたところから選ばれるなら全的中目指したいなぁ…。

ということでB Sideツアーもまた予想、考察していきたいので乞うご期待。

プログラム15thに向けた記事も7月くらいに上げたいなって思っているので気長にお待ちください~。

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最近感想頂くことが多くて本当に嬉しいです。とても励みになります。相変わらずの自己満ブログですがまだまだよろしくお願いします。

それでは今回はこの辺で失礼します。最後までお読みいただきありがとうございました。