つばめも

ようこそ! Twitter→@_tsubamenote_

【UNISON SQUARE GARDEN】MODE MOOD MODEツアーセトリ予想・考察

MODE MOOD MODEツアーがはじまる(They say call it “MMM tour”)

 

ということでお久しぶりです。

ようやくグッズも発表されツアーのモードが高まってきたところですね。

今回はいよいよ来週から始まるUNISON SQUARE GARDENのMODE MOOD MODEツアーセトリを予想していきます。

今回の予想セトリは、前回のOne roll, One romanceツアーセトリのように歌詞を絡めたセットリストのストーリー性を重視しながら既存曲の中からアルバム曲とうまくリンクしそうな曲を選び抜いて構成しました。

これはあくまで私の歪な解釈ですが、このバンドのセトリには1曲1曲に膨大な量の採用意図が潜んでいて、それが歌詞などから透けて見えることにロマンを感じて来ました。
シンプルに曲の流れ、ライブの構成が美しくて分かりやすいことがそういった理屈めいたことを隠していて、深読みしないと見えてこないという正しく“わからずやには見えない”ものになっているのがこのロックバンドのセトリの魅力です。一粒で二度美味しい的な。
今回は「曲の流れ・ライブ構成の美しさ」と「採用意図の深読み」という2つの面に苦心しながら予想もとい妄想セトリを組んだので、それらに注目しながら読んでいただけると嬉しいです。ということで絵の具のイントロを脳内再生しながら下にスクロールしてください。(?)

以下常体で失礼します。

 

 

1. Own Civilization (nano-mile met)
アルバムツアーなのでまず間違えなく1曲目に置かれるだろう。寧ろイントロのテイスト的に1曲目以外の位置には置きにくいと思われる。曲が終わったところで「ようこそッ」
2. Dizzy Trickster
1曲目で揺さぶりをかけて王道に帰すというルートを1つの必殺技として確立させたのが7枚目のアルバム。となればこの曲は当然2曲目に来るはず。“帰り道”という歌い出しなので終盤に聴きたい気もするが、それはまた今後のお楽しみということで。
3. シュガーソングとビターステップ
2曲目のDizzyからDr.Izzyの3曲目であるシュガーソングに繋がるという仕掛け。
このバンドはそれまでライブ終盤に演奏するのが殆どだった曲をワンマンで唐突に序盤でブチかまして幾度となく我々を驚かせて来た。前回のツアーでは徹頭徹尾夜な夜なドライブ、その前は場違いハミングバードという前例があるためその法則に従って今回はシュガーソングが前に出て来ると予想。
4. フィクションフリーククライシス
3曲で一旦流れが止まって「自由に楽しんで行ってください」のおきまりのセリフから始まる第2パート。この第2パートの頭には大抵アルバム曲が来るのだが、今回のアルバムの曲目の中でこの位置に置けそうなのはこの曲か静謐甘美以下略だと感じた。その中でも序盤はアップテンポな曲を多めに置きたいというエゴと静謐甘美は中盤で聴きたいというエゴのぶつかり合いの末にこの順番になった。
5. Invisible Sensation
フィクションフリーククライシスInvisible Sensationのために作られたと明言されているためここはアルバムの繋ぎを再現した。このコンボは終盤の畳み掛けゾーンにそのまま持っていかれるのかもしれないが、自分ではその繋ぎを入れた良いセトリが組めなかったので前半に置いた。おかげで最初から攻め攻めでボリューム満点なセトリになった気がする。
6. アトラクションがはじまる(They say call it “No.6”)
ここは前作枠。CITSツアーでto the CIDER ROAD、プロconツアーで黄昏インザスパ、Dr.Izzyツアーで徹頭徹尾夜な夜なドライブがセトリ入りしたところから、今回も前作アルバムの軸曲が1つは入るだろうと予想した。もしかすると前回のツアーのパンデミックサドンデスが前作枠になっていて今回は前作枠がないのかもしれないと恐れているが6曲目でNo.6はまだやっていない気がするので今回はこれで行くことにした。
7. 夢が覚めたら (at that river)
6曲を終えてバラードゾーンへ。全体的にOne rollツアーセトリを意識した組み方になっているのはご愛嬌。
こじつけだがアトラクションの“目が覚める 鼓動が聞こえたなら徹底的に揺らして”で目覚めて、夢が覚めたらが始まるという仕組みになっている。
8. クローバー
夢が覚めたらの後に“夢ならば思い通りになるのにな”を聴きたくてこの位置。
また1stアルバム曲から1つはセトリに入れたかったためこの曲をチョイス。映画や雨といったフレーズがアルバム曲にも登場しているためこの曲に注目した。
9. スカースデイル
<夢の中ではいつも〜>夢が覚めたら
<始まりの朝はすぐそこまで> MIDNIGHT JUNGLE "万事朝を迎えるため"

