ボールルームへようこそにどハマりして原作を揃えてしまったユニゾンファンの私がボールルーム2クール目のOPでありユニゾン12枚目のシングルであるInvisible Sensationをひたすら語るオタク丸出し記事です。お手柔らかにお願いいたします。
試聴用
UNISON SQUARE GARDEN「Invisible Sensation」ショートver.
ユニゾンファン視点をユ→ ボールルームファン視点をボ→ で表記していきます、感想部分は常体で失礼します。
歌い出し:高らかに空気空気両手に掴んで咲き誇れ美しい人よ そのままペースアップしてInvisible Sensation 大胆なモーションに終始して face to face
・ユ→ボーカル+アルペジオで始まる系列の曲は最近の でいうとフライデイノベルス、遡っていくとUNOストーリーなんかが当てはまる。個人的にアルペジオ弾きながら歌う斎藤宏介が好きすぎるのでこういう曲がシングルカットされるのはとても嬉しい。
・ボ→咲き誇れ美しい人よというのは言うまでもなく正式に主人公多々良のパートナーとなった千夏(以外ちーちゃん)のことだろう。清春を始めとするダンス仲間が認める多々良とちーちゃんの潜在能力の高さがこの曲のタイトルに起因しているのでは？
「よっ」 すき
1Aメロ:起立、礼、そして起立さえろくにできなくて 意気覇気生気消沈なムードです だけど誠心粛々誠意の反復でやっと目覚ましい！ 永遠が近づいた気がした
・ユ→僕待望のアルペジオ弾きながら難関なメロデイラインを歌いこなす快気怪奇な斎藤宏介パート。平然とエグイことやってるけど多分ギターかバンド経験者にしか凄みが伝わらないと思われるのが残念。そして歌詞の方は熟語を掛け合わせるという新境地に達している。おそろしい。
・ボ→カップルバランスの悪さからけんかを繰り返し合宿で爆発したとこから来ているのか。誠心誠意 時々粛々ってのはまさしく多々良とちーちゃんの関係性を言い表せているなぁと思った。その反復っていうのがミソだよね。
1Bメロ:数分で変わる世界なら 誰にだってチャンスはあるだろうね でもここから運命論は乱されて踏み入れた奴から順々にシードを取る 冷徹な仕組み
・ユ→Bメロ前半は落ち着かせ徐々にサビに向けてムードを盛り上げていくお馴染みの構成。相変わらず譜割りエグい。ちなみに某曲によると運命論はとっくに非科学的らしい by愛の数値
・ボ→仙石さんとの出会い、三笠宮でまさかのデビューを飾ったあたり運命論バリバリ乱されてるよなぁ(笑) 踏み入れた奴は順々にシードを取るはもうそのままの意味でしょう。ダンスはキャリアじゃないらしいけどね！
1サビ:ねぇここから遠く遠く目指すとして 一体何が見つかるかなんて考えてる時点でもう夢中心 コースアウト 見逃すなよこの瞬間をscope しろ
だから空気空気両手に掴んで咲き誇れ美しい人よ そのままペースアップしてInvisible Sensation 大胆なモーションに終始して face to face
・ユ→相変わらず心地よいメロディ。夢中心 コースアウトは完全に田淵フレーズ。
「見逃すなよこの瞬間をscopeしろ」はある種、客への言葉にも受け取れるし、「face to face」はユニゾンのライブスタイルそのものとも言える。scopeしろの後のキメドラムがたまらん。
・ボ→遠く遠くっていうのは兵藤組、三笠宮杯を指しているのか。見逃すなよこの瞬間をscopeしろは仙石さんの踊りを見る多々良の所だろうなぁ。サビ後半は歌い出しと同じなので割愛。
2番?メロ:何だ？警鐘が鳴り止まない 場違いが敬称に気がつけない でしゃばってヘラついてその自意識が気になっちゃういらついちゃう 安易な想起がタチ悪い 想像もできないのがげに悪い このステージに立つものは選ばれし 相応だ！ 派手なやつをくれ
・ユ→1番だけの印象はアルペジオやらキメやらが入りつつも"予想よりストレートで素直な曲だな"というものだったがここを聴いて一変。これが現在のUNISON SQUARE GARDENだと言わんばかりのぶちかまし展開、、見事に欺かれました。というか”げに”って古語だよね？ｗ
・ボ→ここの歌詞、全部多々良のことだ。すごい。警鐘は恐らくリードの在り方についての葛藤。でしゃばってヘラついて～ってのは兵藤組の振り付けかましちゃったり中々図太い所とか臆病な性格に嫌気が差しているのは自分自身だという自意識に怒るシーンから来ているのかな。安易な想起も想像ができないのもその怒りに繋がる。相応だ！派手なやつをくれってのはby清春だと思うとちょっと笑える。
2Aメロ:振り返るのは性分じゃないなんてとんでも無いので検証を続けます これが喧々粛々囂々の成果だね ほらたくましい！ 地味だって指さされても
・ユ→Aメロの詰め込みから曲調は落ち着いたはずなのに歌の方は息継ぎがてんで無いじゃんか！心配です！see seeって感じ。喧々粛々囂々の語感の良さがとても好き。