<1 2 3 で手を掴んだ> 10% roll, 10% romance
<目に見えない確かな魔法> "わからずやには見えない魔法をもう一度"
など多くのフレーズと因縁が付けられるためセトリ入り。そろそろセトリに入ってきて良さそうな頃合いでもある。アルバム曲以外の既存曲ではかなり演奏の可能性は高いと言える。

(デイルくんがまたまたグッズ化したのも伏線かもしれない、というか伏線だろう。)
10. 静謐甘美秋暮抒情
MCを挟むならこの曲の前か桜のあとのあと。
この曲は4曲目か中盤というところで悩ましかったがバラード明けの徐々にポップソングに帰って行く流れを作って欲しかったので中盤に配置した。
“歩くよ”というフレーズは春が来てぼくらの“この足が選んだ答だから”とリンクしている気がする。
このツアーは手と足が歌詞になってる曲がカギになりそう。
11. セレナーデが止まらない
足の話の後は手の話。
“触れたはずの手がなくなって空を切る”というサビが表す光景は先述したスカースデイルや、後述する君の瞳に恋してない10% roll, 10% romanceお人好しカメレオンで歌われている「手を握る」というニュアンスの光景のその先にあるものだと想像できる。10%などそれらの曲は手を取る派であるのに対しOwn CivilizationDizzy Tricksterセレナーデが止まらないは手を取らない(取れない)派と分けることができ、アルバムで表現されていた手にまつわる物語をこの曲を使って拡大させることができそうだと感じた。
要するにシュガーな曲が多かったので「手を取れない」ことを示すビターなテイストの曲を投入したということ。外れてたらアレなのでこの辺は予想が当たったらもっと語りたい。
12. 桜のあと (all quartets lead to the?)
中盤のキメ曲。2018年最も露骨に温存されている曲。去年までの乱発具合を見てもそろそろセトリ入って来ても良い頃合いだと思う。静謐甘美の昼、夜という歌詞にこの曲の歌い出しの“こんばんは、いやこんにちはだっけ?”を重ねられること(やや強引)、問題は依然あっても奇跡みたいな解決期待しないのがモードなムードだということ(強引)など無理やりリンクさせてみた。
セレナーデとはラベルのくだりがリンクしている。時系列的には前後してそうなのでそこを考慮するとこの曲をもっと前に出さないと行けないがそこまで配慮したセトリは組めなかった。
13. オーケストラを観にいこう
One rollっぽいセトリを組みつつ、セッションの前に同期曲を持ってくるのはDr.IzzyやCITSのツアーセトリを意識。というか予想セトリは過去のセトリをオマージュすることでしか作れないので…。
この曲はアルバムの軸とまで言われてるんだから今後はちょくちょくいろんなライブでやってほしいなあと思う。
セッション〜MODE MOOD MODE〜
また前回みたいなタイプのセッションが見たいので予想も21曲+セッションといつものにしてみた。
UNISON SQUARE GARDENワンマンの最大の魅力はセッションなのでまだワンマンユニゾンを知らない人は是非見に来て欲しい(販促)
14. MIDNIGHT JUNGLE
セッションから繰り出されるのはこの曲以外考えられない。(とかいうと予想が外れたとき恥ずかしい)
ちょうどライブもあと一仕事といった地点。ここからはラストまで一気に駆け抜ける恒例の畳み掛けゾーンがスタート。
15. ‪fake town baby
オーケストラ、君の瞳、春が来てぼくらとアルバムの軸及びセトリの肝要な部分の曲が総じて同期曲で底抜けに明るいのでセトリの核部分にはMIDNIGHT JUNGLEと共にロックサウンドに寄せた曲を固めた。この曲はロックサウンドかつアルバム曲ということでこの位置に。前回のツアーで7曲目だったので今回はこのくらい後ろに置かれても良いのではないだろうか。
16. 場違いハミングバード
ロックが徐々にポップ方向にに切り替わっていくスイッチとなる曲。ロックなイントロからサビでポップに切り替わるという田淵曲の1つの王道を征く曲でもある。
オーケストラを観にいこうの“吐息も聞こえる10センチ”と“最後の5センチ”をリンクさせてオーケストラの後ろに来るように終盤に置いた。最近のライブでは前半や中盤に演奏されることが多いがそろそろまた終盤で聴きたい。
17. 君の瞳に恋してない
場違いからアウトロセッションで10%か君の瞳に繋ぐという妄想というかOne rollツアーの再現を脳内でしていた。アウトロセッションで繋ぐならカポ曲の10%より同期曲の君の瞳の方が似合う気がしたのでアルバムとは前後を入れ替えての並びになった。
18. 10% roll, 10% romance
君の瞳が終わって一呼吸置いて最後にこの曲。One rollではトリと見せかけて16曲目だったので、今回はトリ前と見せかけてトリに来ないかなあという予想。
encore
19. 春が来てぼくら
ここからはアンコール。通例ではアルバム曲が来るのがアンコール1曲目だが今回はアルバム曲以外からの選出になった。オーケストラとこの曲を14曲目及び19曲目のどちらに置くかでめちゃくちゃ迷ったが、アルバム曲を本編に置いた方がいいかなという直感でこの位置に決めた。
20. お人好しカメレオン
今回の爆弾枠(?)。この曲は4thアルバムに収録されながらこれまで1度もライブで演奏されていない。勿論理由は明言されていないのだが、深読みの中の一つに曲中の"君と僕の距離感"が他の曲とかけ離れているためというものがある。確かにこの曲は他の曲の世界観に比べるとバンドが私たち一人一人に寄り添ったものになっているように感じる。
この世界観は“僕の手握っていいから”と歌う君の瞳に恋してないに通じるのではないだろうか。それが今回この曲の封印が解かれると踏んでいる最大の理由だ。
ちなみに私がここまでお人好しカメレオンを推すようになったきっかけは10%→君の瞳→お人好しカメレオンと並べて聴いた時にCIDER ROADのリニアブルー→like coffee→お人好しカメレオンの並びが強くなって帰って来たみたいな衝撃を受けたから。10%と君の瞳がいればこの曲をセトリに入れても大丈夫なんじゃないかと信じてやまない。果たして的中するのだろうか…。