・ボ→現時点だと若干ネタバレになってしまうのだが検証は多分アレを指しているはず。喧々粛々囂々ってのもまた多々良とちーちゃんの夫婦喧嘩もとい議論の様子を表した見事な田淵フレーズ。富士田組覚醒の兆しがみられる。
2Bメロ:願えばきっと叶うなら 苦労なんて辞書にはないだろうね 努力だけじゃ未来は保てない 目の前の希望を頼って拾って重宝したら一歩先へ
・ユ→もうユニゾンファンには伝わるであろう圧倒的田淵智也感溢れる歌詞。決して甘いことばかり歌うのではなく現実も見せつける。言葉の表現は回り道してるのに言いたいことは真っすぐに届くこの感覚が最高。一歩先、サンポサキが出ているので二歩目の曲も聴きたくなる。
・ボ→目の前の希望であり一歩先にいるのは周りのライバル・仲間・友達である彼らのことかな。努力だけじゃ未来は保てないってなかなか噛み砕くのが難しい言葉だなぁ。
2サビ:叫びだすheart heartに従って我を行け美しい人よ つっかえてももしかしてInvisible Sensation そこにしかそう転がってないかもね だから空気空気両手に掴んで咲き誇れ美しい人よ そのままペースアップしてInvisible Sensation大胆なモーションに終始して
・ユ→フレーズのせいで1番のサビと微妙にメロディが変わっていて歌いにくそう。転がっていないかもねは10％ rollって解釈でいいんでしょうか。
・ボ→”叫びだすheart heartに従って我を行け”が感情で踊る多々良、”我を行け美しい人よ”が我の強いちーちゃんって見ると面白い。
Cメロ:どうしても消えないままの残酷時計は真実を指しているから厳しくも見えるだろう だけどいつか誇れるくらいには人生はよくできている だから、生きてほしい！
・ユ→2番サビから間髪入れずにCメロ、忙しい。時計って聞くと"あの数字"以外浮かばないけどどうなんだろうか。時計は23時半の5分前で永遠のように止まる曲、真実なんかなくて現実が無数にあるだけの曲と現実なんてこんなもんさって歌う曲が全部繋がるならめちゃくちゃ熱い。いつか誇れるくらい人生はよくできているから生きてほしいってのはそれを最も体感しているであろうバンドからの最大限のメッセージでしょう。泣ける。後に続く間奏からギターソロの余韻を残しつつラスサビに入るシビアな展開にも痺れる。
・ボ→あえて曲解すると、順位やら判定が試合では真実になってしまうから苦しむこともあるだろうけどいつか笑える日が来るよって感じ？応援の言葉には違いない。難しい。
サビ:高らかに空気空気両手に掴んで咲き誇れ美しい人よ そのままペースアップしてInvisible Sensationその意気だ圧倒的すぎるやつをくれ だから空気空気両手に掴んで咲き誇れ美しい人よ そのままペースアップしてInvisible Sensation 大胆なモーションに終始して 一心同時代なんて気取っちゃって take the way
・ユ→オンドラムスタカオスズキィィィィィイ！！！！！！！！！！！って感じ。。初めて聴いたときニヤニヤが止まらなかったキメッキメドラム！バスドラ、ハイハット、スネア、タム、ライド、その他大勢のシンバルの皆さんのありとあらゆる音が襲撃してくる感、それでいてしっかりブレイクも挟まっている。圧倒的すぎるやつをくれている。スラップ入ってるのも最高。きっと知らないうちにキメドラムがどんどん進化すると思うので期待。あと誠心粛々誠意、喧々粛々諤々に続く一心同時代とかいう熟語掛け算シリーズが最後にも入ってて抜け目がない。歌以外の話ばかりだが改めてのじゃじゃ馬？を乗りこなす(歌いこなす)斎藤宏介、すごい。
・ボ→一心同時代(一心同体)は最早言うまでもなくカップルのこと、1期OPのtake me outが2期EDの最後にtake the wayに変わるのはパートナー本位だった多々良のリードが自分本位の競技ダンスとしてあるべきであろうスタイルに変わっていったことと読み込むことができるのでは？？！
敬体に戻ります。
～さいごに～
OPで聴く90秒とフル尺では全く印象が変わる面白い曲でした。10％は割と王道な構成だっただけに尚更。歌詞をよくみて考えるとUNISON SQUARE GARDENがボールルームへようこそを表現した曲だっていうのがより一層伝わってきます。10％の方もとある歌詞に原作のとあるシーンがダイレクトに反映されてて、やっぱり田淵智也最高だなってなりました。（アニメでは19か20話くらいで出てくるであろうアレです、伝われ）
残酷な時計のくだりはこれ書いてたら思い浮かんだんで思わずtwitterでも呟きました(笑)
来週はfake town babyも楽しみだしライブもあるので耳が幸せです。ライブの感想記事も書くのでまた読みに来てください。お読みいただきありがとうございました！