ちなみにこの位置に置いたのは春が来てぼくらで歌われている“ごめんね 欲張ってしまう”と“この足が選んだ答”が、お人好しカメレオンを演奏することを指してるって設定にしたら熱いなっていう妄想から。あと某紙にカメレオンでてきたのも伏線かも、この場では某紙って言うしかできないけど某紙は某市民紙に掲載されている某漫画のこと(笑)。

21. 徹頭徹尾夜な夜なドライブ
新しいページに絵の具を落としても“所詮所謂1ページ”。“言ったもの勝ち”だから今その声を捨てないで。と強引に繋げてみた。
前の曲と歌詞を結び付けながらも、「アンコール3曲目はライブ定番のシングル曲やD.Aに入っているクラスの曲」という暗黙の了解的な何かと「そろそろワンマンセトリから切られそうな曲」を置くという過去のアンコールラストに置かれた曲から導き出した法則的なものに乗っかれているのがお気に入りポイント。
ちなみにその法則に従ってシャンデリア・ワルツは今回は意図的にセトリから外した。セトリの外から“わからずやには見えない魔法”をかけてくれることでしょう(?)。敢えて対抗馬を上げるとすれば天国と地獄。こちらもそろそろワンマンセトリから切られそうな位置にいる気がする。

 

以下敬体に戻ります。

いかがだったでしょうか。

この21曲が私の予想セトリです。勝負だセトリおじさん!(勝手に勝負を挑む)

まあどうせ負けるんですけどね~。特に終盤はもろに前回のツアーのパクリだし(笑)。でも3曲目シュガーソングはめちゃくちゃ自信があるので当たっててほしい。あとお人好しカメレオン。

追記:全く触れてなかったんですが、Silent Libre Mirageはアルバム曲全部やる必要ないんじゃないかみたいなインタビューがあったので外しました。CIDERツアーでスコールが外されたことも踏まえると、アルバム曲で外せるのは演奏されてきた期間が最も長いこの曲以外考えにくいかなあと。もちろん聴きたいけど。

(あとツアーでやらないから4月1日の対バンで1曲目に演奏されたのかなという邪推)

 

当てても外しても得しかしないのでセトリ予想はたのしいです。前回はノンフィクションコンパス当ててフロアで心臓止まりそうでした(笑)。

ちなみに初日の市川行くのでセトリ答え合わせ記事も早めに書きたいなと思ってます。次回もよろしくお願いします。

最後になりますがお読みいただきありがとうございました。ツアー行かれる方はぜひ楽しんでください!

おまけとして今回の予想セトリの変遷、というか没版が全部見れるURL張っておくので暇つぶしに見ていってください。

https://twitter.com/yrrm_rmyr/status/961228961136066560